フォルクスワーゲンの最後のラリーで気合いが入りすぎたのか、ラトバラがオーストラリアのSS1でクラッシュ。これで優勝はノーチャンスになってしまいました。
オジエはともかく、ラトバラとミケルセンにとっては、VWの最後の一戦だったという以上に、来季以降のシートを見つけるために自身をアピールする最後の機会だったはずです。
この結果、おそらくラトバラは今季をドライバーズ選手権6位で終えることになるでしょう。2008年にストバートから MスポーツWRTに昇格して以降、ワークスドライバーのキャリアとしては最悪のシーズンになりそうです。下り坂だという評価を下すつもりはありませんが、もし今、この瞬間に、来季、ラトバラとミケルセンのどちらを起用すべきか悩んでいるチーム代表がいたら、この結果はどう映るでしょうか・・・。
さてさて、ラリー・オーストラリアは二日目の朝のループが終わったところです。パッドンがナンブッカのロングステージで恐るべき速さを見せて優勝争いに食い込んできました。オジエはミケルセンからほとんど遅れることなく続いており、午後のループでどれだけ差を縮めてくるのか楽しみな展開になっています!