トヨタUKが『頭文字D』に登場する藤原とうふ店のパンダ・トレノをイメージしたGT86イニシャルD コンセプトを発表しました。
講談社の『ヤングマガジン』に掲載された『頭文字D』によってAE86の人気が再燃したのは20年ほど前でしょうか。軽量コンパクトなスポーツカーを現代に蘇らせるのに、トヨタは86というネーミングまで復活させたし、マンガの力ってすごいですよね。
主人公はたしかその後、スバル・インプレッサに乗り換えて(というあたりで僕の記憶は途絶えているのですが)、いつかスバルとともにWRCに参戦してくれるんじゃないか、なんてストーリーの展開を期待していたんですけど、峠を卒業しないうちにスバルがWRCから撤退することになったりして・・・主人公がその後どんな運命を歩んだのか、トヨタも参戦するし、第2章の連載再開を期待したいものです。
トヨタUKによればコンセプトカーは、カッティングシートによってパンダ・カラーを再現しただけではなく、特注された黒のRSワタナベ製「F8」ホイール、TRDサスペンション、カーボン製ボンネット、フジツボ・マフラー、クスコ製ストラットタワーバーなどを装着して、あの伝説の86を再現したそうです。
原作のバトル・シーンに新しい86が加わったコラージュも制作されました。ここは榛名山かな? そのうち海外から走り屋の人たちが聖地巡礼に来たりして!
このGT86 イニシャルD コンセプトは今年の夏にイギリスで行われる様々なモータースポーツイベントの会場に展示されるそうです。