2009年6月アーカイブ

真のエースになろうとは。

 ラリーの仕事に携わって8年くらい経ちますが、「こいつは来る」とか思った人が、実際に来る事なんて、なかなかないものです(^^;)。

 あれは2002年の夏、ラリーX編集部に一枚のプレスリリースが届きました。当時23歳の若者が、黒いバッテリーカラーのルノー・クリオS1600で地元ラリー・フィンランドに参戦するから応援よろしく、という内容。

「この顔は大成しないね」と当時の僕はバッサリ切り捨てたんですが(^^;)、某パトロンのバックアップをゲットした彼は、翌年にはフォードのジュニアチームに入り、2004年は引退を決めた先輩のバックアップを受けてスバルに加入。その後放出されるも2年後にはフォードにカムバック。そして今、シーズン2勝目を挙げて、ポイントリーダーに立ちました。

0630mikko.jpg

 そう、ミッコ・ヒルボネンです。

 今回のポーランドで驚いたのは、ミッコの変わり様でした。ある意味、対照的なヤリ-マティ・ラトバラと比べられる事の多いミッコですが、これまでは「押しが弱い」、「大人しい」、「エースには相応しくない」等、色々言われることが多かった。

 正直、昨シーズンの末のミッコとラトバラの関係を見ていたら、ラトバラのスピードが強烈に目立っていた事もあって、「これは2009年に立場が逆転するかも」なんて思ったものです。

 しかし、ポーランドで話した時、ミッコの落ち着いた自信、そしてチャンピオンを狙う目に僕は驚きました。そして、自分の目の不確かさを反省したんですよね。「やっぱり、人を見る目ないなぁ」って(^^;)。

 あのセバスチャン・ローブが、ポーランドで1ポイントを獲るためにあらゆる手段を行使したのを見ても確かです。ローブは、遂にミッコを本当に戦うべき相手だと認めました。ま、順位操作に関しては、ノビコフやローテンバッハといった若手を犠牲にすべきだったかの議論はありますが(^^;)。

 昨年、ローブに正面勝負を挑んで破れたフィンランドで、ミッコがどんな戦いを見せてくれるのか(ラトバラも......(^^;))、本当に楽しみになってきました。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

ドラマって陳腐な言葉じゃ......。

0628wrc01.jpg

それにしても最後の最後にとんでもない展開になりましたねぇ。

何が起こるか分からないとは言うものの、あの段階からやっちまったヤリ-マティ・ラトバラってば、凄過ぎますね。ポーランドのプレスルームで、頭をよぎったのが「ラリーXの●い」だって事は内緒ですが......(^^;)。

で、なんとかポーランドでの仕事をフィニッシュさせました。今回は『こぼれ話』を目標の32本アップしています(自分で自分を褒めておこう)。メインネタからはちょっとずれていますが、ヒマな時にでも読んで頂いて、ラリーの空気を味わって頂けたら幸いです。

帰ったら、すぐにラリー北海道もあるし、今回やったインタビューをページにしないとね。でも今はとりあえず、ゆっくりご飯を食べて、ぐっすり眠りたいです。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

昭和49年生まれだよな。


 あっという間に最終日です。ラリーはよっぽどの事がない限り、このままフォードのミッコ・ヒルボネンとヤリ-マティ・ラトバラが、1-2フィニッシュを決めそう。

 それにしても、まさかセバスチャン・ローブが早々に脱落するとはね〜。今シーズン頭の強烈な強さを考えると、こんな事になろうとは......。セブがいなくなると、ラリーが混沌として面白くなるのは、なんとも皮肉な話ですが。

0628seb.jpg
セバスチャン・ローブ(35歳)。

 先ほどのタイムコントロールで、彼のポートレートを撮ったんですが、この顔、誰かに似ている......。

0628russell.jpg
ラッセル・クロウ(45歳)。

 このシワ感、実年齢で10歳違うはずなのに、似てるよな〜。一応、自分とセブとは同い年なんですが(ペター・ソルベルグも)、この貫禄というか、渋み(ジジムサい)はなんでしょうね。1〜2年前はもうちょっとツヤツヤしてたと思うんだけど (^^;)。

 ちなみに、今回のラリーには奥方のセブリーヌと、娘のヴァランティーヌちゃんを連れてきていましたよ。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

フォトグラファーになっちゃう?

 いや〜、ポーランドのラリー人気は凄まじいなぁ。広大な観戦エリアにあれだけスペクテイターが集まるとやっぱり壮観です。しかも、鳴りものをガンガン使って大盛り上がり。サービスパークもフィンランド級の大混雑だし、これは絶対2011年にWRC復帰を果たしそう。やっぱりラリーは求められている場所でやらないとね。

 ってことで、せっかく渋滞に巻き込まれつつプロパーなステージにまで行ったんだからと、愛機のEOS KISS X2(某英国人フォトグラファーから「ホリデーカメラ」って言われたけどさ)を引っ張り出して撮影したのがコレ。

0627abbring.jpg

 ケビン・アッブリングのルノー・クリオR3なんですが、ハッチゲートが開いちゃって、まるで某パイクスピークの怪物マシンみたいでしょ(^^;)。SS10のフィニッシュ付近は、ご覧の通り2kmくらいが見渡せる絶景が広がる絶好のポイント。この写真では、それが写ってるんだけれど......。このサイズじゃ分からないのが残念(待ち受け作ってもらおうかな)。

 ラリーはミッコ・ヒルボネンが逃げ切りそうな気配です。今回、ミッコから落ち着いた自信みたいな物を感じるんですよね〜。去年のラリージャパンでも感じたけれど、精悍になったと言いますか。ここで勝てば選手権争いもかなり面白くなるし、明日が楽しみです。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

イメチェンが肝心。

0626seb.jpg

 なんだか携帯の調子が悪いようで、いくつか『イヌスケ洋行日記』をアップできませんでした(T_T)。いっぱい書いたのにな〜。

 さて、本日のトピックはやっぱり、セバスチャン・ローブのリタイアでしょうなぁ。ひと頃はセブがリタイアすると「おぉ〜」なんてプレスルームが湧いたものだけれど、ここまでミスが続いているからか、プレスルームでは「またか」的な空気が流れていました(^^;)。ちょっと前までは、全勝タイトルかなんて言われていたのになぁ。

 写真のようにマシンの損傷はほとんどなかったので、明日はリスタートするとのこと。まさか20分のペナルティを受けて、上位まで上がってくる事はないと思うけれど......(^^;)。

 以前このブログで「今年は応援する」と宣言しながら完全に放置していたシモーネ・ベルトロッティ。久々のJWRCを取材しつつ、彼に撮影を頼むと、なんと髪を切ってるじゃん! 

0626simone.jpg
それがコレ(^^;)。

 なんでも、スズキを率いるイ●イさんが、このブログで「ムサい、23歳には見えない」って書かれていた事を彼に教えてあげたら、坊主にしてきたそうです(^^;)。鼻づまり防止バンドも相まって、さらに素敵なビジュアルになりましたねぇ。今後も、こっそり味わい深いシモーネを見守って行きたいと思います。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

取材三昧。


 本日はシェイクダウン。いよいよラリーウィークが本格的にスタートしました。昨日から続く悪天候で、足元はかなりキツい状況になっていたけれど、久々のシェイクダウンです。ステージで走りを見た後は、ガッツリ取材をカマしてきました(^^)。

 ミッコ・ヒルボネン、ペター・ソルベルグにステージの状況を聞きつつ、インタビューは3本(我ながら頑張った)。ラリーXと言えば『青田買い』って事で、エフゲニー・ノビコフ、セバスチャン・オジエ、アンドレアス・ミケルセンに話を聞いてきました。

0625petter.jpg

 ペターのチームを訪れるのは今回が初めてだけれど、アットホームな雰囲気に溢れていて、自然と応援したくなりますね。ちなみにプジョー307WRCのテストは来週予定しているそうです。日本のファンに「いつかまた日本のマニュファクチャラーで参戦したいって伝えてね」との事です。ちなみにポーランド後にコガッチ先生によるロングインタビューが掲載されますので、お楽しみに〜。

0625novikov.jpg

 で、今イヌスケ的一押しドライバーのノビコフ。去年のラリージャパンから考えると、英語力がグングン伸びていてビックリ(そろそろ抜かされそう(^^;))。前回のギリシャでベストタイムを獲ったから、次の目標はポディウムだそうな。ヤリ-マティ・ラトバラの持つWRC最年少優勝記録まで「4年ある。絶対破るよ」となかなか頼もしい事を言ってくれました。少しシャイだけれど、素直に育っていてオジさんは安心しました(^^)。

 ラリーはこれからスーパーSSで幕を開けます。こぼれ話もガンガンアップしますので、お楽しみに〜♪


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

ここは足寄か、ミコワイキか?

0624hokkaido.jpg

 水曜日は夕方にフォードのハッピーアワーがあるだけなので、ステージの状況を見て来ようと、朝から晩までレッキに行ってきました(と、言ってもコガッチ先生の横でコマ図を呼んでいただけ)。

 携帯にガンガンアップしている『イヌスケ洋行日記』には書きましたが、ポーランドのステージを走っていると、まるで陸別の山の中にいるような錯覚にとらわれます(^^;)。事前に、ポーランドはフィンランドに似ているって言われていたけれど、まるで帯広時代のジャパンです。

 たま〜に、「おぉ、フィンランドじゃん」って思える所もあるけれど、いくつかのステージは、ジャパンと言っても絶対通用します(^^;)。つまり、狭くてハイスピードなグラベル=ラリージャパンって事なんでしょうね。緯度的にも、ポーランドと北海道って近いし。

 今日はあいにくの雨になってしまったミコワイキ。金曜日からは天気も持ち直しそうです。一部のステージではダストが浮いていたけれど、サルディニアやアクロほどのハンディにはならなそうです。この辺りは、明日のシェイクダウンでドライバーに話を聞いてみます。

0624furuoka.jpg

 さて、ポーランド前に必死で作った渾身の一冊、『ラリーカー・イラストレーションズ stage 02 三菱』が6月25日にいよいよ発売になります! 今回も古岡修一氏&嶋津敏一氏の最強タッグでお届けする、極上のイラスト集です。コルト1100Fから最新のランサーエボリューションXまで網羅しているので、是非ご一読を! 見つからない場合は、書店で注文してみてくださいませ。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

初々しいのぅ。

0623uketusuke.jpg

 昨日の深夜にようやくミコワイキ(現地の皆さんに聞いたら、この発音が正しいようです)に到着。で、メディア受け付けスタート時刻の14時にプレスルームに向かって、早速仕事をスタートしています。知り合いのチェコ人カメラマンからは、「やっぱり日本人はもう仕事してるな」って言われました。ま、働き者だからね。

 写真はアクリディテーション(メディア受け付け:プレスパスやロードブックなどを受け取ります)での一場面。僕らが第1号だったので、スタッフの女の子達がボスから色々教わりながらの、メディア受け付けになりました。

「これがパーマネントメディアだよ。こっちがナショナルメディアね」みたいな感じ(ポーランド語なので勝手な予想)。キャイキャイやっていて、なんとも初々しく心が和みます。スラブ系の女子達に優しくされると、間違ってもラリーの悪口は書けなくなりますな(メディア失格)。

 ちなみに、こちらの気温は20℃前後と少し寒いです。時折雨が降るようで、昨日のJWRCの合同テストはかなりマディなコンディションになったようです。

 本日からこぼれ話をジャンジャンアップしますので、『イヌスケ洋行日記ポーランド』共々、チェックをよろしくお願いします(^^)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

始まりはいつもマック。

0622mac.jpg

 無事成田に到着しました〜。これからモスクワ経由でワルシャワ→ミコワイキに出発です。海外取材前の恒例マクドナルドでネットにつなぎつつ、最後のブログですね。

 毎度のことながら、何か忘れ物の予感がするけれど......(^^;)。ま、なんとかなるでしょう。ってことで、そろそろゲートに向かわないと! PC版ブログは明日の夜中になっちゃうかな? 向こうのプレスルームの状況次第ですね。とりあえず、携帯版ブログのチェックをよろしくお願いします〜。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

ご洋行のススメ。

0621fiesta.jpg

 明日はポーランドに出発するのに、相変わらずパッキングが終ってません(^^;)。結局、毎回ギリギリになるんだよなぁ〜。ま、いつもの事なので出発までに済ませばいいや。この段階で抱えきれない原稿の山に埋もれていないだけ、マシってもんです。

 さて、先日『マーカス・グロンホルムを応援すべくパイクスピークに行ってみたいけど、どうすれば?』とのメールを頂きました。

 残念ながら日本からの観戦ツアーはないようなので、個人手配になりますね。とはいえ、相手はアメリカ合衆国。そんなに難しいことはありません。と言う訳で、ラリー(海外モータースポーツイベント)観戦の基本、まず公式ウェブサイトをチェックしてみましょう。

 このサイトには、イベントの基本情報、チケットの購入方法、そしてオフィシャルホテルなどが紹介されています(もちろん英語)。チケットはウェブサイトから購入出来ますし、おそらく現地でも販売しています。

 ホテルは期間中もオフィシャルホテルが予約できるようです(1泊9000円くらい)。コロラド・スプリングスには他にも安いホテルがありそうですが、いろいろな情報を手に入れやすかったり、チームやドライバーが泊まっている事を考えると、オフィシャルホテルのメリットが大きそうですね。

 ホテルを予約したら、あとはコロラドスプリングスを目指すだけ(^^)。航空券とレンタカーでOKです。個人でも充分手配できるはず。アメリカは道も広いので、海外で運転経験がない人でも、安心してレンタカーをドライブ出来ると思います(国際運転免許取得を忘れずに!)。

 是非、マーカスの激走を観に行ってください! 帰国後、写真&レポートを送ってくれたら嬉しい限りです(^^)。

 さて、昨年のフィンランドのように『イヌスケ洋行日記ポーンラド編』をガンガンアップしようと思っています。が、システム上ウェブサイト版にはアップできそうもありません。と、言うことで携帯サイトの方にスコスコ上げてい行きますので、チェックして頂けると幸いです。それでは、行って参ります〜♪


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

対照的なふたり。

 なんでもクリストフ・ホゥオヴァチュィクさんは、ラリードライバーもやりつつEU議員様だそうです。っていうか、ラリードライバー→EU議員って流れはヨーロッパではメジャーな展開なんでしょうかね〜。ま、某フィンランド人様は落っこちちゃったけど(^^;)。

0620jm.jpg

 昨日の深夜、いや、一昨日の深夜? ま、いいや。とにかくヤリ-マティ・ラトバラ日記がアップされました。ミッコ・ヒルボネンへのリスペクト感溢れる内容になってます(^^;)。ヤツがマッチポンプを繰り返している間に、ミッコは着々と頑張って、チャンピオン様のポカを突いて選手権争いに復活だからねぇ......。

 ある意味対照的なふたりだからこそ、今のBPフォードはちょっと面白いのかも。これがシトロエンとなると、ダニエル・ソルドがセブをぶっ飛ばして勝ちきるなんて絶対ないもんなぁ。ソルド自身は成長しているのに、このままだと1勝もできなそうな予感が......(^^;)。

 後半のターマック、ソルドとしてはセブのやらかしを期待するしかないのかな〜。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

イープルに思ふ。

0619mitsubishi.jpg

 インターコンチネンタル・ラリーチャレンジ(IRC)第5戦イープル・ラリーが開幕しましたね。S2000てんこ盛りのエントリーは、なかなか興味をそそりますが、その中でいくつか気がついた事があったんで、書いておきますね。

・オペルがマニュファクチャラー登録されていない。
 ニュースでも何度か伝えているように、アレックス・ベンゲのドライブでIRC初登場のオペル・コルサS2000。なのに、エントリーリストにも、IRCオフォシャルサイトにも一切掲載されていない。ちゃんと走ってるのに(^^;)。つまり、ハンコック・タイヤのサポートで、IRCを走ると発表されているものの、まだエントリーを済ませていないようです。IRCはエントリーしないとまったく露出がないぞ〜。

・プロトン(MEM)のワークスカラーは黄色?
 IRC初登場のプロトン・サトゥリアネオS2000は、ガイ・ウィルクスがドライブ。イギリス選手権を走ったホワイトベースではなく、発表時のイエローで出走。やっぱり燃えちゃったから、黄色いヤツを引っ張り出して来た?(^^;)。

・三菱のIRC登録はラリーアート名?
 先日、CSでIRCの放送を見ていると、ナレーターがラリーアートの名前を連呼していて、「?」マークが飛んでいたんですが、ようやく納得。三菱ではなくて、ラリーアート名義でエントリーしていたんですね。っていうか、ラリーアートはマニュファクチャーじゃないような......。ま、IRCだしいいのか。

・IRCではシビック健在。
 JASモータースポーツによるシビック・タイプR R3のラリープログラムは相当縮小されたと聞いていたけれど、プライベーターにマシンが売れたようで、今回はオランダのクルーが走らせています。やっぱりこのマシンの形、好きだなぁ。
 
 以上、ニュースにするにはチト細かいネタを、ガーッと一気に箇条書きにしてみました。なんだかんだ言っても、マシンバリエーションが豊富ってのは楽しいね(^^)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

僕の名前を呼んで。

 ポーランド語でも少しくらい勉強した方がいいかなぁ......なんて思ってたら、編集部クロさんが先にやってました(^^;)。ポーランド語といえば、どうやって読んだらいいのか分からず、放り投げたくなる子音の波状攻撃。で、ポーランドといえば、この人。

0618poland.jpg
Krzysztof Holowczyc

 ラリーXでは彼が初登場した90年代前半からクリストフ・ホロウィツィックと無理から読んでいた訳です。

 ところが、クロさんによるとどうやら読み方が違うようです。参考までにクロさんが調べたポーランド語の発音表が以下になります(それにしても大変な苦労ですねコレ(^^;))。

〔a〕オン
〔e〕ェン
〔l〕ウ
〔n〕ィンとニの間の音
〔f〕ファ行
〔w〕ヴァ行(英語の〔v〕に相当)
〔c〕ツァ行
〔dz〕ヅァ行(例:〔dza〕ならヅァ)
〔s〕シ(母音を伴わない)
〔si〕シ
〔szy〕シ
〔z〕ジ
〔zi〕ジ
〔rzy=zy〕ジ
〔c〕チ
〔dz〕ヂ
〔sz〕シュ
〔cz〕チュ
〔rz=z〕ジュ
〔drz=dz〕ヂュ
〔j〕ヤ
〔cy〕「ツィ」
〔wy〕「ヴィ」

〔sia〕シャ
〔sa〕シャ
〔sie〕シェ
〔sze〕シェ
〔cio〕チョ
〔czo〕チョ
〔ziu〕ジュ
〔zu〕ジュ
〔ze〕ゼ
〔dze〕ヅェ

 と並べてみたものの、ほとんどのアルファベットが正しく表示されません(^^;)。とはいえ、この表にてらしあわせて『Krzysztof Holowczyc』を発音してみると......。

0618poland.jpg
クジシツォフ・ホゥオヴァチュィクさん。

 これまで呼んでいたホロウィツィックって......(^^;)。それにこれが正解かどうかも......。ま、ポーランドで本人に直接聞いてきます。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

上から見るか、下から見るか。


 え〜っとですね、昨日のブログで紹介したポストカードですが、重大なミスが発見されまして、作り直す必要が出て来てしまいました(^^;)。今週末の全日本選手権で『手に入れたるで〜』と思っていた皆さん、申し訳ありません!! おそらくラリー北海道からになりそうです。

 すったもんだありつつ、ポーランドから無事バウチャー(予約確認書)が届きましたよ〜(^^)。海外送金の時には『某国への送金じゃあるまいな』、と散々疑われ、送金はしたもののポーランドから連絡が来ないため『振込詐欺かも』と怯え(ちょっと違う)、『現場に着いたらホテルがなかったらどうしよう......』なんて、いらぬ心配をしていましたが、とりあえず宿泊地は確保できました。

 以前、ホイホイ行っていた頃は、『ま、現地に行きゃ何とかなる』なんて思っていたけれど、今の僕にはなかなかドンと構えられません(^^;)。ホテルの支払いは、チェックアウト時にしたいものです。

0617heri.jpg

 ポーランドのサイトをチェックしていたら、ステージのヘリコプター観戦チケットを発見。30分のフライトで、699ズロチだって。1ポーランドズロチ=30円くらいだから......2万円ちょっと。長い編集者人生ですが、ヘリコプター搭乗機会はなかったので、これが高いのか、安いのかさっぱり分かりません(^^;)。

 ちなみに元編集長のヒラ大先生は、やたらギ・フレクラン操縦のヘリに乗ってたんだよな〜。「別に乗せてくれって、頼んでないんだけどね〜」なんて言ってましたが(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

ちょっと訂正。


 メルマガにも書きましたが、ギリシャの回線トラブルから、こぼれ話のDay2、Day3分を送れなかったダッキーから、無事写真&ネタが届きましたので、まとめてド〜ンとアップしました。

 僕は「ネタが届かないのは、取材が忙しいんだろうな」って思っていたし、一方のダッキーは「返事が来ないな、イヌスケは忙しいのかな」なんて考えていたそうです(^^;)。とにもかくにも、ちょっとタイミングがアレですが、是非チェックしてみて下さい。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

だから、完走に価値がある。

0615seb.jpg

 今回のアクロポリスは荒れましたねぇ。セバスチャン・ローブ、ダニエル・ソルド、ペター・ソルベルグ、ヘニング・ソルベルグ、エフゲニー・ノビコフ(ブレークしそう!)、それに挽回はしたけれど、ヤリ-マティ・ラトバラも。

 まぁ、これだけトップの連中が崩れまくるラリーもなかなかありません。さすがアクロ。カーブレークラリーって言われるだけありますな。その中でノートラブル&ノーミスで走りきったミッコ・ヒルボネンも、やっぱりたいしたもんです。

 ラリーならば、これくらいのサバイバル戦もいいですね(ドライバーは辛いけど)。某ドライバーのお父上のように、「道の上に岩があるのはけしからん」なんて思う人は、大人しくスムーズなターマックに出るべきですな。

 ラリーでイコールコンディションを望むのは、そもそも競技自体を否定することになっちゃうもの。ダストもあれば、前走者が掘り起こした岩もある。だからこそ様々なトラップをクリアして、3日間を走り切ったドライバーが賞賛されるわけで。

 そういった意味では、やっぱりスーパーラリーって納得いかないんだよなぁ......。ま、何年か前のラリージャパンで早々にトップ連中がまとめて消え去った時には、心底「スーパーラリーがあって良かった......」と思ったものでしたが(^^;)。

 昨日ヴィラグラ=砂男への賛同のご意見、ありがとうございます。いくつか指摘があったんですが、『砂男』の界に出てくる不眠症の男にヴィラグラが似てたんでした(^^;)。気になる人は、小学館刊ドラえもん18巻に収録されていますので、是非。

 それにしても、セブのマシンの潰れっぷり、凄いよねぇ。黄昏れるエレナと放置されているタイヤwithサスペンションも最高です(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

砂男4位入賞ナリ。

0615munchis.jpg

 アクロポリスの速報真っ最中だというのに(ミッコおめでと〜)、イラストブックが佳境も佳境です。ってことで、本日はこんなに短い内容でスミマセン(^^;)。アクロについては色々書きたい事があるので、また明日にでもまとめてドカ〜ンと行っちゃいます。

 写真は荒れたラリーでは必ず地味に上がってくるフェデリコ・ヴィラグラ先生です。こっそり砂男って呼んでます(ド●えもんに出て来た砂男にそっくりだから)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

滅多に見られるものじゃない?

0613novikov02.jpg

 いや〜、アクロは凄まじい展開になってますねぇ。シトロエンが2台ともいなくなったのっていつ以来だろ? このまま行くとセバスチャン・オジエが2位って可能性も......。

 このポジションは凄いんだけれど、イマイチ感動がないのは上位が勝手にポコポコ自爆しているからだろうなぁ。チームメイトのエフゲニー・ノビコフの方が、ベストを3回も取っていて印象的だもの。

 そのノビコフのベストタイム。これって史上最年少記録なんだって。まぁ、18歳でトップワークス(型落ちとはいえ)のマシンに乗れているのが、そもそも超恵まれているんだけどね。それでも某ジンバブエのボンなんて、ベストに遠く及ばない訳で、やっぱりノビコフって凄いのかも。

0612hashi.jpg

 写真は『こぼれ話』でダッキーが紹介してくれた峡谷のでのセレモニアルスタートの様子。それにしてもなぜこの場所で(^^;)。ドライバーの中には高所恐怖症のヤツだっているだろうにね〜。

 先日このブログでも紹介した『ニャオキカメラマンと行くラリー北海道カメラ講座』には、けっこう人が集まっているみたい。枠が余っていたら、是非とも参加しようと思っていたのにな〜。「興味がある」人は、早めに問い合わせた方がいいのかも。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

地道な努力が実を結ぶ?

0611sara.jpg

 速報中の本日は、ちょっと短めのブログでスミマセン。アクロも盛り上がってるしね(ノビコフがベスト取った時はキタ〜って思ったんだけどなぁ)。

 さて、写真はサラさんが、某赤坂の広島風つけ麺屋に置いて来てくれた木のフダです。店が用意している木の札に何か書くと、壁に貼ってくれるそうです。ってことで宣伝、宣伝〜♪

 もし見つけたら、写真を撮って、是非編集部まで送って下さいまし。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

これは行かねばっ!!

 ダッキーが現地からこぼれ話を上げてくれています。なんでも40℃を超えているんだって。サルディニアの36℃を聞いて、「げぇ〜」なんて思ってたけれど、やっぱりアクロは違いますなぁ。ま、レンタカーでBMWが出て来たり、ビーチでウハウハだったりで、なんだか楽しそうですが(^^;)。

 さて、ラリー北海道が近づいてきましたね。行くつもりだけれど、まだ予定を立てていないあなたにオススメのツアーがあります。

0611naoki.jpg
コレ(^^;)。

 ラリーの現場で、嫌って言うほどお世話になっている小林直樹カメラマンの企画なので、ここで宣伝しない訳にはいかないでしょう。詳しくはこちらのサイトを見て頂くとして、一眼レフカメラまで借りられて、ニャオキ先生(こう呼んであげてください)からのレクチャーを受けられちゃうんだって!

 カメラの腕にイマイチ自信がない僕もこっそり参加しようと画策中です。定員いっぱいだったら、横からチャチャだけでも入れちゃおうかな(^^)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

スキサン同盟。

 約半年ぶりに(^^;)サラさんの連載がアップされました。しかも今回はイラストではなく、オブジェです。アクロポリスのラリーウィークにも関わらず粛々とアップされ続けるアリ・バタネン企画のひとつですので、是非ご一読をば。

 今後は『伝説のインプレッサ・デビュー戦 93年1000湖レポート』、『コリン・マクレーへの手紙』などがアップされます。コリンへのメッセージはかなり深いので、楽しみにしていてください(^^)。

0610auriol.jpg

 何日か前にマンフレッド・ストールとアーチー・モリスの顔面相似形(c週刊文春)を載せましたよね。それに対して、「こんなのもあります......」との反応をいくつか頂きました。が、どれもこれもマニアックなチョイスばかり......(これはこれで面白いのでいつか紹介したいな(^^;))。

 メジャー同士の相似形もあるはずなんだけれどなぁ。似てる!と誰か思いついたら送って下さいまし。ちなみに、ディディエ・オリオールとサンプラザ中野君(またはライムスター宇多丸師匠)はなしね(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

正解発表。

 ダッキーはギリシャに旅立ちました。今回は前回とルートがかなり違うのでレッキに相当気合が入っているようです。久々にイテア方面に行くので、楽しみにしてましたよ(^^)。

 僕がWRCに取材に行き始めた頃はいつももっと北にあるラミアが起点だったんで、イテアには行った事がないんだよなぁ。明日あたりからは現地からこぼれ話もチョクチョク上がってくると思うのでお楽しみに〜。あ、ギリシャってネット環境がイマイチだからプレスルームが開くまでは厳しいかな?

 さて、先日このブログでこっそり告知したイラストブック。出版社から許可がでたので、告知します〜。

0608furuoka.jpg
『ラリーカー・イラストレーションズ stage 02 三菱』

 ってことで、第2弾(ランチアを入れると第3弾)は、三菱でした。2年くらい前にロスマンズ・ランサーをブログで紹介していたので、バレバレでしたね(^^;)。三栄書房から、発売日は6月25日、定価は2500円です(不安な人は書店で注文してねん)。

 コルト1100Fから最新のランサーエボリューションXまで、かなりのボリュームです。もっか製作は佳境中の佳境で、このブログもイラストレーターの古岡修一先生宅でイラストの完成を待ちながら書いているほど。

0609furoka02.jpg

 まだまだ先は長いけれど、頑張りましょうね(自分にも言い聞かせてたりして(^^;))。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

サソリが欲しひ!

 昨日のマンフレッド・ストール=アーチー・モリスへの若干名からの反応、ありがとうございます。海外ドラマが大好きなんで色々見ているんですが、結構ラリー関係者に似ている役者が出て来るんですよね〜。なんとなくトミ・マキネン顔、マルコム・ウィルソン顔がワラワラいる感じ。『誰が?』って言わないで下さい。超適当な感想なんで(^^;)。

 さて、明後日10日に発売されるWRCプラス誌の情報なんぞを。ご覧の通り表紙はアバルトです。今回コガッチ先生が現地ファクトリー取材をかましているんですが、2007年の春頃にラリーXで行かせろって頼んだ時は、土壇場で没ったんだよなぁ......(ちなみにその代わりにホンダ・シビック・タイプR R3の取材をしてきた)。

0609plus.jpg

 当時取材させてくれなかった理由がなんとなく分かりますね。あの時は、見せられない発売前のモデルがあったんだろうな。なんにせよ、やっぱりファクトリー取材は面白いです。写真の隅っこに何やら置いてあったりしてね。じっくり楽しめるページです(^^)。

 それと、この企画読むと、本当にアバルトが欲しくなります(いやマジで)。チンクエチェントなんて興味なかったんだけどなぁ......。おフランス車を買ったばかりなんだけどなぁ......。危ない、危ない(^^;)。

 イヌスケが関わった企画としては、パトリック・サンデルのインタビューかな。サンデルがアツく(少々暑苦しく(^^;))ラリー愛を語っていますので、是非。詳しい内容はウェブサイトがリニューアルされたようなので、そちらをチェックしてみてねん。「近くの書店に置いてないぞ〜」って人には通販もやっているようです(^^)。

 そうそう、本日からアクロポリスのウィナーズダービーの募集がスタートしています。前回フォードが巻き返したから、今回の予想はちょっと面白そうですよ。誰を予想していいのか分からん』という人は、僕の予想ページもあるので、ご活用下さいませ。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

主役じゃないけどさ。

 最近のWRCで何が寂しいって、トップドライバー下の層が少し薄くなっちゃってる事なんですよね〜。世の中の状況を考えると、自分でスポンサーを見つけて来て頑張ってるペター・ソルベルグには頭が下がるんですが、上が潰れればポディウムを狙えるような存在がもっと欲しい。例えて言うならば、ヘニング・クラスとでも言いますか(^^;)。

 ヘニング級の筆頭といえば、やっぱりマンフレッド・ストール(同じチームで走っていたしね)。メインスポンサーのOMVがWRCでのサポートをストップしてしまったから仕方がないとはいえ、やっぱりブルーとグリーンのマシンが懐かしいな。

 マンフレッド自身はオーストリア選手権で、せっせとCNG(天然ガス)ラリーカー開発を頑張っています。今シーズン開幕当初はスバル・インプレッサWRX STIベースで参戦していたものの、冷却系に問題があって、去年まで使っていた三菱ランサーエボリューションIXベースに変更したようです。

 もしFIAがCNGマシンへの公認を認めてくれれば、すぐにでもPWRCあたりに出て来てくれそうなのになぁ。環境問題をアピールする意味でも、CNGはある程度のハンディを付けてでも、出してあげるべきだと思うんだけど。

 ところで、テレビドラマの『ER』にでているアーチー・モリスがマンフレッドに似ているのに、誰も分かってくれません(^^;)。

0607stohl.jpg
ちなみにこれがちょっと前のマンフレッド。

0607moris.jpg
これがモリス医師(お調子者)。

 並べると、あんまり似てなかったか(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

いろいろ同時進行中。

 もっか、某所にてイラストブックの第二弾(正確には第三弾)を制作中です。まだ、どのマニュファクチャラーかは内緒だけど、会社が亡くなる前にシコシコ準備していたものです。

 随分前にこのブログで作品を紹介したのを(携帯オンリー時代に)、覚えている人いるかなぁ......。詳しい内容は近々お知らせしますが、どうやらラリー北海道でも買えるようです(^^)。

0606sandell02.jpg

 大事なPWRCアクロポリスの前の週にアメリカ遠征をかましているパトリック・サンデル。相変わらず彼のブログではガンガン写真がアップされているんですが。いやぁ〜、このオノボリさん感がたまりませんね〜。ニューヨークでも全身レッドブルを崩さない姿勢、ラリードライバーの鏡ですな(^^;)。

 どうやらXゲームに出るために予選となる今回のラリー・アメリカ選手権に出たようですが(レッキのシステムが違うので大変そう)、なんとSS1を走ってエンジントラブルでリタイア。ラリーって大変な競技だよなぁ。これだとXゲームも無理なのかな? とにかくサンデル、お疲れさん。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

セブもファイナルアンサー。

0605loeb.jpg

 ちょっと前にマーカス・グロンホルムがクイズ・ミリオネアに出演した記事を紹介しましたが、こんどはヤツが出演するみたいですよ(ニヤニヤ)。この手の番組は一番苦手そうなチャンピオン様、セバスチャン・ローブがダニエル・エレナと一緒に出るんだって。

 どうやらシトロエンの販促キャンペーンの一環として出演するようなんですが、見たい。すごく見たい。あのセブが、「フ...、フ...、ファイナルアンサー(たぶんフランス語)」って不安そうに言うのかな。それより、ヤツは常識問題とか解けるのか?

 前にインタビューで音楽も映画もほとんど楽しまないって言っていたからな〜。ニュースとかも関心なさそうだし(^^;)。得意なのは、体操、ゲーム、ラリー(たぶん)あたり? 是非ともシトロエンのウェブサイトで、この映像を流して欲しいなぁ。凄い販促になると思うんだけど。

 写真はアルゼンチンで乗馬したセブを今更載せてみました。現場で写真を撮っていたダッキー曰く、「やたら上手くて、ひとりでパカパカどこかへ行っちゃった」そうです(^^;)。やっぱりスポーツは万能なんだね。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

貝殻マークが付きますよ。


 数日前、ペター・ソルベルグが何やら新しい契約を結ぶらしいとの噂がノルウェー方面から流れてきました。「ほほぅ、S2000でWRC参戦を決めたマニュフクチャラーのシートをゲットしたか」なんて思てったら、本日ペターのサイトにこんな写真が。

0605petter.jpg

 どうやら、シェルが彼のチームのスポンサーについたみたいですね。スタンドでフォトセッションをやってるペターの後ろにあるマシンを見る限り、かなり強引なカラーリングになりそうな予感が......(^^;)。

 この厳しいご時世に、新しいスポンサーが付く事は至難の技です(F1で連戦連勝のあのチームにだってなかなか付かないくらいだからね)。やっぱりノルウェーにおける、いやラリー界でのペター・ブランドってヤツは強力なんでしょうね。

 ちなみに、ペターが新しい契約を結ぶと最初に聞いて、「WRCから引退だ......なんてブツブツ言っていたし、これはマーカスと一緒にパイクス参戦だな」なんて思っちゃったのは内緒です。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

STIの殿堂完成。

0603sti.jpg

 昨日のブログがあまりにも淡白だったからか、『イススケ、そんなに落ち込むな』とのメールをいくつか頂きました(^^;)。だ、大丈夫です、まったく落ち込んでいません。ポーランド自体が以前から行きたい国だったので、マーカスやクビサがいなくても、普通に楽しみにしていますので、ご安心を〜(^^)。

 もっかラリーXモバイル、いやイヌスケらしいスットコな企画を考えています。後はエフゲニー・ノビコフ、セバスチャン・オジエあたりには、話を聞きたい所ですね。

 さて、インフォメーションにもアップしましたが、三鷹にSTIギャラリーがオープンしました。詳しくはSTIのサイトを見て頂くとして......。写真で見るだけでも、かなり素晴らしい施設かも。ま、大好きなレガシィRS(555が映えますなぁ)が展示してあるだけで、OKだったりしますが(^^;)。

 こういったスペースで、例えばコリン・マクレーやリチャード・バーンズのトリビュート(追悼)展示企画なんてやってくれたら、嬉しいなぁ。ゆかりのあるドライバーやスタッフのトークショーとか、イベント的な物もできそうだしね。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

マーカスもクビサもいなかった(トホホ)。

0403gron.jpg

 ポーランドのエントリーが発表されてですね......。マーカス・グロンホルムも、ロバート・クビサもいない(^^;)。ま、予想していたとはいえ、ちょっとガッカリしちゃいますねぇ(追加エントリーはないだろうなぁ)。

 あとは、ペターがシトロエン・クサラWRCから、プジョー307WRCにスイッチしてくれたら面白くなるんだけれどな〜。ま、ポーランドはサルディニアやアクロポリスのような酷暑イベントじゃないし、クサラのままでしょうね(参戦は続けてるよね)。

 とはいえ、地元ポーランド勢がWRカーでワラワラとエントリーしているし、ポーランドの英雄クリストフ・ホロウツィックも久々にWRCに出てきます(彼はクビサの英雄だったりする)。スズキのジュニアチームで頑張る日本人スタッフのI氏に1年ぶりに会えるのも楽しみです。彼は以前から「東欧のラリーはアツい」と力説していたので、それを確かめてきます。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

ダウンヒルじゃ負けないよ。

0601petter01.jpg

 昨日で締め切られた『ソフトバンク配信開始記念、3キャリア合同プレゼント』へのご応募、ありがとうございました! 予想以上にたくさんの方が参加してくれたので、抽選が大変なことになりそうです。これぞ嬉しい悲鳴ってヤツですな(^^)。イヌスケ福袋は発送前に、このブログで中身を紹介しちゃいますので、お楽しみに。

 ニュースに掲載した『ペターのニューマシン』、なかなか素敵でしょ(^^)。日本ではあまり馴染みがないけれど、アメリカやヨーロッパじゃ、数十年前から続いているソープボックスカーでした。エンジンもモーターも付いていなくて、簡単な操舵機能がついただけの手作り自動車で坂を下る、アレです。

 ちなみに、このソープボックスカー、F1やWRCのトップエンジニアでも子供の頃にハマっていた人が多いそうな。エンジニア同士で大会まで開いて、カーボンを使ったり凄まじいハイテク・ソープボックスカーを作っちゃう。構造が単純なだけに、トップエンジニア同士でも、そんなに差がつかないんだろうな。

 それにしても、ペターが乗ってるヤツは、なんだか......ねぇ。ちょっとボロ......? ま、楽しそうだからいっか(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

iPhone/Android対応スマートフォンサイト
http://wrc.rallyx.net/
アクセス方法を動画で解説!
docomo/au/Softbank携帯公式サイト
http://rallyx-m.net

Loading


『ラリー村から日本の友人へ』