久々にジジ・ガリがニュースに登場しましたね。イタリア期待の若手達を、ジジが住むアルプスの麓リビーニョに招き、スノードライビングのトレーニングを行なったそうです（詳しくはニュースを読んで下さいませ）。

　ジジの故郷リビーニョには2007年の冬にK子様と取材で訪れています。ジジのお宅訪問までカマしたのが、昨日のことのようです。あの時のイタリア取材は、イヌスケ編集人生3本の指に入る楽しい取材だったので（他のふたつは2005年イースト・アフリカン・サファリ、2008年ラリー・フィンランド）、色々と思い出深いんですよね。

　あ〜、またイタリアでガッツリ取材したいな！　あの時、某アーティスト系イタリア人フォトグラファー宅でご馳走になった、トマトソースパスタwithグリーンサラダ（パスタとサラダを混ぜて食す）の味が忘れられないんですよ。日本で試してみたんだけど、どうも味が違うんだよねぇ......。

　さて、本日アップされたニュースでは、カルロス・サインツがダニエル・ソルド獲得への興味を口にしたことも無視できません。MINIの現状を考えると、ソルドが残留する可能性は限りなくゼロに近そう。フォルクスワーゲンとしても不安定な若手よりも、WRCイベントを熟知しているソルドが絶対に欲しいはず。

　とはいえ、オジエ＆ソルドの元ローブのセカンドコンビが、どんな雰囲気になるのか全く想像もつかないけどね。

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　とうとうMINI WRCチームから、肝心要の『MINI』がトルツメされて、プロドライブWRCチームになってしまいました（悲）。まぁ、ワークスチームじゃないんだし、BMW的にはMINIを名乗るなってことなんでしょうが......。どうやらプロドライブはポルトガルから、カラーリングも変えるみたいです。

　この状況になってしまうと、ダニエル・ソルドも来季に向けて移籍を考えているんだろうな。行き先はフォルクスワーゲン一択、親方カルロス・サインツもいるしね。もし、オジエとソルドのコンビが実現すると、シトロエン的に相当複雑な気分になりそうですね。

　それにしても、去年の今頃は希望と期待に満ち満ちていたMINIのプログラムが、こんな事になってしまうとは。

　さて本日、2012年のスポーティングレギュレーションがアップされました。かなり詳しく、そして分かりやすく分類されているので、『プライオリティって？』とか、『予選とスタート順が分からない！』なんて思っている人は、是非チェックしてみてくださいませ。

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　ラリーXでもお世話になっているアメリカ在住のフォトグラファーO月さん。今年もコドライバーとして、ラリー・メキシコのRally Americaクラスに参戦するんだって（ドライバーは前回に引続きラリーマニアなジェイソン氏）。マシンは去年のダッジ・ネオンからフォルクスワーゲン・ゴルフGTIへ進化（？）したそうな。

　おぉっ、フォルクスワーゲンのワークスカラーじゃん！　グループA好きとしては、たまらんチョイスですな。

　流石ラリー好きなジェイソン＆O月コンビ、前回は壮絶な転倒でラリーを終えています。今年こそは無事に完走して欲しいところ。ジェイソンは「プッシュするぞ〜！」と鼻息荒いらしいので、チト心配だけどね。

　ご存知の通り、今年のラリー・メキシコにはK子様が突撃するので、『こぼれ話』で彼らが奮闘する様子をちょこっとレポートしてくれるかも。WRCでの参戦ではないので、サービスパークは炎天下の屋外に置かれているみたいですが、K子様よろしくお願いします〜♪

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　今年はモンテカルロがWRCへと寝返ってしまった結果（違いますよ）、アソーレスで静かに開幕したIRC。アンドレアス・ミケルセンが、ユホ・ハンニネンを破って、サクッと開幕戦を勝利で飾っています。

　アソーレスの展開を見ていても、やっぱりミケルセン＆ハンニネンが抜けている感じですね。ここに今回出ていないシュコダ・ワークスのヤン・コペツキが加わるのかな。去年は若手のティエリー・ヌービルが絡んでいたけれど、誰か元気な若手が出て来て欲しい所。ドイツの若い衆ふたり（セップ・ヴィーガンド＆ヘルマン・ガスナーJr）に期待しておきましょう。

　FIAとユーロスポーツがガッツリとタッグを組んでいたと思われていた数週間前から状況が一変してしまった今、IRCの将来がちと心配です。シュコダが孤軍奮闘しているので、選手権の体裁が保たれているけれど、フォルクスワーゲンがWRCに本格参戦したら......。ま、俺のシュコダ（？）が、ラリーを止めるとは思わないけどね。

　それにしても2012年仕様にリニューアルされたIRCの公式サイトが見にくいったらありゃしない！　「イヌスケさん、変化を嫌うお年頃になっただけですよ」との突っ込みが......。た、確かにその通りでございます（トホホ）。

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　着々と進行中のイヌスケ新愛車計画。様々な条件、自分の年齢（意外に重要）、その他諸々を熟考の末に、遂に決定しました！　ま、今しか乗れないクルマってことでね。よ〜く見ると、やっぱりラリー絡みだったりして（ウヒヒ）。

　さて、実は日本で買えるならば、思いっきり選択肢に入っていたはずのシュコダ。中国とかニュージーランドでは、普通にシュコダ売ってるのにね〜（日本にはマーケットがないか）。そんなシュコダの故郷チェコから、お便りを頂いていたので紹介しますね。

　こちらの写真はチェコ在住のIさんが撮影した、チェコ・オートサロンでのファビアS2000。シュコダ・カラーのチェッカーフラッグウェアのキャンギャルちゃん、なかなかナイス。

　Iさんによると、シュコダの社名の由来は創業者がSKODAさん。SKODAはチェコ語で「残念」の意味があるそうな。で、シュコダのフラッグシップモデルの「Superb」の意味は「素晴らしい」ってことで、「シュコダの新型Supreb」は「残念で素晴らしく新しい」となると。......カオス！

　そういえば、去年のラリー・フィンランドでタクシーに乗ったらSuprebだったなぁ。Iさん、これからもチェコ情報お待ちしておりますよ。そして、いつか必ずチェコ上陸しますので、その時はゼヒ！

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　ケガで療養中のマスーに続き、ヘニングもメキシコ欠場の可能性が浮上しているようです（現時点で発表はナシ）。どうやら彼らのスポンサーについているエナジードリンク・メーカーのプログラムがはっきりしない様子。

　そういえば、2006年にクロノス・シトロエンのスポンサーだった、『Kizz-Me』なるドリンクメーカーがスポンサーフィーを踏み倒したなんて話がありましたね。エナジーがあるからって、誰もがあの紅牛のようにはいかないってことですかね。いや、『Go Fast』が踏み倒すとは言っておりませんが......。

　写真はMスポーツの広報写真としてアップされていたフォード・フィエスタRS WRCです。他のドライバーの写真もあるんですが、この一連のシリーズ好きだなぁ。まるでラリーカーが空を泳いでいるようだ（ポエム）。

　もし、ヘニングのインタビューページをラリーX本誌で作れたなら、この写真をバーンと見開きで使うんだけどな。とにかく、あれこれがクリアになって、ヘニングがラリー・メキシコをスタートできますように。

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　本日は時間が合ったので、K子様とランチに行ってきましたよ。再来週にWRC第3戦ラリー・メキシコが近づきつつあるってことで、いつもの店に行ってきましたよ。

　このBlogではお馴染み（？）新宿サザンテラス口のメキシコ料理店『エルトリート』です。

　K子様的には、再来週になれば本場のタコスをたらふく食べられるところですが、僕がキツい時差を前にメキシコ気分を高めたかったので、こちらの店をチョイス。久々のメキシコ料理、たいへん美味しゅうございました（これで時差も耐えられるかな）。

　こちらのBlogでもチラチラお知らせしているように、今回のメキシコにはK子様の取材が決まっています。もちろん大人気の『こぼれ話』も現地からジャンジャンアップしてくれる予定。リクエストも受け付けておりますので、掲示板『Gallery Stage』やTwitterへの書き込み、ゼヒ。K子様が応えられる範囲で、頑張ってくれるはずです。

　ところで実は静かに進行中のイヌスケ新愛車計画ですが、候補が遂に2車種に絞られました！　現在、様々な条件を照らし合わせて悩みまくっております。選ぶべきクルマは分かってるんだけれど、もう片方が断然楽しそうなんだよなぁ......。ん〜。

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　フォルクスワーゲン・ポロR WRCのノウルェーテストが完了したみたいですね。セバスチャン・オジエが日記で明かしていたように、いよいよ実戦デビューに向けたテストカー（"カー・ワン"と言うそうな）が投入されました。

　オジエ自身は日記の中で「スウェーデン滞在中」と書いていたけれど、テストはノルウェー（コングスヴィンガー）でこなしつつ、ハグフォース近郊のホテルにでも泊まっていたんでしょうかね。ま、あの辺りは一面白銀の世界で、どこまでスウェーデンで、どこからノウルェーなんて、オジエには分からないか。

　それにしてもポロR WRC、かなり贅沢に時間をかけてテストを続けている様子。かつてのシトロエンのように、デビュー前にガッツリテストをこなして、完璧な状態でのデビューを目論んでいるのかも。今年のアクロポリスかドイツ辺りで、テスト参戦してくるかと思ったけれど、来年のモンテカルロでデビューウィンを狙ってるのかな。

　何にしても、有り難いのはテスト中も定期的に情報をアップデートしてくれること。さすがフォルクスワーゲン様です。

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　昨日のBlogに書いたLUFTA（ルフタ）のマリー様コスプレシャツ（違）へのリクエストをいくつか頂いたので、フィンランド諜報部員Lコネンさんに、こっそりオーダーしておきます。でも、5ユーロなのはレディースだけなんですよね。ま、売れなかったんだろうな。写真はシャツの背中側なんだけど、これを普段に着るのは......。

　大安売りのルフタに対して、フォードを展開しているicepeak（アイスピーク）はほとんどディスカウントなしなんだって。ミッコ・ヒルボネンが移籍しても、やっぱりフィンランドではフォードの方に人気があるってことか。

　さて、本日のニュースで明らかになりましたが、ステージワンテクノロジーが、FIAとWRCのタイム&トラッキング契約を締結したそうですよ。とりあえず、これで少なくともタイムに関しては、問題なく情報供給されることになりました。あとはテレビ中継だな。

　再来週末のラリー・メキシコまでには、テレビも決まってくれるといいんだけど......。そういえば、先日F1方面で働く編集仲間から、「シーズン開幕してから、テレビが決まるって凄いね」と無邪気に言われて、何も言い返せませんでした（トホホ）。

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　ラリーXフィンランド諜報部員のLコネンさんから、「シトロエンのチームスタッフのコスプレをしたい人はいませんか？」との文言と共に、以下の写真が送られて来ました。

シトロエン・レーシング女性用シャツ。

　シトロエンにウェア関係を今シーズンから供給しているフィンランドのスポーツブランドのLUFTA（ルフタ）製。なんと5ユーロだって。日本円で500円ちょっとですぜ!?　そういえばシトロエン広報のマリー・ピエール女史は、こんな感じのシャツにブラックのパンツを合わせていたような（コスプレも簡単）。

　なんでもLコネンさんの隣町にルフタのアウトレットがオープンしたんだって。ちなみにフォードにウェアを供給しているicepeak（アイスピーク）も同じグループです。このシトロエンのウェアに需要があるか分からないけれど（ないから5ユーロなのか）、興味のある人はフィンランドへゼヒ。

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　あれやこれやと猛烈に酷使してきたこともあるんですが、自宅で使用していたプリンタFAX複合機が、昨日息絶えてしまいました。これがない事には色々と仕事が進まないので、同じモデルの進化版を購入しました。が、同じような設定に戻すのにそりゃもう四苦八苦。嗚呼、つらかった。

　さて、以前からケン・ブロックのドライビングアドバイザーやら、セイフティークルーを務めていたクリス・トキンソンが、ブロックのチームメイトとしてメキシコへの参戦を決めたようですよ。クリスがWRCに参戦するのは、2009年のアイルランド以来になるそうな。

　彼がドライブするのはフォード・フィエスタRS WRC、つまりペター・ソルベルグと同じマシンです。2008年末のスバル撤退以来となる、ペター対クリスの同マシン対決！　メキシコでの注目ポイントがひとつ増えましたね。

　本日ミッコ・ヒルボネンのラリー日記『シトロエンな日々』スウェーデン編が公開されました。ラトバラに負けたことに悔しさを表しつつも、「ま、仕方がなないか〜」というようなアッケラカンとした印象が漂っているのは、ミッコの特徴でしょうな。この辺りオジエとはホントに対照的。是非、読み比べてくださいませ。

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「ステージを学ぶための参戦だからね」とかわしつつ、「ミケルセンには負ける訳にはいかない（ブホー）」と鼻息荒く言い放つ。『この人、やっぱり面白いドライバーだよなぁ』、と改めて実感した今日この頃。って事で、セバスチャン・オジエの「天下取ったる season2」スウェーデン編が公開されました。

　この闘争心を隠し切れない感じが、オジエの魅力なんですよね。去年、チームの絶対的な王者（いろいろな意味で）に対して、猛然と向かっていったオジエ。まぁ、元チーム監督のバックアップがあったとはいえ、賢いドライバーだったら、「とりあえず引退を待ちましょう」と思うところ。

　が、オジエは目の前のラリーで"負けたくない"って本能が、何物にも勝ってしまう。ヤツ、シュコダ・ファビアS2000でだって、WRカー相手に勝てるラリーはあるはずって思ってそうだもんな。ちなみに、今回の日記で懸念のドイツ語事情についても色々と明かしてくれています（予想通りの状況）。是非ご一読を！

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　ラリー・フィンランドで、あの"オウニンポウヤ"が復活しますよ！　しかもパワーステージだそうな。流石攻めまくりなフィンランド、なんと33.01kmとオリジナルの距離で使用すると。これは絶対に盛り上がるだろうなぁ......。

　今年はスケジュール的にラリー・フィンランドへの取材が難しそうなのが、悔しいところ。さて、代わりにどのイベントにしましょうかねぇ。......と、この人も次に取材するWRCイベントで悩んでいましたよ。

　スマフォでラリーXモバイルのカレンダーを見ながら、取材したいWRCイベントに悩むフォトグラファー。ウルノ・アーバも、某O澤と共にこのBlogのセミレギュラーになりつつありますね。本日は久々に彼と昼メシを食べて来ました（和食だったのでラリーネタにできず）。

　去年は雪のスウェーデンと舗装のアルザスを取材したウルノ・アーバ、今年は岩と埃のアクロポリスに行きたいそうな。久しくダストにまみれたイベントには行っていない軟弱者としては、「さすが若人は違うのぅ（ヨボヨボ）」と年齢を感じまくり。

　アルザスでウルノ・アーバが担当してくれた『こぼれ話』が、非常に面白かったので、今年もどこかのイベントにガツンと突撃して欲しいな。オッサンは久々のターマックにしておきます。最後にターマックに行ったのは......、なんと2007年のモンテカルロだって!?　ひ〜！

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　本日はラリーXモバイルの編集会議で都内某所へ。K子様のメキシコ取材について色々話し合いをしつつ、ウィナーズダービーの賞品発送もカマしてきましたよ(^^)。モンテカルロ＆メキシコの当選者の皆さんには、K子様がモンテカルロでゲットしてきたお宝の数々が送られたんですが、目玉はコレかな。

　ドライバーのサイン入りラリー・モンテカルロのルートマップです。

　5日間にも及んだラリー・モンテカルロの全ルートが網羅されているので、半畳以上のスペース（両面アリ）があります。このまま広げて壁に貼ったら、素敵なインテリアになりそうですが（額装もはまりそう）、ここにドライバーのサインまで入ってますからね。

　K子様がサインをゲットしてきたのは、ミッコ・ヒルボネン、オット・タナク、マシュー・ウィルソン、マルティン・プロコップの4名。ミッコとタナクは今回発送してしまったので、次回のメキシコ以降のウィナーズダービーで、マスー＆プロコップのサイン入りマップが当たってしまうかも......？

　ウィナーズダービーでは、荒れたラリーでトップ3を的中させると、即プレゼントゲットの可能性大。今ままでに参加したことがない人も、是非次回チャレンジしてみてくださいませ。

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　やっぱりというか、プロドライブ（MINI）は、第3戦ラリー・メキシコに出ないのねん。第4戦のポルトガルには2台体制でってことだけど、当初は2台目がアルミンド・アラウジョの予定だったんだよなぁ......。どうするんだろう？　クリス・ミークの復活とかあったりして。

　それにしても切ないのが、ダニエル・ソルドが2位表彰台に上がったラリー・モンテカルロではあんなにザクザクアップされていた、MINIジョンクーパーワークスWRCの写真が、BMWのプレスサイトに一切ナシ。本当に一枚も見当たらない（徹底しとるのぅ）

　ちなみに、一応オフィシャルチームとして認定されているはずの『WRCチームMINIポルトガル』の写真もありません（とほほ）。DTMの写真ばっかりです。今後のBMWのWRCに対するスタンスが、チラチラ透けて見えるような......。

　写真はプロドライブから送られてきたパトリック・サンデルのジョンクーパーワークスWRC。このカラーリング、イラストの時よりも数倍カッコ良くないですか？　赤と青が並ぶと、黄色が欲しくなりますが。

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　プジョーが208R2の開発写真を公開しましたよ。将来に関して色々と噂が渦巻くPSA界隈ですが（シトロエン退場でプジョー復帰とか）、プジョーは少なくともプライベーター向けプログラムを継続して行なっていくってことですね。素晴らしい姿勢ですな。日本のメーカーにも見習って欲しいのぅ。

　実はですね、今年後半に愛車シトロエンC4VTRの3回目の車検が迫っています。車検のたびにクルマを買い換えるような、お大尽ではないものの、6年目に入ってそろそろあちこちに不具合が出て来そうな気配がヒシヒシ。「トラブルあっても大好き！」とは言い切れない根性ナシなので、大事になる前になんとかしたいところ。

　で、次期愛車候補としてこっそり考えていたのが、フォルクスワーゲン・ポロとプジョー208だったんですよね。「イヌスケってば、またラリーベース車だよ（ぷぷぷ）」なんて声が聞こえてきますが、どちらもラリーに出る前から「いいなぁ」と思っていたんだす。

　ま、先立つものがないので、これから愛車購入資金を貯めなければならないんですけどね。実はスバルBRZも気になってたりして......（乗ったら超楽しかったのです）。

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　ラリー・スウェーデンが無事フィニッシュしましたよ〜。ヤリ-マティ・ラトバラが優勝した後、いつも以上に大感激しているかと思ったら、同一イベントで2勝するのが初めてだったんだって。しかも、フォードとMスポーツが協力体制を築いてから、今回が50勝目、モンテカルロでのノーポイントもあって、相当にプレッシャーを感じていたみたい。

　最終ステージ前のインタビューで、優勝目前にも関わらずかなり暗〜い声で語っていたヤリマテ（パンクもあってタイム差がなくなっていたのもあったか）。そういえば一昨年のフィンランド、地元初勝利目前の時もまるで幽霊のような雰囲気でサービスを彷徨ってましたねぇ。自己暗示の成果ってやつなんでしょうな、きっと。

　ある意味ゾーン状態のヤリマテに対して、ミッコはタイヤがグズグズで攻めようにも攻めらなかったみたいですね。それにしても元チームメイト同士のバトル、今回は非常に面白かったです。願わくば、ペター＆マッズがもっと絡んで欲しかったけどね。

　ちなみにミッコはヤリマテに精神的プレッシャーをかけるべく、ラリー中にヤリマテの"夜の営み"についてまで聞いたんだって（詳しくはフィニッシュ後会見を読んでみてちょ）。あんまり効果はなかったみたいだけど。

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　ラリー・スウェーデンはもっか最終日が開催中。ヤリ-マティ・ラトバラが順調に元チームメイトを引き離しつつあります。

　今回はトップ5がみんな北国出身ですね。ラテン系ドライバーのコメントを見るに雪が多くてかなり苦しんでいる様子。やっぱり雪が多いと、普段から走り慣れている彼らにアドバンテージがありますね。個人的には、ノビがイイ感じに成長していて嬉しい限り。セブの追い上げをかわすべくアタックしているようなので、コースオフしないように祈っておきます。

　さて、そのスウェーデンですが、国際的なテレビ番組制作・配信には、やはり相当な金額が必要だったようです。40%の資金が不足していると報道されています。その不足している資金を少しでも補うべく、ファンからのサポートを募ることになりました。

『Friends of Rally Sweden』から、P-Gアンダーソンのニットキャップや、ラトバラのサイン入りフォード・フィエスタRS WRCのミニチュアカー（写真）を購入すると、その売り上げの一部がラリー・スウェーデンに提供されることになっています。

　気になる方は、コチラから。ヤリマテの直筆サイン入りフィエスタは、値段的にもかなり魅力的かも。

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　ラリー・スウェーデン、初日からなかなかエキサイティングな展開が続いております。ノルウェーでの最終ステージでスタッド抜けに見舞われたミッコ・ヒルボネンが、首位のヤリ-マティ・ラトバラから少し遅れたけれど、まだまだ面白いバトルが見られそうです。それにしても、昨日は長い一日だったなぁ......。

　さて、スウェーデンが開催中ではありますが、面白いニュースが発表されました。アジア-パシフィック選手権（APRC）に参戦中のチームMRFが、マシンを三菱ランサーエボリューションXから、シュコダ・ファビアS2000にスイッチするんだって。

　日本人として、日本のマニュファクチャラーのラリーカーが少なくなってしまうのは、非常に寂しいところ。でも、ラリー北海道にファビアS2000が来るというのは見逃せません。実は、2010年のラリージャパンにもファビアS2000が参戦する可能性もあったんですが、この時やってきたのはフォード・フィエスタS2000のみ。

　このれまでの事を考えても、チームMRFのプログラムにラリー北海道が入るのは確実。実現すれば2005年のラリージャパン以来のシュコダ日本上陸になります。MRFのシュコダ対プロトン・ワークスのバトルは、かなりアツくなりそう。これは観戦プランを建てないと！　

　あとはカツさん（田口勝彦選手）がMRFに残留するかですね。あ〜、日本人のS2000ドライバーを見たい！

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　ラリー・スウェーデンとは言いながら、本日行なわれるステージは前後のスーパーSSを除いて全て国境を越えたノルウぇーを走ります。しかもSS2/SS6 Mitandersforsは、ペター・ソルベルグの自宅敷地内を走るそうな。

　フォード加入以来、基本的にご機嫌なペターではあるけれど、今回は実質的に地元ラリーという事もあってか、いつも以上にブイブイ言わせている様子。ラリー前記者会見では、パトリック・サンデルにメディア相手にリップサービスしていた事をバラされていたしね（会見では慎重なコメントを選んでいた）。

　そして、昨日はWRC初の予選ステージが開催されました。ペターも指摘していましたが、『パワーステージがもうひとつ追加された』感じでしたね。若干ダレていたシェイクダウンに緊張感が生まれたし、戦略を含めて非常に興味深かった。そして、ひとりずつ1回だけアタックするので、それだけで充分見応えがありました。

　予選トップタイムを記録したヤリ-マティ・ラトバラは、後方の17番手を選択。これが吉と出るか、凶と出るのか。ラリー初日は既にスタートしております！

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　いよいよ本日からWRC第2戦ラリー・スウェーデンが開幕ですよ〜！　

　既に現地ではシェイクダウン......もといっ、クオリファイ（予選）が始まっています。いつものシェイクダウンと違って、ドライバーもチームもピリピリしてるんだろうなぁ。......と、かの地に想いを馳せつつ、『こぼれ話』の新担当者が一発目をアップしてくれました。

　バスティアン・ボーダン君、22歳（！）であります。なんなんだ、このグラサンは。

　彼のお父上は、WRC界ではお馴染みのベテランフォトグラファー。なんとバスティアン自身も、12歳の時にシトロエンの広報写真として採用されているスゴ腕であります。どんなネタをアップしてくれるのか、僕もコッソリ楽しみにしています。

　さて、本日の現地時間20時04分にカールスタッドの特設コースでSS1がスタートします。スウェーデンと日本の時差が8時間ということで、午前4時04分（！）。ほぼ朝ですが、是非速報にお付き合い下さいませ。

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　ラリー・スウェーデンの国際的なテレビ番組制作・放映が決まりました。とりあえずは良かった良かったって感じですが、オーガナイザーのコメントを見るに、資金的に相当無理をしている様子。

　このまま各オーガナイザーにテレビ放映を丸投げした状態では、いずれ破綻するのは目に見えています。それこそ『ウチ、出来ません！』なんて諦めてしまうイベントだって出て来るかもしれないし......。ホント、FIAにはしっかりやってもらわないとな！

　話題は変わって、久々に書店に行けたので、ようやくコレを購入して来ましたよ。

『誰も寝てはならぬ 17巻』

　最終巻ですねぇ。モーニングでの連載終了の時にも書いたかもしれないけれど、この漫画の最終回に相応しい、なんともホンワカした終わり方になっています。主人公周りよりも、マキオちゃんの巴ちゃんへの淡い恋の行方がどうなるのか、気になるなぁ......（どうにもならんか）。

　最後のサラさんのコメントに描かれた『マキオアンコウ』が素敵です。本物（？）のマキオちゃんも、昨年のフィンランドでこんな顔をしておりましたゆえ。

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　まぁ、あれやこれやがありまして......。

　このマシンがプライベーターになって......。

　こちらマシンがワークスチームになるそうです。

　とりあえずは最悪の事態（MINI完全撤退）は回避された訳で、良しとすべきでしょうな。BMWとしても、開発はプロドライブに任せるみたいだし、WRCへの関与も続けるつもりのようです。

　それにしても、パオロ・ノブレがワークスドライバーに成る日が来ようとはねぇ......。

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　ずいぶん長いことWRCに出ているから忘れていたけれど、ナッサー・アル-アッティーヤって、WRカーで参戦したことがなかったんですね。ってな訳で、シトロエンDS3WRCでスウェーデンから、久々にナッサーがWRC登場です。

　WRCにおけるミドルイーストパワーと言えば、ここ数年は殿下（カリド・アル-カシミ）率いるアブダビでした。彼らが（跡形もなく）アッサリ退場して、代わりにやってきたのが、ナッサーを推すカタール。ナッサーは2000年代中盤からラリー活動を頑張っていたのに、なぜ今になってガッツリ資金を投入する気になったんでしょうね。やっぱりダカール優勝がデカかったか。

　ちなみにナッサーは、射撃の選手としてロンドン・オリンピックにも参加予定。記録会での成績も上々だったようで、メダルを獲得する気満々です。北京オリンピックでも行進するナッサーを見つけてかなり嬉しかったので（親戚感覚）、今回も開会式に出て欲しいところ。

　オリンピック大好きなんですよね〜。ロンドン、行きたいなぁ。

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　あれやこれやと心配事は尽きませんが、来週末はWRC第2戦ラリー・スウェーデンということで、速報コンテンツがオープンしましたよ！　

　ウィナーズダービーの募集もスタートしていますので、トップ3を予想してジャンジャン応募してみてください。スウェーデンは得意不得意がハッキリしているので、比較的予想しやすいラリーかも。まぁ、去年のマッズ・オステベルグのような存在が、出て来る可能性はあるけれどね。

　そうそう、メルマガではチラリと触れましたが、スウェーデンの『こぼれ話』からニューフェイスが登場します。しかも『こぼれ話』初の外国人です。どんなネタが飛び出して来るか分からないものの、かなりのナイスキャラなので、期待していてくださいませ。

　写真は、今回デビューするスウェーデン・ワールドラリーチームのMINIジョンクーパーワークスWRC。パトリック・サンデルがドライブするマシンです。MINIはワークスが赤系なので、青系のカラーリングが新鮮でカッコヨス。

　そういえば、サンデルがWRカーをドライブするのって、今回が初めてなんだよなぁ。MINI周辺は色々と大変そうだけれど、無事にラリーを終えられますように......。

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　MINIの件が色々と心配な上に、FIAとユーロスポーツの交渉が暗礁に乗り上げたようです。わざわざFIAがステートメントまで発表しています。しかも、スウェーデン以降のテレビ放映は、各イベントのオーガナイザーが自分達で見つける必要があるとのこと。FIAは今後も交渉を続けるというけれど......。

　各国に配信されるテレビ中継はどうなるんだ？　イベント開催国での放映が確保できたとしても、それを海外の放送局に編集・配信するのは誰？　ん〜、ノースワンスポーツを切ったのは、あくまでもユーロスポーツとの契約が前提だとばかり思っていたけれど、もしや行き当たりばったりだったとか。

　考えれば考えるほど、トホホな気分になってくるので、気分転換にこんな話題を。

　当Blog推奨ベルジャン（？）ことティエリー・ヌービルが、スノードライビングの極意を学ぶべく、フィンランドのトミ・マキネン・レーシングを訪れました。2日間ジックリとマキネンやカイ・リンドストロムと、雪上でトレーニングに明け暮れたとのこと。ヌービルも「あのマキネンが僕を認知していた！」と大感激の様子。

　特訓の効果があったのかは、来週のスウェーデンでのお楽しみって感じでしょうかね。

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　いよいよもってMINIのWRCプログラムが岐路に立っています。あちこちから聞こえてくる話をみるに、BMWはプロドライブを切ることに決めたようです。ラリー・モンテカルロの結果を待っての判断ということだけど、BMW的には優勝じゃなきゃ駄目だったのかなぁ......。

　ニュースなどで伝わってきていることをよくよく考えると、プロドライブ側はBMWにWRCプログラムを認めさせるため、相当見通しの甘い資金プランを提示したんだろうな。それこそ『BMWはエンジンを提供して、ホモロゲーション周りを担当するだけですよ』、なんて言ってたのかも。

　プロドライブ的にはMINIジョンクーパーワークスWRCが、ある程度の活躍を見せれば（2011年に関しては公平に見ても期待以上）、BMWが関与を深めると思っていた節があったのでしょう。が、当のBMWはDTMで手一杯。期待していたスポンサーは、折りからの欧州経済危機で、まったく見通し立たず。

　ちなみに、プロドライブを切った後のプライベーター活動は、アラウジョのチームを担当していたモータースポーツ・イタリア（ラリーアート・イタリー）が引き継ぐようです。この辺り、プロドライブが納得するのかなぁ。

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　フランス人ドライバーの皆さんにとって、セバスチャン・ローブの存在は、なんともモヤモヤするものなんですかね。って事で、本日アップされたニュースで、ルノー使いのジャン・ラニョッティ大先生が、ローブの勝利記録についてひとくさり入れています。

　以前、ディディエ・オリオールも同じように、「我々の時代は強いドライバーが山盛りで、簡単に勝てなかった」と、言っていましたよね。まぁ、至極ごもっともなんですが、彼らの時代はワークスチームにフル参戦の義務もなかったので、とんでもなく楽に勝てちゃうイベントだってあったりして。

　その辺りがよ〜く分かっているからか、はたまたチームメイトとして間近で彼の凄さを体感したからか、グループA時代に2度のタイトルを獲得しているカルロス・サインツは、手放しでローブを絶賛してるんですよね。

　今後、68勝（引退までに80勝まで行くんだろうな）なんて記録を破る存在は現れないでしょうし、これからもアレコレ言われてしまうんでしょうなぁ......。ま、ローブ自身は、ラニョッティの言葉を全く気にしてなさそうだけど。

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　着々と結果を積み上げているのに、BMWはどんどん冷めていく......。いったい、MINI周辺で何が起こってるんでしょうね。何を話しているのかと言えば、本日アップされたニュースです。BMWが近々開かれる取締役会で、プロドライブとの関係解消を決めそうな気配なんだって。

　MINIとBMWの関係悪化は、今に始まった訳じゃないんですが、今回のネタがいつもと違うのは、ニュースの発信がマーティン・ホームズ大先生ということ。色々アレな所もあるホームズ先生だけど、ラリーメディアとしての信頼度はかなり高い人ですからね。

　彼が記名でわざわざこのニュースを発信しているということは、相当にシリアスな状況ってことでしょう。ダニエル・ソルドがラリー・モンテカルロで2位表彰台に上がった後、エボリューションモデルの投入を示唆していましたが、これは雲行きが怪しそうだなぁ......。

　デビッド・リチャーズからデイブ・ウィルコックにチーム代表を変えてみたものの、BMW的には「そんな小手先の改革じゃ、信じられまへん」ってことなんでしょうかね。ジョンクーパーワークスWRCがイイ感じのマシンだけに、この状況は本当に残念至極。

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