2011年4月アーカイブ

そこそこ速い事は確か(^^;)。

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 ついこの間、『桜が咲いた〜♪』なんて喜んでいたら、もうゴールデンウィークなんだって。ボ〜っとしてると、あっと間に一年なんて終っちゃいますね。WRCだって、来週開催のサルディニアでもう第5戦目ですよ(^^;)。

 そのサルディニア、これまたずいぶん先だと思っていたMINIジョンクーパーワークスWRCのデビュー戦です。ってな訳で、ラリーXモバイルでは、MINIデビュー記念特集として『特集:MINIソコソコ速い?』が公開されました。

 第一弾はMINIのワークスドライバー、クリス・ミークのインタビューです。デビュー戦を前にしても浮かれる訳でなし、かなり冷静に現状を語ってくれています。インタビュー中で彼が指摘した『ポルトガルでのアラウジョとトップWRカー勢のタイム差』を比較するデーターも掲載しましたので、合わせて読むと興味倍増ですよ(^^)。

 この後、チームマネージャーのキャンベル・ロイ、そして技術顧問のデビッド・ラップワースのインタビューも控えています。2008年のスズキ以来の新規マニュファクチャラーMINI、そのデビュー戦前にご一読を!

 そして、本日からサルディニアのウィナーズダービーの募集もスタートしています。今年はローブ鉄板体制が崩れているからか、的中者が大幅減となっております(^^;)。つまり当てれば賞品ゲットの可能性も大きいということ。トップ3を予想して送信するだけなので、是非参加してみて下さい!


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あの日に帰りたい。

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 本日アップされたニュースが、かなり面白いです(^^;)。『MINIに行っても、ダニエル・ソルドならば上手くやれる』とセバスチャン・ローブが太鼓判ってな内容なんですが......。このニュースの何が面白いって、ローブがチームメイト時代のソルドを、かなり懐かしそうに振り返ってるんですよね。しかも、ソルド的には相当に失礼な発言で (^^;)。

「彼はセカンドドライバーに徹して、 ボスに言われた通りの事を容易に受け入れていた。僕が彼より速いことも受け入れて、僕に勝とうとしなかった」

 ローブのコメントの要約です。確かにそのまま2007〜2009年のシトロエンの状況を現しているんだけど、ソルドに対してあえて今言わなければならないことかと (^^;)。とは言うものの、ソルドは一度でもローブに勝とうと挑んだ事があったのかなぁ......。2008年のカタルニアは、本気で最後までプッシュすれば、可能性があったような気がするし。でも、ソルドにソレをするだけの根性はなかったのかな。

 裏を返せば、今のシトロエンには従順なセカンドドライバーなどは存在せず、毎戦毎戦鼻息荒くガツガツ攻めて来る野心満々な彼がいるわけで、ローブにとっては猛烈に居心地が悪いんでしょうね。今年でシトロエンとの契約も終るし、移籍もあっちゃたりするかも。

 シトロエンでキャリアをスタートさせて、シトロエンでキャリアを終えると思われていたローブ。5月5日に参戦を発表すると言われているフォルクスワーゲンのラインナップにサラリと加わっていたりして(^^;)。


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だってミカルが言ってたもん。

 初夏ばりに暑かった本日の東京。「こんだけ暑けりゃ、花粉も飛んでいないに違いない」なんて能天気にもマスクを外したら、壮絶なクシャミを連発。ゴールデンウィークだというのに、今年の花粉はしつこいうのう(よぼよぼ)。

 さて、気がつけば来週はWRC第5戦サルディニア。MINIジョンクーパーワークスWRCの実戦デビューやら、フォルクスワーゲンのWRC参戦など、話題ドカ盛り状態です(^^)。しかも、今回はそれだけじゃないぞ〜。

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 三菱ファン希望の星ラリーアート・イタリーが、遂にランサーエボリューションX R4をWRCに投入するぜぃ。

 凄いのか凄くないのかイマイチ分からないR4規定ではあるけれど(^^;)、テストを担当したミカル・コシューツコはこのマシンを大絶賛。「R4仕様ランサーならば、S2000とも充分戦える!」とな(詳しい褒めっぷりはニュースを見てねん)。

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 コシューツコ、去年はSWRCでフォード・フィエスタS2000とシュコダ・ファビアS2000、今年はPWRCを三菱ランサーエボリューションXで戦っています。そのコシューツコが、かなりハッキリと「ランサーR4は使える」って断言しているんだから、グループNと比較して、かなり速いのかも。

 とにもかくにも来週末のサルディニア。眼鏡っ子、マティ・ランタネンがドライブするランエボX R4に注目です。


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合い言葉は『MR』。

 WRCはそもそもヨーロッパ選手権が発展して成立したものなので、どうしても何かと欧州中心に考えがち。まぁ、主宰者も、参加者も、開催地も、ヨーロッパばかりなので、当然と言えば当然なんですが(^^;)。

 とはいえラリー競技は世界中で開催されているわけで。各国選手権にはヨーロッパのメインストリームでは絶対に見られない、味わい深いクルマ達がたくさん出ています。そんな訳で本日紹介するのはアルゼンチン選手権です。

 アルゼンチンといえば、現地で生産されたルノー12やらルノー18が、90年代までWRCにも大量参戦していました。近年はランサーやらインプレッサが普及(?)して、アルゼンチン固有種が絶滅したかと思いきや、国内には希少種(アルゼンチン独自のMR規定=マキシラリー)が、ウジャウジャいます。その代表格が、コレ。

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フォルクスワーゲン・ゴルMR。

 昨年の10月にデビュー以来、今年もガブリエル・ポッゾのドライブで参戦しています。それ以外にもマルコス・リガトが、こんなクルマで出ています。

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シボレー・アジャイルMR

 WTCCにでているクルーズの面影があって、なかなかカッコヨス。そして、先日の第2戦ラリー・ヴィラ・ドロレスで優勝したクラウディオ・メンツィがドライブしたのは、このマシン。

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フィアット・グランデプントMR

 一見、アバルト・グランデプントS2000に見えなくもないけれど、よ〜く観察すると5ドアだし(^^;)。ちなみに今回の優勝は、MRマシンによるアルゼンチン選手権初勝利だそう。この手のマシンが、普通にWRCに出てこれるようになると、かなり面白くなるんだけどな〜。


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みたび、ヌービルを語ってみる。

 青田買い大好きっ子のイヌスケが、当Blogで地味に推し続けているのが、この人。

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ティエリー・ヌービル(22歳)。

 先日のIRCカナリアスでユホ・ハンニネン、ヤン・コペツキのシュコダ・ワークス勢に続く3位に入って、「彼は成長した!」と先輩のロイクスからもお褒めの言葉を貰っています。とはいえ、ご存知のように彼はベルギー人。ベルジャンに関しては、ラリーファンならば、よくよく知っている法則がありまして......(^^;)。

『ベルギー人WRCで大成せず』

 どんなに期待されていても、どんなにスピードがあっても、なぜかベルジャンはWRCで成功しないんですよね(^^;)。ブルーノ・ティリー、フレディ・ロイクス、フランソワ・デュバル......。トップワークスに長年所属しながら、この3人で挙げたWRC勝利は1勝のみ(2005年オーストラリアのデュバル)。

 フォード・ワークス時代から脇役感の強かったティリーはいざしらず、ロイクスにせよ、デュバルにせよ、デビュー当時は『次世代を担うのはコイツだ!』と周囲から凄まじい期待をされていたものです。

 1995年当時、ロイクスではなくリチャード・バーンズが、2002年当時、デュバルではくミッコ・ヒルボネンが、彼らを上回る成績を残すと予想した人はいなかったんじゃないかなぁ......。まぁ、ロイクスとデュバルでは事情が違い過ぎるし、ロイクスはその後IRCで大活躍したから、そんなに悪いキャリアじゃないと思うけど。

 そして、ヌービル。セバスチャン・ローブの引退もそうと遠くない事を考えると、PSAにはセバスチャン・オジエに続く若手もいないので、来年あたりシトロエンから抜擢される予感がひしひし。

 調べてみたら、2008年の段階でヌービルってピレリ・スタードライバーの選考オーディションに参加していたのねん。そろそろ、某ベルギー人ジャーナリストが、『ラリーXの日記にコイツはどうだ?』って薦めてきそう(^^;)。果たしてヌービルはベルジャンの法則をぶち破れるのか、これからも生暖かく見守っていこうと思います(^^;)。

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 最近の若者はみんなこのマイクの持ち方するな(^^;)。


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サイトリニューアル♪

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 すでにお気づきの方も多いかもしれませんが、ラリーXモバイルの公式サイトがリニュールしましたよ〜! トップページはドドーンとセバスチャン・オジエ仕様に衣替えされて、twitterの小窓も装備されました(^^)。

 そして、スマートフォンの告知もガッツリ載っております。詳しいサービス開始のスケジュールは、決まり次第サイトでお知らせするので、スマートフォンユーザーの皆さん、もうしばらくお待ち下さいませ。

 そうだ、この機会なのでコレにも触れておこう。

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 リニューアル前の公式サイトや、twitter、ステッカーなどでお馴染みとなっている、このラリーXモバイル公式キャラクター。実はラリーXモバイルの名刺にも印刷されているんですが、至る所で『ご自分の顔をサラ・イネス先生に描いて頂いたんですね(ニヤニヤ)』と言われます。

 これ、僕じゃありませんよ!(今さら)

 サラさんの『大阪豆ゴハン』に登場する久世君です(ですよね)。ってことは、あの某有名ラリードライバーが元ネタであって、断じて僕じゃないのです。メガネもヒゲもないのに、何度も何度も言われるんですよ (^^;)。まぁ、確かに輪郭が似ているような気もしないけれどさ......。


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鬼の居ぬ間に......。

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 プロドライブ、元気だよな〜。世界中でMINIジョンクーパーワークスWRCをガンガンに売りまくってますよ(^^;)。

『WRCに参戦中のマシンで手一杯!』なフォードと、『最初からプライベーターなんぞに売る気はありません』なシトロエンを尻目に、ヨーロッパ、アジア、オセアニアで猛烈なセールスを展開中。WRカーはもちろん、1.6仕様のS2000で、プライベーターが購入可能なマシンって、現状MINIだけなんですよね。

 WRカー仕様はデビューしていないものの、ポルトガルでアルミンド・アラウジョが見せたS2000仕様のパフォーマンスが効いたんだろうな。エンジンに初期トラブルはあったけれど、それなりのドライバーが乗ればそこそこ速いし、しかもS2000→WRカーへのコンバージョンが超簡単(98%のパーツが共通化)。WRCで優勝争いを考えているならいざしらず、プライベーターには頃合いの良いマシンと言えるかも。

 プロドライブはスバル時代のコネクションを活かして、グループN&WRカーに乗っていたユーザーに片っ端から声をかけている様子です。S2000とほぼ同じ価格でWRカーにもなるんだから、そりゃ売れるだろ〜。この先、フォードやらフォルクスワーゲンが体制を整える前に、ガンガンに売っておこうって魂胆なんだろうな(^^;)。

 S2000ベースという現行WRカーのキモとも言えるレギュレーションを、ガン無視中のシトロエンの姿勢を見るに(せめてプジョー207S2000に1.6仕様を出してくれ)、プロドライブ&MINIには是非とも大成功して欲しいんですよね。そうすれば、彼らの考え方が変るかもしれないし(変らないか(^^;))。


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デルタとスイフト。

 まだまだ出走順に関する議論は終息の気配が見えません(^^;)。何度も書いていますが、誰もが納得する事なんてありえないんだから、そう簡単に解決する訳がありませんよね。それにしてもクジはなぁ......。先頭スタートを連続で引いて激怒しているペターが見えるようだ(^^;)。

 とにもかくにも、シーズン中にルールを変えるのだけは止めて欲しいな。メキシコでノーポイントを記録したセバスチャン・オジエが浮上して、選手権争いが僅差になっているのも、現行ルール(あとはパワーポイントか)あっての事だと思うしね。

 さて、ちょっと前の話になるんですが、先週開催されたIRC第2戦ラリー・イスラス・カナリアス。このイベントに気になるマシンが走っていました。

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コレ。

 レプソル・カラーのスズキ・スイフトS1600(ホアン・ヴィニエス)です。カッコイイ! そもそもスイフトはマイフェバリットS1600の上に、鉄板カラーリングのレプソル。『これはアガル!』なんて思ってたら、このBlogでお馴染み元スズキ・スポーツヨーロッパ(現モンスター・スポーツヨーロッパ)の石井氏が携わるプログラムでした(^^)。

『93年当時のランチアと同じレプソル・カラーを纏ったスイフトを走らせる事が出来ているのも、単なる偶然ではないと信じて、頑張っています』と、ランチア・マニアを公言する石井さん。

 いや〜、石井さんのチームだけあって(サインツのデルタより)ワークス感ありまくり。日本の地から、コッソリ応援しますね。いつか、どこかの現場で取材できるといいな〜。......カタルニアに行っちゃうか(^^)。


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トナが見たヨルダン。

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 ペター・ソルベルグ・ワールドラリーチーム(PSWRT)、トナの『From Our Service Park』ヨルダン編が公開されましたよ(^^)。

 ドライバーやコドライバーの状況は日々伝わってきたけれど、サービスパークの設営やらスケジュールを組み直すチームスタッフも相当大変だった様子(当たり前か)。とはいえ、船が到着しない限りすることもなかったようで、日曜日〜水曜日までは死海のほとりで望外のホリデーを満喫したそうです(^^;)。

 トナの日記、そして中東方面からのニュースを見るに、この時期のヨルダンでよくラリーができたよなぁ......と改めて思ってしまいますね。そして、来年のWRCにはヨルダンに代わってアブダビがカレンダー入りしているのは周知の事実です。

 今回のヨルダン開催にも最初から反対だったシトロエンは、『アブダビなんて行きたくない!(シトロエンも売ってないしさ!)』と文句を言ってるし、かたやフォードはメインスポンサーのアブダビ開催ですから、当然両手を上げての大歓迎(^^;)。

 アブダビに関しては、イベントのビジネスプランの承認がカレンダー入りの条件となっているので、今後の中東情勢次第では......ってな可能性もあるかもしれませんね。

 ちなみにトナ的にはペターのリザルトを含めて、『今回のヨルダンはキャンセルで良かったかも......』と思ったようです(^^;)。


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正解探しは続く。

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 FIAってば、今シーズン中にスターティングシステムを変えそうな気配ですよ。

 まぁ、スタート順に関しては"正解!"ってのがないんだよなぁ......。と、申しますのも、現在のシステムだって、当時「このままじゃラリーがツマラン!」と言われて2008年から導入されたもの。

 当時は、Day2(あの頃はレグ2か(^^;))以降は、トップ15がリバースでスタートしていました。2日目以降はトップを争うクルーは、ほぼイコールコンディションで戦えていたんですね。

 このシステムでは、一度独走体制に入られると、止めることがほぼ不可能になります。しかも2日目以降の逆転が難しくなる上に、最終日が「サンデークルージング」になってしまう局面が多々見られていました(セブが口癖のように言ってましたよね(^^;))。

 2008年はセバスチャン・ローブ絶好調時代。前年まで唯一対抗していたマーカス・グロンホルムが引退したこともあって、ローブ独走を阻止するべく導入されてたと噂されていました。実際、FIAの目論見通りサンデークルージングはなくなったけれど、セブの独走は止められなかったよな......(^^;)。

 シトロエンの某監督は、『初日からリバースにせよ!』なんて言ってます。ま、強いドライバーが有利なスタートポジションを得るのは、当然の権利かもしれないけれどさ。例えば今年のスウェーデンでマッズ・オステベルグが見せたような、番狂わせは皆無になるでしょうねぇ......。

 そういえば、リバースオーダーも、余りに激しいスタート順戦略を防ぐために導入されたんですよね。冒頭で書いたように、「誰もがハッピー!」という解決策はありえないと。そんなのあったら、とっくに導入されてるだろうし(^^;)。


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豪華なコンビですぞ。

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 よ〜やく発表されましたね〜。そうです、日本のラリー界のトップ2、新井敏弘&奴田原文雄のふたりがインターコンチネンタル・ラリーチャレンジ(IRC)に、スバル・インプレッサWRX STIで参戦しますよ〜! しかも、R4仕様ですぜ(現在公認取得中)。

 STIが発表しているだけあって、R4なのにワークス感がビキビキにありますね。トシ号が青くなかったり(去年のIRCでは白かったけどね)、ヌタ号が白かったりと、まだ見慣れません(^^;)。奴田原さんのインプはアソレスの頃に、アドバン・カラーになるんだろうな〜。

 っていうか、そもそもインプレッサの前で微笑む奴田原さんって事実に慣れるまで、もう少し時間が必要かも(^^;)。まぁ、去年のラリージャパンで、フォード・フィエスタR2に乗っていますからね、あくまでも僕自身の問題ですな。

 とにもかくにもトシ&ヌタの参戦によって、IRCがこれまで以上に日本で注目されるのは間違いなし。あとは以前予定されていたIRCの日本開催を切に願う次第です。ふたりの参戦がIRCに与えるインパクトって小さくないと思うんですよね〜。ってことで、ユーロスポーツ様、ゼヒに(^^)。


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日本限定内緒話。

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 先週の土曜日にフィニッシュしたヨルダン・ラリー。ヨーロッパに戻ったセバスチャン・オジエから早速日記が届きましたよ(^^)。という訳で、『セバスチャンン・オジエの天下取ったる!』ヨルダン編がアップされています。

 今回は、もちろん0.2秒差という世界最僅差ラリーの顛末をじっくり語ってくれています。平静を装っていたものの、かなり色々あったようです。そりゃ、そうだよな。最終ステージ前に0.5秒差なんて状況で、落ち着いてなんていられませんって。

 それにしても、去年からチラチラ垣間見えていたけれど、オジーは本当に出走順コントロールが嫌いなんだろうな。『先頭に突っ込んで負けても本望』的な。そういえばペースコントロールを巡って、コドライバーのジュリアン・イングラシアと壮絶なバトルをカマしていたこともあったしね(^^;)。

 そのオジエ、今回の日記である秘密を暴露しています。シトロエンや、本国にバレるとちょっと困ったことになるので(^^;)、本人も頼んでいる事だし、日本のファンだけの秘密にしておいてくださいませ。


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スマートフォン仕様開発中!

 ラリーXモバイルから重要なお知らせですよ〜!

 遂に、ラリーXモバイルに、スマートフォン仕様が登場します! 今後、詳しいスケジュールをお伝えする事になると思いますが、Android/iPhone同時にスタートする予定です。

 開発中の画面はこんな感じ。

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 おぉ、カッコイイ(^^)。もちろん開発中なので、色々変わりますが、もうしばらくお待ち頂けるとありがたい限りであります。

 今後、詳しい情報等は、ラリーXモバイル公式サイトでお伝えして行きますので、マメにチェックしてみて下さいませ。


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続、ラリー村から日本の友人へ。

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 WRCヨルダン・ラリーがコンマ差バトルを展開していた頃、スペインではインターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ(IRC)第2戦ラリー・イスラス・カナリアスが開催されていました。こっそりとシュコダのユホ・ハンニネンがターマック初勝利を決めています。

 実はこのイスラス・カナリアスで、東北大震災の被災者に向けたチャリティーイベントが開催されました。

 ラリースタート前の金曜日に『チャリティーラン』として、ドライバー、チーム関係者、メディアの皆さんが、浜辺を500m疾走。参加者200名が5ユーロを払って、総額が被災地支援のために寄付されています。

 優勝したのはアンドレアス・ミケルセン。2位にはハリー・ハントが入っています。ミケルセンは、「日本を支援するために我々にできることはこれくらいしかない」なんて言ってくれたそうです。今もこうやって、ラリー村から日本へのメッセージが届くって、本当にありがたいなぁ......。

 写真の一番手前にいるのはルイス・モヤだと思うんですが、凄まじい汗ですね。他の若手ドライバーは涼しい顔しているのに(^^;)。


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0.2秒差とは痺れるね。

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 ホントに凄まじいバトルでしたねぇ......。ヨルダン・ラリーは、最終の1個前のステージでヤリ-マティ・ラトバラがセバスチャン・オジエを0.5秒差で逆転。そして、最終ステージでは、オジエがラトバラを0.2秒差の再逆転!スプリットタイムを見ながら、『ウギョ』なんて声にならない声で叫んじゃいましたよ(^^;)。

 ちなみに、近年で最も僅差だったのは2007年のニュージーランド。この時はマーカス・グロンホルムがセバスチャン・ローブを0.3秒差で破りました。

 昨日のBlogでも書いたけれど、オジエって "漢"ですよねぇ。ルーズグラベル山盛りのヨルダンのステージを前に、出走順を使わず激走(ローブのミスはあったけれどね(^^;))。しかも、後ろにはチャンピオン様が虎視眈々と構えているのに! で、一度は逆転されながら、最後の最後で再逆転。いや〜、痺れました。

 これで『日記のの●い』は、ふっ飛ばしたでしょ(^^)。今からオジエ日記を読むのが楽しみです(遠距離イベントだし、火曜日くらいに到着かな)。そうそう、来週の月曜日にラリーXモバイルから、大切なお知らせがあります。このBlogにアップしますので、お楽しみに〜!


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100kmで30秒は、ありやなしや。

 短縮版ヨルダン・ラリーは予想通り、Day2最終ステージのヨルダン・リバーでトップ4人によるポジション合戦が勃発(^^;)。結果、ただひとりぶっ飛ばした漢、セバスチャン・オジエがトップで初日を終えています。

 セバスチャン・ローブがスローダウンの上にミスをカマしたために、ヤリ-マティ・ラトバラとペター・ソルベルクのふたりはさらにスローダウン。首位のオジエに対して約30秒差で3人は最終日に挑む事になります。

 で、Day2に残されたのは 115.26kmkm。これは何とも微妙な距離だなぁ(^^;)。セブ(1号の方)は、15秒差があれば先頭スタートを選ぶと言っていたけどノノ。30秒はひっくり返せるんだろうか。で、ポジション的に一番有利なのは4番手スタートのペターだけどノノ?

 はっ、もしや先輩が後輩をフォローするために、あえて過剰にスローダウンして、ヤリマテやペターを撹乱した!? いやいやまさかね〜、絶対にないと言いきれますな(^^;)。

 とにかくヨルダン最終日、四つ巴の戦いは、激しく楽しみってことで(^^)。

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 ちなみにヨルダンの初日はキミ・ライコネンも好走してまして、もっかのライバルのマスーを抑えて6位につけています。しかもキミってばSS7後のインタビューでご機嫌の余りサムズアップまでしたらしいぞ(^^;)。「あの、キミが!」と色めきだったものの、直後のSS8ではノーコメント。サスガ。


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●ャニーズなストバート。

 なんだかんだと大変な事になっていたヨルダン・ラリーですが、結局木曜日に予定していたDay1が、そのままキャンセル。2Dayイベントとして開催されることになりました。

 一日ずつスケジュールが後ろ倒しになったので、木曜日にシェイクダウンが行なわれたんですが(ペターがベスト!)、これって実はいつも通りの日程なんですよね(^^;)。

 とにもかくにもラリーは、明日金曜日の9時03分にSS1がスタートします。日本とヨルダンの時差は6時間あるので、15時03分には携帯の前に待機しましょう(日本語として変だな(^^;))。

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 写真は昨日のフォード軍団水着ショットに思わぬ反響があったので、アップできなかった一枚をどうぞ(^^;)。ストバートの3人がジャ●ーズばりに、プールでキャッキャとやっています。マスーのカメラ目線の笑顔が明星の表紙のようだ。

 フォードって、たまにこの手の写真をアップするよな〜(^^;)。


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遊ぶしかないわな。

 ニュースでも続々と情報がアップされていますが、相変わらずサービスパークに機材が到着していないヨルダン。船のエンジントラブルの上に、嵐までやってくるとはねぇ......(^^;)。チームはグループNを待つのを諦めて、レンタカーの4WDでレッキを敢行したそうです。

 スケジュールは未だ流動的なようで、昨日のBlogで書いたDay1キャンセルもまだ確定ではない様子。まぁ、水曜日の段階でサービスが影も形もないことを考えると、どう考えても木曜日からラリーをスタートするのは不可能でしょうなぁ。

 さて、せっかくヒマが出来たということで、フォードの皆さんが恒例の死海でプカプカを敢行しましたよ。

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 チーム愛あふれるミッコ(^^;)。

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 参加者はヤリマテ、マッズ、マスー、ヘニング、ミッコですかね。

 それにしても右から2人目のドスコイっぷりが......。弟から、『やつは食べ過ぎ』とダメ出しされるのも納得の貫禄(^^;)。それと、死海の泥パック(?)ってツボに入ってるんですね(^^;)。

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 たった一枚の写真でも笑顔を生むってことで(^^;)。ありがとう、ヘニング。


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ガラ〜ン。

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 ヨルダン、とうとう木曜日のステージがキャンセルになってしまいました。写真はペター・ソルベルグ・ワールドラリーチームのサービス予定地です。火曜日の段階で、あるのは場所を示す立て看板のみ(^^;)。

 機材を積んだ船は今も地中海を航行中で、イスラエルのハイファ到着は現地時間の本日20時。翌朝通関して、ヨルダンのサービスへに到着するのが水曜日の夜。木曜日にレッキとサービスの設営......って、本当に金曜日からラリーをスタートできるんか(^^;)。

 同じくDay1が中止になった2007年のアルゼンチンで、アドレナリンを吹き出しまくっていた当時の編集長ヒラを思い出すな〜(^^;)。今回もレアな状況にメディアの皆さん、張り切りまくってるに違いない。

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 デッドシー界隈は不穏な空気が漂っていますが、イギリス・オックスフォードでは昨日MINIジョンクーパーワークスWRCが発表されました (^^)。リヤウィングの辺りに青いマシンの面影がチラチラするけれど、かなりかっこいいかも。

 それに、フェンダーがブラックアウトされて、レーシーな後付感がたまりません。とは言え、ソルドは「今年は勝負できないかもな〜」なんて言っているので、今年いっぱいは生暖かく見守る必要があるかもしれませんね(^^;)。


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カッコイイやないの。

 本日、イギリス・オックスフォードにおいて、MINIのWRC正式参戦発表会が開催されます。まさに今ちょうど現地で発表会が進行していて、チラチラ写真が上がって来ていますよ(^^)。

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 こちらは、なぜかゴロゴロしているダニエル・ソルドとクリス・ミーク(^^;)。ゴロゴロはさておき、MINIのレーシングスーツが明らかになりました。ブラック&レッドにチェッカーのモチーフ。シトロエンやフォードとも被っていないし、かなりカッコイイやないの。

 ジョンクーパーワークスWRCのカラーリングも、かつてのミニ・クーパー時代へのオマージュとして、レッド&ホワイトになるとのこと。なんだかワクワクしてきましたね〜。

 ポルトガルでS2000仕様をドライブしたアルミンド・アラウジョの活躍を見るに、WRカー仕様もなかなかのパフォーマンスを持っていそう。トラブルが発生したエンジンの開発がキモになるのかな? BMWがWRC用のエンジンを開発するのって、80年代のM3以来ですよね?

 さて今週末、っていうか3日後にスタートするWRC第4戦ヨルダン・ラリー。レッキ車やサービス機材を積んだ船が、未だイスラエルのハイファに到着していません(^^;)。なんでもエンジントラブルで、船が相当にスピードダウンしたみたい。現時点でフォードのハッピーアワーが中止になったし、このままだとシェイクダウンもヤバい......?

 続報はニュースでお伝えして行きますので(そろそろダッキーからの『こぼれ話』も届きそう)、お見逃しなく!

 MINIのウェア、何かに似てるかと思ったらF1のヴァージンのウェア(去年のヤツ)だ!


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分かっちゃいるけど、アブダビ。

 未だ発表されない2012年のWRCカレンダー。ようやく週明けにも明らかになるようです。が、やはり欧州圏外ラリーは嫌われるようで、ラリージャパンは入っていない様子。参戦マニュファクチャラーがいない状況だと、仕方がないのでしょうね。

 漏れ伝わるカレンダーを見ると、欧州圏外にも関わらずアブダビが入っているようです。フォードのメインスポンサーで、WRCを盛大にバックアップ。ま、当然か(^^;)。そもそも2011年の暫定カレンダーの段階で入っていたんですよね、アブダビって。

 現時点でどんなラリーになるかは分かりませんが、『砂漠にフィンランドのようなステージを作ろうぞ!』と当時は息巻いてましたよね。ザクザク出てくる打ち出の小槌を持っている彼らが、どんなイベントを用意するのか。楽しみなような、怖いような......(^^;)。

 ちょっと心配なのは、現時点でアブダビは中東選手権に組み込まれていないんですよね。ホントにぶっつけ本番でWRCをやっちゃうのかな。いやいや、いくらFIAでもそれは許さない......よね(^^;)。

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 写真は一週間前ですが、APRC開幕戦マレーシアでのアリアスター・マクレー組。『がんばろう日本、Thank you for your support』と、メッセージを送ってくれました(^^)。


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月曜日はプカプカで。

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 セバスチャン・ローブのセバスチャン・オジエのガチンコ発言にハラハラしつつ(ニュースを読んでね)、来週末はいよいよWRC第4戦ヨルダン・ラリー。

 予断を許さない中東情勢を受けて、一時はキャンセルも検討されていましたが、ロジスティクスに関してはシリア・ルートからイスラエル・ルートに変更して、無事開催にこぎ着けました。

 ところが、急遽輸送ルートを変更したことで、当初日曜日に予定されていた機材の到着が月曜日になったそうな。ってな訳で月曜日からスタートするはずだったレッキは火曜日に変更。

 いつものラリーであれば火曜日からレッキスタートで何の問題もないんですが、ヨルダンは木曜日にDay1がスタートして、土曜日にフィニッシュすることになっています。

 火曜日と水曜日にレッキを行なうと、シェイクダウンは水曜日の夜? ヨルダンのステージで夜にシェイクダウンなんてできるですかね(^^;)? ラリー全体のスケジュールを後ろにずらす訳にもいかないし、さてどうするんでしょ。

 ってな訳で、現時点でスケジュールが一日前倒しなヨルダンは、いつもより少し早めに事前情報がアップされています(この調子だと遅れるスケジュール全体が遅れる可能性もあるのか(^^;))。ウィナーズダービーへの参加、お待ちしてますよ〜(^^)。

 写真は死海でプカプカするヤリマテ。レッキが延期されたことで、月曜日がホリデーになったし、ドライバーの皆さんは今年も死海やら遺跡巡りをエンジョイするんだろうな〜。


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あの日のポロは。

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 フォルクスワーゲンは、サルディニア(かドイツ)で、WRC参戦を発表するようですよ(^^;)。『もう、いい加減にしろ』と聞こえてきそう。まるでラリーXモバイルが大ウソを振りまいているようですが、本当に情報筋から、『フォルクスワーゲンが近々WRC参戦発表する』なんて噂が流れているのです。

 思えば2年前のドイツくらいから、延々延々延々このニュースに振り回されている気がしますが、これだけ不発連発でも、フォルクスワーゲン側から『参戦はない』とコメントが出てこない所をみると、やっぱり何かはやっているんでしょうねぇ......。

 とはいえ個人的にサルディニアはないんでないの、と思っています。いくらフォルクスワーゲンが空気を読めなかったとしても、MINIの正式参戦スタートにぶつけて来る事はないと思うんですよね。となると、やっぱり8月のドイツか......。

 僕のWRC初取材は2002年のドイツなんですが、この時フォルクスワーゲンがポロS1600を発表、ゼロカーとして走らせていました。もしや今回も......? ちなみにこの時ポロをドライブしていたのがユタ・クラインシュミット(とディーター・デッピング)。そういえば、某監督のセクハラ疑惑もウヤムヤになっているような......(^^;)。

 ポロS1600、やっぱりカッコイイなぁ。フロントフェイスはやっぱり前期型(写真)だね。


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『ラリー村から日本の友人へ』壁紙。

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 ラリーXモバイルでは東日本大震災後、被災地向けて世界各国のラリー関係者から寄せられたメッセージや取り組みを『ラリー村から日本の友人へ』として紹介してきました。

 そして、今回寄せられた写真でPCのデスクトップ用壁紙を製作しました。以下のリンクから、ダウンロード可能です。

『ラリー村から日本の友人へ』デスクトップ用壁紙ダウンロードページへ。

 携帯電話用の待ち受け画面としては、4月用カレンダーが『ラリー村から日本の友人へ』仕様になっております。


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シトロエンが買える国、ニッポン。

 今日は暖かかったこともあって、東京の桜が一気に満開になりました。フレッシュマンやら、新入生とおぼしき若人が溢れているし、街が桜色に染まっているだけで、なぜだか前に進む気力が湧いてきますね(^^)。

 4月も数日が過ぎたのに、3月中に発表されるはずだったWRCカレンダーが、なかなか出てきません(^^;)。どこで揉めてるんだろ......? 噂ではシトロエンとフォードが、暫定カレンダーにブツクサ言っているとか。やっぱりアブダビか?

 そういえば某赤いチームの監督は、ラリージャパンについて、アブダビと並べて『シトロエンが販売されていない市場でWRCをやる意味はない』と、言い切ってましたね(^^;)。僕のシトロエンC4VTRはどこで買ったんだ(純正モデルです)。ワークスチームのボスでも、その程度の認識だったのか(^^;)。

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 写真は本日のネタとの関連は一切ナシ(^^;)。Blogで紹介しようと思ってすっかり忘れていたポルトガルでの一枚。チョコマカトラブルがあったポルトガルではあったけれど、今年のミッコは表情が明るいのぅ(^^)。なんだか見てるだけで、ハッピーになりますね。


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あえて、写真を深読みしてみる。

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 果たしてセバスチャン・ローブは、シトロエン以外のマニュファクチャーからWRCに参戦するのか?

 これって、WRCファンならば一度は感じた疑問だと思うんですよね。キャリアのごくごく初期にトヨタ・カローラWRCに乗った以外はシトロエン一筋。その間粛々と勝利を積み上げて、気がつけばWRC7連覇。裏を返せば、それだけ長期間にわたって、シトロエンが"勝てる"マシンを用意し続けた訳です(2006年の一時撤退期間ですら)。

 そんなセブですが、今年に入ってフォルクスワーゲン移籍の噂が浮上しています。かつてチームメイトだったカルロス・サインツの誘いだとか、オリヴィエ・ケネルと不仲だとか、セバスチャン・オジエと同格待遇に不満だとか......、理由はそりゃもう色々。

 本日アップされたニュースでは、セブ自身が移籍の噂を一応否定しています。でも、ケネルのそっっけないコメントを見るに、セブにとって最早シトロエンは、居心地の良かった以前のチームではないんだろうなぁ......と (^^;)。

 今回アップした写真だって明らかに何か意図がありますよね(^^;)。ポルトガルのポディウムでは笑顔のカットだってあるはずなのに、あえてこのカット。シトロエンの広報写真ですよ、コレ(^^;)。


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お父上大絶賛。

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 久々にマスー(マシュー・ウィルソン)のネタを書く気がしますね(^^;)。ニュースをご覧になった方はご存知のように、お父上のマルコム・ウィルソン(Mスポーツのボス)が、ポルトガルでのマスーの活躍を大絶賛しておりますよ(^^;)。

 そもそもマスー、活躍したっけ?(失礼ですよっ)

 確かにあれだけ荒れまくったポルトガルをしっかり走り切って、5位入賞。上を見れば、シトロエンとフォードのワークスドライバーのみ。とはいえ、マスーにポディウムの可能性が1ミリでもあったかと言えば......(^^;)。ちなみに、未だにマスーのキャリア最上位は、2007年ラリージャパンの4位だったりして。

 2006年以来WRC参戦を続けるマスーですが、今シーズンはフル参戦に必要な予算を確保できていません。「今回の結果で新しいスポンサーを呼べるかも......」と、マスー。彼のすぐ下、今回は6位でフィニッシュしたペター・ソルベルグが聞いたら、卒倒しそうなコメントです(^^;)。

 マスーを取り上げるたびに書いているような気がするけど、性格良好、コメント的確、時間厳守、スピード以外は非の打ち所がないんですよね。ブチブチ文句を言いながらも、やっぱりマスーがいないWRCは寂しいと思うんだな。


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トナが語るポルトガル。

 せっかく桜が咲き始めたのに、東京はまた寒さが帰ってきました。皆さんくれぐれも風邪には気をつけて下さい。......なんて書いている自分のクシャミが止まらない。いつもの花粉症だといいんだけど(^^;)。

 本日、ペター・ソルベルグ・ワールドラリーチームのPR担当トナの『From Our Service Park』ポルトガル編がアップされましたよ。トナからは、毎回たくさん写真が送られて来るんですが、サイトのシステム上3枚しか紹介できません。と、言う訳で、今回紹介できなかった2枚をアップしますね。

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 こちらが日記内でも語られていたチームの集合写真。メキシコから荷物が届かなかったり、主役のペターが行方不明になったりと、相変わらず大変だったとのこと(^^;)。

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 これはリスボン・ストリートステージをレッキしているペターとクリス。この後、トップドライバー同士による電動カートバトルが勃発したんだって(^^;)。まぁ、あの連中だし、ほっといても競争になるよなぁ。

 日記ではBlogでも紹介したシトロエンDS3WRCのルーフに描かれた日の丸に込められた想いも、トナが語ってくれています。セバスチャン・オジエの日記とは、ちょっと趣の異なるトナの『From Our Service Park』。是非、ご一読を!


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18年ぶりの2勝目。

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 IRC開幕戦モンテカルロのフィニッシュ直後から、本人がことあるごとに言っていた"夢"が叶いそうですよ(^^)。俺様こと、フランソワ・デルクールが、IRC第3戦ツール・ド・コルスに出場を決めたそうです!

 モンテカルロではドライブできなかった最新スペックのプジョー207S2000を手に入れることもできそうです。今年のコルスはプジョーがかなり大々的に展開する予定だそうで、その一環なのかな?

 何しろモンテでは、IRCのトップドライバーを向こうに50歳オーバーのデルクールが、ベストタイムを叩き出すわ、一時2位を走行するわの大活躍。期待するなって言うのが無理でしょう。

 そういえば、デルクールが友人のフェラーリF40で事故を起して、WRC欠場を余儀なくされたのがコルシカじゃなかったっけ? 94年シーズンは幸先良くモンテで優勝して、絶好調のフォード・エスコートRSコスワースでブイブイ言わせるはずだったのに、この時の骨折でグダグダになっちゃったんだよなぁ(^^;)。

 ちなみに93年のコルシカでデルクールは勝利経験があるので、今回勝っちゃったりすると18年ぶり! 当時生まれた子供が、高校3年生だって(^^;)。


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リスタート。

 東日本大震災で被災された皆様にお見舞い申し上げます。


 4月1日です。

 春が訪れて、新年度がスタートする。東京では桜が咲き始めています。新たな一歩を踏み出すには、これ以上ない季節です。しばらくお休みしていた『それでもラリーは続くのだっ!』をリスタートしようと思います。

 ひたすら能天気にラリーネタを綴ってきただけに、現在の状況にフィットしているのか、今もって分かりません。それでも発信するチャンネルがあって、読み手がいるのであれば書くべきだ。そう考えています。

 ってな訳で、本日から更新再開しますよ!

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 早速ですが、『セバスチャン・オジエの天下取ったる! ポルトガル編』がアップされました。全編が日本のファンに向けたメッセージになっています。彼の想い、是非ご一読を! また、4月のカレンダーも『ラリー村から日本の友人へ』仕様でアップされています。

 ......と、気になるのはヨルダンの開催の有無ですね。こちらにはほとんど伝わってこないものの、中東は依然としてシリアスな状況にあるようです。オリヴィエ・ケネルは『行くべきではない』と明言していましたが......。フォードはアブダビのスポンサーを受けているし、参戦するでしょう。

 ん〜、FIAはどんな判断を下すのか......。


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