2011年12月アーカイブ

今年もありがとうございました!

 2011年もこれが最後のBlogとなりました。イヌスケ超私的『ラリー界ニュースランキングベスト10』、最後に残ったのは1位のみ。

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1位:東北大震災、そしてラリー界からの声

 今年を振り返る上で、どうしても避けられないのは3月11日の出来事です。今も様々な被害に苦しまれている方はたくさんいますし、"過去"の出来事として振り返るには、まだ早いのかもしれません。

 ラリーXとしては震災直後こそ更新を控えることになりましたが、無事にリスタートができました。そして、この未曾有の大災害に対して、ラリー界からたくさんの声が届きました。震災直後からこのBlogで通常の更新に変えて、そのひとつひとつを紹介することになりました。

 今回使った写真は、『ラリー村から日本の友人へ』として公開した写真をまとめた壁紙です。現在もこのBlogの右上にあるリンクからダウンロードが可能です。

 以上が今年のイヌスケ超私的『ラリー界ニュースランキングベスト10』でした。1位〜10位はこんな感じです。

1位:震災、そしてラリー界からの声
2位:スマートフォン版ラリーXモバイルスタート!
3位:シトロエン、すったもんだがありました
4位:フォルクスワーゲン、ようやく決断
5位:苦しんだペター・ソルベルグ、フォード復帰
6位:GB、なんとも......な結末
7位:キミ・ライコネン、WRCを去る
8位:ヤリマテ画伯に衝撃パート2
9位:中東政変、ヨルダンのバタバタ
10位:MINI、想定外に速かったのに......

 こうやって並べて見ると、本当にいろいろありましたね......。皆さんの私的ランキングはどうだったんだろ? 『あの重要な出来事が入っていない!』という文句があるかもしれませんが、あくまでもイヌスケの"超私的"ベスト10です。『こんな考えの人もいるのねん』と、年末にサラリと流して下さいませ。

 2011年もラリーXモバイル、そしてこのBlogに最後までお付き合いを頂き、本当にありがとうございました。震災の影響で毎日更新は残念ながら途切れてしまいましたが、2012年も変わらないスタンスで、ラリーのアレコレを伝えて行ければと考えています。

 1月1日からラリーXは通常営業ですよ! それでは、皆さん良いお年を!


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小学5年生がC2に乗ってしまう時代。

 なんとロバ(ハリ・ロバンペラ)の息子カーレが、シトロエンC2 R2 MAXをテストしたんだって。小学5年生でR2マシンに乗ってしまうあたり、さすがフィンランド。カーレに関しては、昨年Youtubeで話題になった折りに、取材をオファーしたんですが、『子供をメディアにさらして、チヤホヤされたくない』と、ロバには断られているんですよね。

 あれ以来、『どうなったのかなぁ......』と思っていたら、着々とステップを上がりつつあるようです。気になるのは、チーム監督のカーレに関する一言。『彼は父親と同じくらいいいドライバーになるかもしれないね』。父レベルってことは、最強ワークスに在籍しながらも、1勝で終わってしまうってことなのか? いやいやロバは立派な実績を残したドライバーですってば。

 さて、イヌスケ超私的『ラリー界ニュースランキングベスト10』も残りふたつになりました(年の瀬だのぅ)。

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2位:スマートフォン版ラリーXモバイルスタート!

 はるか彼方にスタートしたような気がしていたけれど、プレオープンが8月19日、9月1日に本格オープンを果たした訳で、あれから4カ月しか経っていないんですよね。

 昨年からラリーXモバイルのシステムスタッフのみんなが、寝る間を惜しんで開発したスマートフォン版。オープンした時は本当に嬉しかったなぁ。開発に関してはほとんどお役に立っていないんですが、彼らの大変な状況を目の当たりにしていたもので、ホロリときてしまいました。

 スマフォ版を機会にラリーXモバイルを見てくれるようになった人も少なくないと思いますが、どうでしょう? 楽しんで頂けているといいんだけどな。来年は『ここにしかないもの』を、さらにガツガツ増やしていけたらと思っております。

 年が明けたら、すぐに新しいシーズンがラリー・モンテカルロからスタート。残された短いシーズンオフですが、スペサルな企画はまだまだ待機中ですからね。お楽しみに!


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超ベルギー主観ですが、何か。

 皆さんお待ちかね(?)、遂にあの企画が復活しましたよ。そう、ラリーX年鑑総集編には欠かすことのできない企画。ミシェル・リザンのトップ10ドライバーが帰って来ました〜! 早速、6位〜10位が発表されているんですが、リザン節が炸裂していまして、「そうそう、これこれ感」がたまりません。

 ラリーXマニア的にはリザンと言えば、毎年気になるベルジャンの順位。ま、実際に確認してみて下さいませ。僕的には、『チャンピオンと同じ順位なんだね(ニヤニヤ)』って感じです。

 さ、本日もイヌスケ超私的『ラリー界ニュースランキングベスト10』の発表、行っちゃいましょう。

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3位:シトロエンで、すったもんだがありました

 2011年は、結果だけ見ればこれまでの8年間と変わらないリザルトなんですが(改めてセブってスゴイな)、内容はここ数年間で一番と言いきれるほど、ドラマチック(?)なシーズンでした。これだけWRCを盛り上げた張本人は、嵐を呼ぶ男セバスチャン・オジエです。

 ある意味、オジエが大暴れしてくれたおかげで、"アイスクール"がちっともアイスじゃなかった事が明らかになりました。『セバスチャン・ローブって、以外とちっちゃいのかも......(身長じゃありません)』と思った人も少なくないはず。僕としては、逆に人間らしくて、セブが増々好きになりましたしたしね。

 純粋にドライバー同士のガチンコバトルとしてもローブ対オジエは、レベルが高かったです。そして、ワイドショー的なゴシップ満載という意味でも、今年のシトロエンはヒジョーに面白かった。あれだけの内紛って、WRCではなかなか見られませんって。

 そして、今年の日記担当者として、オジエ自身の言葉で『今起こっていること』を語ってくれたのも貴重でした。あ、日記のジンクス的にはどうなんでしょう。5勝もしたんだから『の●い』なんてないよな......と思いつつも、結果的にシトロエンを追い出されたんだよなぁ、ヤツは(ひ〜!)。

 来年の日記担当者が誰になるのか......、来年早々に公開を予定しているプレシーズン編でドド〜ンと発表する予定です。お楽しみに〜。


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マスーもヘニングもいる!

 WRC開幕戦ラリー・モンテカルロのエントリーが明らかになりまして、色々と嬉しい名前がチラホラ。シーズンを通して参戦するかは不明なものの、マシュー・ウィルソンとヘニング・ソルベルグもしっかり記載されています。お楽しみのフランソワ・俺様・デルクールの名前もあるし、開幕戦が楽しみになってきましたよ。

 さて、本日もイヌスケ超私的『ラリー界ニュースランキングベスト10』の発表の続きであります。

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4位:フォルクスワーゲン、ようやく決断

 ボスのクリス・ニッセンがメディアに出てきては、『出ようかな〜、どうしようかな〜』と数年に渡って言い続けて来たフォルクスワーゲン。それこそ2006年くらいから、WRC参戦を検討してきたんじゃないかな。

 正直、『こりゃ、もうないな』なんて思ったこともありましたが、無事2011年途中からシュコダ・ファビアS2000での若手プログラムをスタート、2012年中はポロR WRCで実戦テストを重ねつつ、2013年からはワークスチームが乗り込んできます。

 ドライバーは現時点で最も勢いのあるセバスチャン・オジエを獲得。ある意味、シトロエンのゴタゴタ+フォードのフラフラによって、望外のドライバーを手に入れたと言えるかも。でも、あれだけ野心ギラギラのオジエを、実質1年間も寝かせる贅沢さですからね。

 そして、マシンが普通にカッコ良かったのも嬉しい点。サルディニアで発表されたモックアップよりも、テスト仕様はさらにソリッドな印象を増していて、現時点で新WRカーで一番好みのデザインです。

 すでにポロR WRCに関しては、かなりのテスト量をこなしている様子。ダカールを見るまでもなく、ゴリゴリに本気を出して来るでしょうし、2013年初っ端からタイトルヲ狙ってくるはずです。それじゃなきゃ、オジエも加入しませんよね。

 ひとつ気になる事があるとすれば、ニッセンのセクハラ疑惑。あれ以来、まったく報じられなくなったのは......?


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年の瀬恒例行事は5位から。

 いよいよ2011年も残り5日。本日から1月31日までは、恒例となった(無理矢理した)イヌスケの超私的『ラリー界ニュースランキングベスト10』1〜5位までを発表します。既に6〜10位は本日配信されたラリーXモバイル無料メールマガジンにて配信済み。ランキングはこんな感じです。

6位:GB、なんとも......な結末
7位:キミ・ライコネン、WRCを去る
8位:衝撃のヤリマテ画伯パート2
9位:中東政変、ヨルダンのバタバタ
10位:MINI、想定外に速かったのに......

 では、第5位! 

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5位:苦しんだペター・ソルベルグ、フォード復帰

 正直に言ってしまえば、スバル時代後期のペターと言えば、感情のアップダウンが激しい上に、四六時中何かに文句を言っている印象があって、「ペターもなぁ......」なんて思っていた訳です(『......』の先は察して下さいませ)。

 それがここ3シーズン、プライベーターとして苦労しながらも(今シーズン後半なんてねぇ)、ワークス勢に負けないスピードを見せていました。その中で、もう一度ペターが何の心配もない状態でラリーを戦って欲しいと、心底思うようになったんですよ。

 チームリーダーに就任するヤリ-マティ・ラトバラへのサポートを期待されてのフォード入りではありますが、シトロエンほどにガチガチなチームではないし、そもそもヤリマテ自身が『俺様絶対』な人ではないので(来シーズン変身したりして)、シーズン中にチャンスが必ず巡ってくるんじゃないかな。

 何よりも、2005年のメキシコ以来見られていない、表彰台の真ん中で大喜びするペターを見たいのですよ。2012年に7年ぶり(!)の熱狂を呼ぶシャンパンファイト、期待しております。

 そうそうお知らせですが、メールマガジンに関しましては、サーバーのメンテナンスの関係で、1回目の配信が1月10日からとなっております。ご注意を〜!


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極度乾燥(しなさい!)

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『ティエリー・ヌービルが、"スーパードライ"のアンバサダーに就任』ってタイトルを読んだとしても、普通の日本人であれば、「えっ! ヌービルがビールのCMに出演するの?」なんて思っちゃうもの。

 ベルギー人のヌービルがアンバサダー(広報大使って感じかな?)に就任したのは、ビールではなくイギリスのファッションブランド。昨今、ヨーロッパでやたら見かける『Superdry 極度乾燥(しなさい)』でした。

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 ご覧の通り原宿で見かけるトンデモ日本語Tシャツって感じですが、これがヨーロッパではかなり流行ってるんですよね。数年前から、ちらほらと『Superdry 極度乾燥』と書かれたTシャツを見かけると思ったら、今年行ったドイツでは路面店までありましたし、若者がトンデモ日本語バッグやらTシャツを普通に身に付けているんですよ。

 お土産にTシャツでも一枚......とは思ったものの、『日本で着るのはちとキツいよな』と、踏ん切りがつかず仕舞い。ま、所詮はファッション若輩者なんですよ、自分は(トホホ)。


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クリスマスなのに。

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 最終戦のラリーGBで、ヘニング・ソルベルグを破って表彰台を獲得できていれば、状況は違ったのかなぁ......。と、昨日に引続き、なんだかとっても悲しい状況に陥ってるクリス・ミークの話です。

 モンテカルロ参戦がなくなった事を受けて、ミークがtwitter上で発信したのが以下のコメントでした(詳しくはニュースを見てねん)。

「愛していた女性に突然売春婦になるから別れると言われた気分が分かるかい?」

 よりによってクリスマスに、こんなコメントをツイートせんでも......と思わないではないけれど、ミークからしてみれば、文句も言いたくなろうというものか。『愛していた女性=MINI』は、スポンサーを持ち込んだペイドライバーに、身を売ったとでも言いたいんでしょうね。

 ミークは『別れる(leaving)』なんて言葉を使っているけれど、参戦自体が白紙に戻っちゃったとか? とはいえ、自分達で資金を持ち込んだピエール・カンパナやアルミンド・アラジョからすれば、『そんな事まで言われる筋合いはないわっ』ってところだろうな。

 ま、現時点でMINIからは来季に関して何のアナウンスもないので、ダニエル・ソルドのプログラムを含めて、なんらかの発表を待つしかないでしょうね。


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クリスマスイブだしね。

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 クリスマスイブということで、フォルクスワーゲンから届いたグリーティングカードをどうぞ。フォルクスワーゲン的には、もうプレゼント交換は済ませたってことねん(強烈にデカイプレゼントだ)。

 既にサンタクロースからスルーされる年齢になって幾年月ですが、街でツリーを見ると、やっぱりウキウキモードが発令してしまうもの(条件反射)。ポロR WRCとツリーというのも、なかなかオツではありませんか。

 そのクリスマスに届いたニュースは、MINIのダニエル・ソルド一点集中全戦エントリーの一報でした(まだ正式発表はありませんが)。どうやらソルド+MINI系プライベーターでマニュファクチャラー選手権に参戦しつつ、上手くいけばクリス・ミークを追加ということになりそう。

 ソルドのフル参戦にホッとしつつも、ミークの報われなさがもうね......。モンテカルロまでにドカーンと太っ腹なスポンサーが現れるなんて、ちと非現実的ではありますが、せっかくのクリスマスですからね。ミークが出来るだけ多くのイベントに参戦できますように......。


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MINIに朝日は昇るのか。

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 MINIのフル参戦は、どうやらなさそうだなぁ......(ダニエル・ソルドによると10戦程度になるのかな)。プロドライブは、WRCプロモーター界隈のゴタゴタを理由にしてますね。彼らの言い分も理解はできるものの(確かにアレで困っている人はいるし)、それがなくたってねぇ......と思っちゃいますよね。

 現在のWRCでは、マニュファクチャラー(ワークスチーム)として参戦する場合、事前登録のフル参戦を求めています。MT(マニュファクチャラーチーム)であれば、数戦のスキップも可能だけど、ワークスチームとしてのプライドが許さないんだろうなぁ。MINIのマニュファクチャラー選手権参戦自体は、パウロ・ノブレで実現しちゃってる訳だし。

 考えてみれば、90年代は三菱やフォードが、年間数戦のエントリーなんてことはザラにあったわけだしね(特に80年代後半〜90年代前半のフォードは酷かった)。フル参戦が新規マニュファクチャラーの足かせになってるとすれば、もう撤廃しちゃっていいのかも。

 当然ワークスが全く参戦しないイベントが出てくるけど、逆にプライベーターが優勝するチャンスが増加するはず。でも、イベントオーガナイザーからすると、興行の影響が大き過ぎるって反発されるか(WRカーがゼロなんてイベントがだって出てくるでしょうな)。

 それにしてもこの写真、年賀状にでも使えそうですね。


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バッソ先生、6年ぶりのWRC!

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 プロトンがSWRCに参戦するという、かなり嬉しいニュースが飛び込んできましたね〜(わ〜い)。しかもドライバーラインナップが、P-Gアンダーソンとジャンドメニコ・バッソだって! 

 バッソ先生がWRCに登場するのって、アバルト・グランデプントS2000で参戦した2006年のトルコ以来!? この手の職人系が世界レベルにカムバックするって、かなり貴重ですからね(PGも!)。ブリーンやパッドンら、生きのいい若手達とのバトルが楽しみになってきました。どうかエンジンが壊れませんように、ナムナム。

 プロトンのニュースでハッピーな気分でいたら、FIAから公開された2012年のマニュファクチャラーリストにMINIの名前はナシ。参戦に向けて交渉を続けていることが、記載されているものの、フル参戦はなさそうな気配だなぁ......(MINIに関する発表は近々ある模様)。

 マニュファクチャラーズ選手権、PWRC、SWRCもレイトエントリーが認められているとはいえ、ちょっと寂しい顔ぶれです。マニュファクチャラーズ選手権なんて、シトロエンとフォードのワークス以外はパウロ・ノブレのみですからね(ちなみに彼はMINI)。ま、この辺りは、3月までにワラワラと増えてくるはずさ(祈)。

 さて、ミシェル・ムートン・インタビュー『革命ではなく、進化を』が、最終回(全5回)まで公開されました。ラリージャパンや、将来のWRCが導入を検討しているハイブリッド等についても、突っ込んで語ってくれています。ガッツリ読み応えのあるインタビューになっていますので、冬休みにジックリと読み込んで頂けると嬉しい限りです。


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あとちょっと待ってくれい!

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 ラリー・ド・フランスの辺りでは、フォードの方がシリアスな状況にあるように感じたんだけどなぁ......。MINIというか、プロドライブがマニュファクチャラー登録には間に合わず、FIAに締め切りの猶予を求めているそうな。

 ダニエル・ソルドによると、ラリー・モンテカルロへの参戦は確定しているものの、それ以降に関してはBMWとの交渉次第になりそう。結局はプロドライブの見切り発車だったってことなのかな。

 初年度から、ある程度の好成績(2位は充分過ぎるリザルトだよな)を残せば、あまり乗り気じゃなかったBMWが、本気(資金的サポート)を出してくれるはずだったんだろうな。BMW的には「ここで甘い顔は禁物」とか思ってたりして(スバル時代後期の状況も知っておるであろう)。

 とはいえ、プライベーター向けに関しては、ジョンクーパーワークスWRC/S2000の販売が好調なようので、ラリーに登場するMINIは増殖しそうな気配です。逆にいくらプライベーター向けビジネスが好調でも、ワークス活動を賄うのは全く別の話ってことなんでしょう。とりあえずリチャーズ先生、頑張って下さい。


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黒ファビア、カッコヨス!

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 PWRCチャンピオンのヘイデン・パッドンが、シュコダ・ファビアS2000でSWRC参戦決定ですよ〜! 昨日のティエリー・ヌービルといい、若いドライバーが次々とチャンスを手にして行くのは嬉しいものですな(オッサンなので頑張る若者が眩しい今日この頃)。

 ご存知の通り、パッドンはニュージーランド出身。なんだかんだ言っても、ラリー界はヨーロッパ中心の世界なので、オセアニア出身の彼は"距離"というハンディを背負っています(これは日本人ドライバーも同じかな)。

 オーストラリア出身のクリス・アトキンソンも、「オーストラリアに住んでても、ヨーロッパからオファーなんて届かないんだよ」なんて言って、キャリアのかなり早い段階でヨーロッパに拠点を移していました。来季はスペインのチームから参戦するパッドンも、チームの所在地スペインに移住するそうです。

 今年のPWRCで圧倒的なスピードを見せてきたパッドンだけに、ファビアでどんな走りを見せてくるのか、楽しみになってきました。


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ムートン女史、語る。

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 本日、WRCマネージャーのミシェル・ムートンが、ガッツリタップリとラリーXのために語ってくれたインタビュー「革命ではなく、進化を」が公開されました。

 ジャン・トッドFIA会長肝いりでWRCマネージャーに就任したムートン。彼女が何を考え、何を目指しているのかが、よくよく見えてくるインタビューになっています。ラリージャパンについてもじっくり語ってくれているので(第3回に収録)、是非ご一読を!

 さて、昨日から今日にかけて気になるニュースがいくつもアップされていますね。遂にシトロエンDS3 S2000がラリーに出て来そうです。それが中東選手権って辺りに、「ナッサーってばどんだけ払ったのよ」と、思わないでもないですが(ペターとの待遇差が泣けますな)。フォード・フィエスタRRCがイマイチな評判ってことを考えると、DS3 S2000がどの程度のパフォーマンスを見せるのか、ちょっと楽しみです。

 もうひとつ、イマイチ状況が読めないのがアンドレアス・ミケルセン。IRCにはシュコダUKのサポートを受けてワークススペックのファビアS2000で参戦するとして、SWRCはどうするのか......?

 当初、彼のマネージャーはフォルクスワーゲンの若手プログラムの一環として、SWRCにもで出ると発言しているんですが、この辺りがうやむやなまま。どうやら、セバスチャン・オジエのファビアS2000プログラムとは別に、フォルクスワーゲンUKからの資金的サポートを期待している様子。

 ミケルセン的には、IRCのタイトルを足がかりにして、WRCに上がりたいでしょうし、それを狙うには、このシーズンオフが最大のチャンス。2013年にオジエのチームメイトの座を狙うためにも、SWRC(WRC)に出て、存在感を示しておきたいところでしょう。ラリーの現場には、IRCはIRCって空気があるんですよね、やっぱり。


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安定安泰のシュコダ。

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 ティエリー・ヌービルがPSA(プジョー/シトロエン)残留を決めたことで、彼からの返事を待っていたシュコダが来季の体制を発表しました。ユホ・ハンニネン&ヤン・コペツキ+アンドレアス・ミケルセンの3人が、ワークススペックのファビアS2000でIRCに参戦します。

 ハンニネン&コペツキのコンビは2009年以来だから、4年目だって! 首脳陣がヌービル獲得を画策する気持ちも分からなくはないなぁ。フィンランドでハンニネンと話した時、「来季に関してはまったく決まっていない」なんて言っていたから、おそらくヌービル+コペツキを予定していんでしょうね。

 せっかくSWRCを獲ったハンニネンだったけれど、アレで評価が上がった訳じゃなかったのが痛かった(タナクは急上昇だったのに)。2012年はIRCとERCに出るようなので、WRCにでるとしてもフィンランドだけかな。ま、この時代にワークスシートがあるだけでも、相当に恵まれているんですけどね。

 ちなみに、ファビアS2000に関してはワークス仕様とプライベーター仕様が雲泥の差だと言われています(SWRCでハンニネンが乗っていたのはプライベーター仕様)。今年タイトルを獲ったミケルセンの活躍も期待できそうです。


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オジエが駄目ならヌービルがいるぜ。

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 シュコダ・ワークスからIRC参戦のオファーを受けながら、なかなかティエリー・ヌービルが返事をしなかった理由はコレだったか。どうやら、シトロエンDS3 WRCで、WRC10戦に出ることが決まったみたいです。プレパレーションは、シトロエン・レーシングテクノロジーズが担当するとのこと。これは『シトロエン・ジュニア』入りと考えて良さそう。

 せっかく2007年から手塩をかけて育てて来たセバスチャン・オジエが、フォルクスワーゲンに羽ばたいて行ってしまった今。PSAがセバスチャン・ローブの後継者に指名したのが、ヌービルってことですね(オジエ級になるかは分からないけど)。

 まぁ、ラリー界隈を見回してみても、使えそうなPSA系ドライバーって、ヌービル一択って感じだもんなぁ(ブフィエやウィルクスはなぁ)。何よりも、売り出し中の若手が揃いも揃ってグラベル特性を持っている人ばかりなので、ターマックが得意な彼はその点でも貴重な存在と言えるかも。

 ってことで、このBlogでもたびたび取り上げてきたヌービルにようやくチャンスが巡ってきましたぜ。でも、忘れてはならないことがあります。彼はフランス人ではなくベルギー人。そう、脈々と続くベルギー人悲劇の法則を断ち切らなければならないのです。

 WRカー初シーズンでいきなり勝てとは申しません。オット・タナク、エフゲニー・ノビコフ、アンドレアス・ミケルセン辺りと良い勝負、いやいや彼らを上回るくらいじゃないと、PSAから2013年以降のチャンスは貰えないと思うな。とにもかくにもモンテカルロの楽しみがひとつ増えました。


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チャンコを食べて振り返る2011年。

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 師走も半ばを迎えて、年の瀬感がガッツリ盛り上がってきましたね。本日は恒例のラリーXモバイル忘年会に参加してきましたよ。今年は神楽坂のちゃんこ鍋屋(琴乃富士さん)で、美味しい鍋をつつきつつ、仲間と楽しい時間を過ごすことができました。

 今年は本当に色々ありましたからね〜。えらく長くも感じるし、やっぱり短かったような気もする。不思議な一年だったよなぁ......。とにもかくにも、こうやっていつもと同じ仲間と一年を振り返られるなんて、本当にありがたいことです。な〜んて一年をおセンチに振り返るには、少々気が早いか。

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 さて、昨日ヤリ-マティ・ラトバラとペター・ソルベルグで参戦するとフォードが発表した直後に、今度はシトロエンからナッサー・アル-アッティーヤの加入が発表されました。以前から噂されていた通り、ナッサーにとっては念願のワークスチームからのWRC参戦です。来年はダカール連覇に、ロンドン・オリンピックと猛烈に忙しい一年になりそうですね。

 写真は、早速フォードがアップしたペターのテスト風景。これだけ嬉しそうなペターって久々に見た気がしますねぇ。ブルーオーバルのペターを見るのって、2000年以来? あの頃はペターも僕も、25歳ですよ(トホホ)。


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ひゃっほ〜!

 フォードが欧州フォードと合意に至って、2年間のWRCワークス参戦を発表しましたよ! しかも、ドライバーはヤリ-マティ・ラトバラとペター・ソルベルグだって! いや〜、いろいろな意味で嬉しいですねぇ。

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 ってことで発表と同時に公開された2012年仕様のカラーリングがコレ。

 ずいぶんスッキリとしているかと思ったら、アブダビが抜けたのねん(歌舞伎感がなくなりましたな)。とにもかくにもペターのワークス復帰で、2012年の選手権がかなり面白いことになりそうです。

 あ〜、フォードが決まってくれて、ホントに良かった。


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ヤリペタ・コンビ結成か?

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 ペター・ソルベルグは、いよいよフォードに決まったのかな。フォードは来季の参戦も確定していないので、あまり先走らない方が良いかもしれないけれど、ヤリマテが「ペターは最強のチームメイト」と言ったり、フィエスタRS WRCのテストが決まったりと、着実に外堀が埋まりつつある感じです。

 ペターもことさら殊勝に、「ヤリマテはチャンピオンの器。彼をしっかりサポートする」なんて言ってますね。これは「若者をあたたかく見守るよ」モードなのか、はたまた「入っちまえば、こっちのもんだぜ(ウヒヒ)」モードなのか......。

 噂に挙がっていたオット・タナクに関しては、いきなりフル参戦を課すと潰れかねないので、WRCカーで6〜8戦くらいがベストのような気がするな。とにもかくにもフォードから色々前向きなニュースがいくつか出てきたので、最悪のシナリオは回避できそうですね。


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チーム内抗争希望!

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 イタリアはボローニャで開催されたメモリアルベッテガ、ペター・ソルベルグがアンドレア・ドヴィツィオーゾを破って優勝しましたよ。なんでも表彰台でマイクを奪ったペターは、「これがシトロエン最後の走りだぜ〜っ!」と高らかに宣言したそうです(光景が目に浮かぶようだ)。

 ペターに関しては、フォードと色々交渉が続いているようですが、本人としては「ワークス乗れなければ、他のカテゴリーも」というスタンスの様子。前にも書いたけれど、是非ともフォードに戻って、ヤリマテとガリガリやり合って欲しいなぁ。

 やっぱり、今年のシトロエンが強烈に面白かったんですよね。「オレに触れるとケガするぜ」なオジエが、フォルクスワーゲンに行ってしまったし、良い子のミッコは間違ってもチームの王様に喧嘩を吹っかけることはないでしょう。

 となると是非ともフォードくらいは、チーム内でガッチガチにバトルをカマしてもらわないと! 登り調子のヤリマテ対カムバックを狙ってなりふり構わず攻めて競うなペター。絶対面白くなりますよ、コレは。マルコム・ウィルソン的には、胃が痛くなるシーズンになるでしょうが......。

 それにしてもオリバーってば、ますますパネラ(ママ)と瓜二つになってきましたね〜。


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レッドブルとMINIだってよ!

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 先週アップされたニュースで、ヘイデン・パッドンがあるマニュファクチャラーのテストに呼ばれて、英国に渡ったというものがありました。結局ヘイデンは、ケガもあってドライブはできなかったようですが、面接などもあった言われていて、「どこのチームだったんだろ?」と、気になっていたところ......。

 本日アップされたニュースで、その答えがでましたね。なんとレッドブルとMINIによる、若手育成オーディションでした。現在スポンサーしているシトロエンでも、ダカールでガッツリ組んでいたフォルクスワーゲンでもなく、なぜかMINI。この辺り何か色々と裏がありそうだなぁ。

 参戦資金不足に悩むMINI(プロドライブ)にとっては、レッドブルのサポートは喉から手が出るほど欲しいだろうし、シトロエンとしても貴重なスポンサーは失いたくないはず。

 とはいえ、今回使われたMINIジョンクーパーワークスWRCが、ワークスマシンとは限らないんですよね。長年レッドブル印で走っている、バウムシュラッガー・レーシングが、シュコダからMINIにマシンをスイッチしたのかもしれないし。

 何にせよレッドブルに関してはフォルクスワーゲンが、シトロエンからブン獲る気満々とも言われています。今後、このプログラムにピックアップされるドライバーも含めて、ちょっと目が離せないネタになりそうです。


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リチャーズ先生ご立腹。

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 デビッド・リチャーズ先生、吠えてますなぁ。確かに気持ちは分からないではないけれど、来シーズンから導入される予選&リバースオーダーは、「選手権トップの不利が解消される」ものであって、セバスチャン・ローブが特別有利になる訳じゃないですからねぇ。

 それよりも気になったのは、「WRCのフォーマット自由化大反対」の方ですな。よくよく考えてみれば、2002年からのWRCフォーマット化を盛大に進めていたのが、当時ISCのボスだったリチャーズ先生でしたね。

 一時期のWRCは、スーパーSSに、クローバーリーフ型のレイアウトと単一サービスばっかり。似たようなイベントに、似たような結果が続いて、結果的にリチャーズが言っていたようにテレビ中継は増えなかったんですよね。

 リチャーズにしてみれば、500kmを超えるSS距離だとか、首都でスーパーSSを開催して300km移動なんて、愚の骨頂なんでしょう。でも、彼が進めたWRCのフォーマット化の結果、「WRCは各ラリーの特徴がなくなってしまった、IRCを見習え!」なんて事態になっちゃった訳ですよ。

 盛大に当たり散らしているように見えるのは、やっぱりMINIの状況が芳しくないからななろうな。どうぞ、MINIに大きなスポンサーがつきますように、ナムナム。


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ニューデリーに集合!

 みんなが集まって来るタイミングで、一気にやってまえ......って事もないだろうけれど、ワールド・モータースポーツ・カウンシルに続き、昨日はインド・ニューデリーでFIA年間表彰式が開催されましたよ。

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 いつも通り、頑にノータイを貫き通すセバスチャン・ローブ。ま、似合ってるからいいんだけどね。ハレの舞台だし、表彰式に参加する場合はドレスコードがあるんでしょうね。そういば、以前ペター・ソルベルグがノルウェー民族衣裳を着たり、新井敏弘選手が紋付袴で出席していたこともあったなぁ。

 ちなみに、トップ3のクルーまでが表彰されるのでミッコ・ヒルボネン、セバスチャン・オジエ(+コドライバーの皆さん)も参加しています。当然と言いますか、セブ&エレナ以外は皆さんタキシードでした。

 それにしてもセバスチャン・ベッテル、激しく顔が小さいのぅ(けして王者様がデカイわけではございません)。


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ヤリマテの本音。

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 そりゃそうだ、ミッコ・ヒルボネンの下で1シーズンみっちり滅私奉公してきたんだから、来シーズンはエース待遇を要求したいよなぁ......。

 これは、「なんとしてもフォード・ワークスのシートが欲しい!」と鼻息荒く言い放ったペター・ソルベルグに対して、「ペターが速いのは分かるけど、一緒にやるなら若手がいいな」と、小さく抵抗したヤリ-マティ・ラトバラのお話。

 スバル時代から、エースとして常にチームの中心にいたペター。若手時代を過ごしたフォードに戻ってきたからと言って、「僕はヤリマテをサポートします」なんて殊勝なことを言うわけもなく。ガリガリに頑張っちゃうのは火を見るよりも明らか。ヤリマテが若造のオット・タナクや、お人好し感満載のマッズ・オステベルを望む気持ち、よ〜く分かります。

 でも、こんな話題が出てくるってことは、どんな状況であれ、フォードがWRCに出て来るのは間違いなさそうですね。それが、ヤリマテ+ペターになるのか、ヤリマテ+タナクorマッズになるのか......。個人的には、ヤリマテには申し訳ないけれど、ワークスから復帰するペターが見たいところではありますが。


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できればQ8カラーで。

 FIAのワールド・モータースポーツ・カウンシルが開催されて、タイヤの使用規定変更やカタルニアのスケジュール変更と同時に、マニュファクチャラー登録の締め切りが、12月19日まで延長されると発表されました。

 マッズ・オステベルグは「12月22日」なんて言ってましたが、当初よりも丁度1週間延長された19日でしたね。この1週間で、フォードやMINIがフル参戦を決められるのか、ジリジリしながら待たなければならないのか......。

 ま、それ以外にもペター&ヘニングのプログラムや、予想外のチームが紛れ込んでるかもしれないしね。こっそりサプライズを期待しちゃいましょう。

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 さて、フランソワ・デルクールのWRC開幕戦モンテカルロ参戦が正式発表されました。スポンサーは昨年のモンテ参戦と同様にルーマニア観光局とのこと。「なぜ俺様デルクールがルーマニア......?」と、思わないではないけれど、2001年以来のフォード・ワークスですからね。やっぱりデルクールはフォードですよ。

 そういえば、デルクールがシエラの爆走で衝撃のデビューを飾ったのって、もう20年以上も前になるんですねぇ......。


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アンディはラリー好き?

 僕の元同僚達は、よくよく知っていると思うんですが、自分はAMラジオが大好きだったりします。ここで大好きな番組を語り始めると切りがないので、今回は割愛しますが、今でもメールをたまに送ってしまうほど、ラジオ大好き子であります。もちろんクルマのラジオはAM固定だしね。

 昨晩、某所から帰宅途中、いつも通りTBSラジオの『トップ5(正式名称は「新感覚"残業支援系"ランキング・トークバラエティ ザ・トップ5」)』を聞いていると、パーソナリティのアンディ(安東弘樹アナウンサー)が、気になる発言を......。

「去年、世界ラリー選手権の番組に出ていた山岸舞彩さん。彼女は本当にラリーが好きで、知識も豊富だったんですよ〜云々」

 同録があるわけではないので正確なコメントではないけれど、アンディってば、実はWRCも好きだったの!? 猛烈なクルマ好きってのは知ってたけど、ラリーまでフォローしていたとは......。どの辺りのファンなんだろうなぁ、一度じっくり話を聞いてみたいですねぇ。

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 さて、本日から予告通りオット・タナクのインタビュー『速さの秘密をコクピットで発見??』が公開されました。、タナクの秘密のアヒルちゃんも含めて、かなり読み応えタップリのインタビューになっています。今後、必ずメインストリームで活躍するドライバーですので、是非ご一読を!


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太っ腹スポンサー急募。

 ヘイデン・パッドンのアクシデントが想像していたよりも激しくてビックリ。ヘイデン@三菱時代お馴染み、グリーンのランサーエボリューションIXのリヤセクションがスッカリなくなっちゃっています。クルーが無事でホントに良かったよなぁ......。気になる人は検索してみてねん。

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 話は変わって、実はフォードより深刻な状況なのでは......と激しく心配なMINI。デビッド・リチャーズが、「ヤバイよ、ヤバイよ〜」と言っているだけだったら、「またまた〜、スポンサーからお金を引き出したいだけでしょ〜」なんて思うだけだけど、ダニソルが現状をぶっちゃけてるのを見るに、本当に厳しいのかも(詳しくはニュースを読んで下さいませ)。

 ラリー・モンテカルロに向けたテストが出来ていないのはもちろん、ソルド自身も「フル参戦は厳しい」なんて言い切ってるし。多くの人が言っているように、ジョンクーパーワークスWRCは予想以上に、いや本当に良いマシンみたいなんですよね。プロドライブにとっては、久々に"勝てる"マシンになりそうな予感がヒシヒシ。

 ホント、『555』級のビッグスポンサーが現れないものか。......って、スバル時代を通して、プロドライブが555以降にビッグスポンサーを獲得したことってあったっけ? 一瞬コロナ・ビールがついた記憶があったり、なかったり(トホホ)。


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3年先輩なんで。

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 デュッセルドルフで開催されていたレース・オブ・チャンピオンは、なんとフォルクスワーゲン・ドライバーとして初参戦のセバスチャン・オジエが優勝しちゃいました。それにしても決勝の相手がトム・クリステンセンってのが、ROCらしいですよねぇ。

 ちなみに今回のROCでオジエが唯一敗れたのが、ヤン・コペツキだったんだって。シュコダ・ファビアS2000対決でコペツキに負けたオジー、相当悔しかったんだろうなぁ〜(絶対負けたくなかったはず)。ま、ファビアに3年も乗ってるコペツキと、おそらく初めてのオジエじゃ、色々とハンディもあったことでせう。

 それにしてもたかだか2週間くらいしか経っていないのに、オジエってば、すっかりフォルクスワーゲンの人になっちゃったな〜。もうシトロエン時代のウェアの方が、「どこか違和感が......」なんて思うようになっちゃったもんね。


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センターはオレのもんだゼ!

 ドイツはデュッセルドルフで開催中のレース・オブ・チャンピオンズ。公式サイトでは動画がジャンジャン公開されているんですが、WRCでもお馴染みのニール・コールがレポーターを担当しています。そのニール、「ロック! ロック!」と連呼中。『レース・オブ・チャンピオンズ=ROC=ロック』、だったのか〜。ひとつお利口になりました。

 で、今回のロックには、セバスチャン・オジエがフォルクスワーゲンのドライバーとして初めて参加してます。大役のフォルクスワーゲン・ポロR WRCのデモランをこなしつつ......。

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 F1チャンピオン様を再度に従えて、堂々のセンターポジション(サスガ)。

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 こんなレアな組み合わせも......。ユホとバトンって、どこかで重なってましたっけ? 

 ちなみにニュースにもアップされましたが、フォードの要請(おそらくMINIも)を受けて2012年のマニュファクチャラーズ登録締め切りが、12月22日まで延期されたそうです。マッズ・オステベルグのコメントだと、どんな状況であれMスポーツは出て来そうだけど......。あと、ペターとヘニングは、やっぱり兄弟船になりそうですな(ってことはペターもフィエスタか)。


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師走な雑感。

 師走の猛烈年末進行の最中、激烈な風邪を引いてしまったヘタレ編集者です。若い頃は、締め切りの期間中なんて根性で風邪を撃退していたのに......。すっかりそんな抵抗力はどこかに行ってしまいました(ヨボヨボ)。

 12月に入って、各カテゴリーも続々とシーズンオフに突入。表彰式やら発表会がそこかしこで開催されています。

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 パリで開催されたのはIRCの年間表彰式。新井敏弘選手がプロダクションカップ・チャンピオンとして参加していますね。

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 アルザスでは、セバスチャン・ローブが自身のレーシングチームの発表会。目標はル・マン24時間優勝だって! サーキットに夢中になって、ラリーを疎かにしそうな予感がしちゃったりして。

 僕はと言えば、先週末に行なわれたJAF表彰式にチョロリと顔を出してきました。この手の表彰式に参加するとシミジミ年の瀬を感じますよねぇ。ラリーX総集編をやっていた頃は、まさに制作が佳境も佳境で、「このクソ忙しい時期に......」なんて、ブチブチ言っていたものでしたが。あの頃の忙しさは正に"師走"以外の何物でもなくて、なんだかとても懐かしいです。


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使用済みに価値がある。

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 もっか8度目のチャンピオンズインタビュー(!)が掲載中のセバスチャン・ローブ(全5回中2回目がアップされましたよ)。そのローブが、『国境なきスポーツ(Sport Sans Frontieres)』という団体のチャリティに賛同し、サイン入りヘルメットをネットオークションのeBayに出品中です。

 オークションは12月9日まで開催されるんですが、現時点(12月2日午後7時30分)のお値段は、2777ユーロ(約30万円)。安いのか高いのか、イマイチ判断がつきかねるプライスではありますね。正真正銘ローブが使っていたヘルメットだし(レプリカにサインだけ入れたものではない)、ファンにはタマラナイ逸品なんだろうな。

 でも、ローブのサインに関しては、WRCの現場であれば割とサクッと貰えちゃうんですよねぇ。ファンサービスがいいし、比較的サービスをフラフラしている。ってことで、"ローブ使用済み"に価値を見いだせる方は、是非参加してみて下さいませ。

 オークションの状況が気になる方はコチラから。


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お台場で会いませう。

 昨日からプレスデーが始まり、ハチロクやらBRZやらで、東京ビッグサイトは大盛り上がりの東京モーターショー。ラリーXモバイルのヒラさんが、早速行って来たそうですよ。

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 MINIジョンクーパーワークスWRC!

 じっくりチェックしたかったそうですが、中二階の微妙な位置に置かれていたので、ホンモノかドンガラか分からなかったとのこと。でも、ちゃんと37番のダニエル・ソルド号で、BPのスポンサーも付いています。とりあえず日本初上陸だし、数少ないWRCフレーバーなので(泣)、是非ともチェックしたいところ(VWポロR WRCはいないみたい)。

 某スーパーカー誌で下っ端編集者として働いていた頃は、『東京モーターショー=苦役』というイメージがあったもの。今の立場だと純粋にクルマ好きとして楽しめるし、ビッグサイトであれば電車でスイッと行けるので、来週あたりにコッソリ覗いてこようかな。


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アクセス方法を動画で解説!
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『ラリー村から日本の友人へ』