2009年7月アーカイブ

フィンランド的商売メソッド。

 ミッコ・ヒルボネン対セバスチャン・ローブのガチバトルで大盛り上がりのラリー・フィンランド。そして、そのちょっと下の方でアツく盛り上がってるのが、N4勢の戦いです。

 シュコダ・ファビアS2000のユホ・ハンニネン、アバルト・グランデプントS2000のアントン・アレン、プジョー207 S2000、スバル・インプレッサWRX STIのパトリック・フローディンが勢揃い。ここに、あのキミ・ライコネンが加わわると。

 ハンニネンが独走しているのは予想通りなんですが、ライコネンがSS9を終えた時点で4番手に付けています。普通にトゥオヒノやアレンと変わらないタイムで走ってるんですよね、この人。やっぱりF1チャンピオン様って凄いのかも......(^^;)。

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 写真は、フィンランド諜報部員のLコネンさんが送ってくれたサービスパークでの、プログラム販売風景。『プログラム単体』と『グロンホルムのDVDと去年のプログラムがオマケについたバージョン』が同じ10ユーロで売られているそうです(^^;)。

 あえて、オマケなしを買う人っているのか? どんな商売なんだ? フィンランドって奥が深いのう〜。

 そうそう、ダッキーに加えて、今回はLコネンさんの『こぼれ話』もアップされるので、お楽しみに〜。


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予想外のマーカス祭。

 遥かユバスキラでは、ラリー・フィンランドがスタートしましたよ〜! 現地からダッキーが『こぼれ話』をアップしてくれています。キミ・ライコネンのコンパクトさにビックリなネタです。

 さて、ウィナーズダービーの募集も明日の正午までとなっております(木曜日のスーパーSS後でもOKです)。今回はスペシャルプレゼントとして、フィンランドでゲットした『マーカス・グロンホルム・スペシャルDVD』が賞品と予告していましたが、さらに予想外のプレゼントが届きました!

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コレ。

 なんだか分かりますか? なんとパイクスピークでゲットしてきたマーカス・グロンホルムのサイン入りカードです。これは激しくレアですねぇ。

 6月21日のブログ、『ご洋行のススメ』にて、パイクスピークに行きたいと編集部にご相談メールを送ってくれた千葉県のOさんが、実際にコロラドに出撃(アッパレ)。編集部にお土産を送ってくれた物です(^^)。本当にありがとうございます!

 今回のウィナーズダービーは、予定外にマーカス祭りになってしまいました(^^;)。ま、嬉しい悲鳴ってヤツですな。マーカス・ファンも、それ以外のファンの皆さんも、ガンガン参加して下さいませ。待ってますよ〜。


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心の準備ってヤツ。

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 BMWがF1からの撤退を発表しましたね。と、のっけからWRCとは関係ない話題をカマしてしまいましたが。今シーズンいっぱいでの撤退を今この時点で発表したBMW。思い出すのは去年の12月。やっぱりどんな状況であっても、発表→即撤退ってのは、心の準備ができずキツかったなぁ......。

 まぁ、今さらそんな事を言っても仕方がないとはいえ、あの12月中旬の撤退波状攻撃は、やっぱりこたえました(^^;)。あの時のブログでも書いたように、『それでもラリーは続いている』訳だけど。

 今回のBMW撤退が、WRCに関係するといえば......(^^;)、あの無類のラリーマニアがヒマになって、念願のWRC参戦ができるって事でしょうな。ま、ロバート・クビサにとってはハッピーとは言い難い状況だけど(^^;)、楽しみに待ってるからね。

 そう考えると、来年のカレンダーにラリー・ポーランドがないのは、返す返すも残念です。クビサが出て来れば、ただでさえ大盛り上がりのポーランドが、もっともっと凄い事になったはずなのになぁ。


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罪滅ぼし。

 昨日のブログに対して、たくさんの反応ありがとうございました(^^;)。「ペターにあんまりだ」とのご意見多数。スミマセン〜、ってことでお詫びに楽しそうなペター・ソルベルグの写真をどうぞ。

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 やっぱりこういったアトラクション系をやらせるとペターはハマりますな〜。絵になるというかね。テンガロンハットもかなり似合ってます。ドイツのイベントで、ロデオマシンなのかは謎だけど(バハ=アメリカンって事か(^^;))。


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 このイベントには、最近ご無沙汰のジジ・ガリも参加しています。ジジに関しては、情報がなかなか出て来なくてヤキモキしているファンの方もいるだろうし、少し前に彼が答えたコメントがあるので、載っけちゃいますね。写真で分かるように、彼は今回のイベントにもストバートのウェアを着て参加しています。

「フォードとストバートとは、とても良い関係を保っているよ。復帰する場合、彼らは僕を歓迎してくれると思う。復帰計画の一部は彼らが負担してくれることになっているけれど、全額は無理なんだ。僕が残りを払わなければならない」

 なるほど、ストバートとの関係は続いている様子。ちなみに心配な体に関しては......。

「ラリーカーをドライブする事に関しては、100%回復しているよ。ドライブのために体に負担はそんなにかからないからね。先日、ヴァルティベリーナのグラベルイベントでゼロカーをドライブしたけど、身体的にまったく問題なかった。事故以来、プロパーなSSを走行するのはあれが初めてだったんだ」

 スポンサーに関しては、現状も厳しいままとの事。集まった予算は来年に回した方が......と考えているそうです。あのペターですら厳しい昨今、フルパッケージでWRCに復帰するのは、簡単じゃないんだろうなぁ。レギュレーション変更で、新しいマニュファクチャラーが参戦を決めて、ワークスシートが増えるのを待つしかないかも。


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ラリードライバーだってツライよ。

 本日からウィナーズダービー@フィンランド編の募集をスタートしています。ちなみに、予告した通り『グロンホルム、フィンランドから世界へ』のDVDを賞品に出しちゃいますので、マーカス・ファンの皆さんは知恵を絞って予想してくださいね(^^)。

 ダッキーに頼むつもりでしたが、なんとラリーXフィンランド諜報部員のLコネンさんが、プログラムの限定バージョンをゲットしてくれたそうです! Lコネンさんによると日本のDVDがフィンランドでも問題なく見られるそうなので、これならば誰に当たってもOKですね。

 さて、先週末にアルミン・シュバルツ主催の『バハ300パワーデイズ』がドイツで開催されて、ペター・ソルベルグやらジジ・ガリが参加しました。観客も2万人以上が集まって、かなり盛り上がったようです。

 今年は日本同様、ドイツもWRCが開催されなかったから、ドイツのラリーファンは喜んだだろうなぁ......。なんて写真をチェックしていたら、ここで少々アップを躊躇してしまう一枚を発見。

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ペターもいろいろ大変なんだな......(^^;)。

 いや、僕も人様の事をとやかく言えるような状況じゃないんですが(これでも色々あるんだす)。なんだかペターへの親近感が湧いてくる一枚でした(^^;)。


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ヨキコネ!

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 どうやらヤリ-マティ・ラトバラは完全復活したみたい(本人談)。詳しい内容は、例によってニュースを見て下さいな。相変わらずコメントが能天気なので、「ホントに大丈夫だよな......?」と思わなくもないけれどね(^^;)。

 ちなみに今回のテストで、ラトバラはあのリスト・マニセンマキにアドバイスを仰いでいます。マニセンマキと言えば、トミ・マキネンのコドライバーだったお人。彼はラッセ・ランピと一緒にラリースクールを運営しているんですが、そこでサポートしていたのが、ユホ・ハンニネンなんですよね。

 ハンニネン曰く、フィンランド・ラリーの本流はユバスキラ周辺だそう。他の地域のドライバーにはなかなかチャンスがないそうな。東フィンランド出身のハンニネンはマニセンマキのサポートを得るまで、本当に大変だったとも言っていました。

 つまり、ユバスキラ周辺出身じゃないと、おいそれとピックアップしてもらえない。同じ事をスウェーデン系(南部出身)のマーカス・グロンホルムも言っていますよね。

 ユバスキラ周辺出身は何が有利なのか? これつまり『ティモ・ヨキ・コネクション(通称ヨキコネ)』なりと。ここでティモ・ヨキを説明していたら、1本の企画になってしまうので省略しますが、要は若いフィンランド人ドライバーをサポートする太っ腹なオッサンです。

 このヨキのサポートを受けていたドライバーの系譜(カンクネン、マキネン、ロバンペラ、ガルデマイスター、ヒルボネン、ラトバラ)は、ほぼユバスキラ周辺を出身地にしています。

 ハンニネンの話だと、マニセンマキはマキネンとは組んでいたとはいえ、ヨキコネとは一線を引いている様子......。今回ラトバラのサポートをしたって事は、今はヨキコネに協力もしてるのかな? 

 なんだか、こんがらがってきたぞ〜(^^;)。フィンランド・ラリー関係者相関図を作ったら、強烈な代物になりそうですな(マーカスのポジションがオモシロそう)。


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上から下まで全部フィエスタ。

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 復活して欲しいドライバーといえば、やたらこのブログに登場しまくるマーカス・グロンホルムは鉄板として、それ以上に戻って来て欲しいのがマルコ・マルティンです。そのマルコが、スペインでフォード・フィエスタR2をテストしました(詳しくはニュースを見てちょ)。

 フィエスタR2はフォードのワンメイクシリーズ『フィエスタ・スポーツ・トロフィー(FST)』の参戦マシンということになっています。もっかMスポーツはフィエスタでS2000を開発中だけど、どうやらそれ以外にも色々ありそうな雰囲気です。

 将来規定にWRCの若手ステップカテゴリー(JWRCの代替カテゴリー?)がフィエスタのワンメイクになるなんて噂も......。ま、現状トップカテゴリーの状況がはっきりしないので、その下に関してはもう少し時間がかかりそうですが(^^;)。

 そうなると、下はフィエスタのグループN、R2、S2000、新WRカーと、フォードはラリーカーの前ラインナップがフェスタになるの? ま、それはそれで面白いかも(^^;)。

 このクラスのラリーマシンは、ヨーロッパではウジャウジャしているのに、日本にはNA1.6Lクラスのラリーマシンが見当たりません(旧型シビックくらい?)。まぁ、フィエスタR2の値段で、中古のランサーやインプレッサが買えてしまうから、なかなか根付かないんでしょうな。

 個人的には、スズキ・スイフトのグループNが何とかならないかんなぁ......と思っていたりして(3ドアモデルを日本で発売してくれればっ)。どうぞ、よろしくお願いします(誰に言ってるんでしょ(^^;))。

 そうそう、昨日ブログで書いたマーカスのDVDに関しては、ダッキーに買って来てもらって、ウィナーズダービーの賞品に出す事にしました! PAL規格を再生可能なDVDプレイヤーがないと観られないけれど(^^;)。あ、パソコン使えば観られるかも。ってことで、来週早々にも募集がスタートするので、チャレンジ待ってますよ〜。


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30分まるまるマーカス。

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 気がつけば、ポーランドから1カ月が過ぎて、来週末は久々のWRCラリー・フィンランド。来週頭にはフィンランド速報ページがオープンしますが、それと同時に期間限定でアップされていたAPRCラリー北海道のページが閉鎖されます。「こぼれ話」を読んでおきたい!と思っている人は、是非お早めによろしくお願いします。

 そうそう、フィンランド観戦を予定しているあなたに、ラリーXフィンランド諜報部員のLコネンさんから、耳より情報が届きましたよ(^^)。モータースポーツ専門誌『VM』誌の今年のラリー・フィンランド特集号がアツイそうです。

 毎回VMのフィンランド号は公式プログラムを兼ねているんですが、前回の号に特製DVDが付いて、たったの10ユーロだって!(VMからは何も貰ってませんよ(^^;))。

 このDVDの中身が凄いんだな。『グロンホルム、フィンランドから世界へ』と称して、30分まるまるマーカスが満載(去年YLEで放送されたドキュメンタリーだそう)。

 マーカスが亡くなった父上のアクシデント現場を訪れたり、母上によるマーカスの子供時代回想、ティモ・ラウティアイネンのよる思い出話、その他プライベート映像(クロカンやボクササイズ、息子にドライビングレッスンなど)がてんこ盛りだそうです(もちろんフィンランド語)。

 これは観たいっ! ヨーロッパのPAL規格だろうから、日本のテレビでは観られないけれど、ダッキーに買って来てもらおうかな。フィンランドのプログラムは昔からラジオが付いてたり、お得感があるんですよね〜(^^)。

 終ったと思われていたアリ・バタネン企画に続編として、FIA会長選挙への出馬理由を語ったインタビューが、本日アップされました。現会長への批判にならないように相当気を使っていますが、言葉の端々に「お前が諸悪の根源だろ」って気持ちが見え隠れしているのが、非常に興味深いです(^^;)。

 どうやっても今回の選挙に関しては、F1に関する問題がクローズアップされがちです。それでも、ラリーを分かっている人物がFIA会長職に就く可能性は、何にしたって歓迎すべきでしょうな(そういった意味ではジャン・トッドでもOKなのか(^^;)。彼はラウノ・アールトネンのコドライバーを務めたり、プジョーWRCチームを率いています)。


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福箱詰め込み作業。

 昨日のブログで触れたNHK BSのWRC番組のオープニングテーマ。読者の方から早速、曲に関するメールが届きました(^^)。

 増崎孝司さんの『SPEAKS』に収録されている『CHANCE IT』だそうです。ありがとうございます!! 早速某巨大ショッピングサイトでチェック......、買っちゃおうかなぁ〜。

 リンクは貼れませんが、某動画サイトで曲をチェック出来ますね、嗚呼カッコヨス(T_T)。セリカが、デルタが、ランサーが、レガシィが、エスコートが、駆け抜けて行くのが見えるよ〜。

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 さて、本日はラリーXモバイル編集部にて、『3キャリア合同プレゼント』の発送準備をしてきましたよ。イヌスケ福袋(正確には福箱か?)に、あれやこれやと詰めまくりです(^^)。

 ここでひとつお知らせ。今回のプレゼントには、あまりにたくさんの応募があったので、当選者を大幅に増やしました〜! 福袋の中身やら、どんなプレゼントが増えたかは、当選者の発表(フィンランド後を予定しています)前に、このブログにアップしますね。

 当選者増加ってことで、さらなるお宝を探すべく押し入れを引っ掻きまわしたのに、せっかく発見した2000年カタルニアのTシャツに謎の汚れが......。洗えば使えなくはないけれど、ウチの猫の粗相の可能性が高いので、泣く泣く処分しました(^^;)。


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思ひ出に浸る北愛国。

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 音楽や味覚から、過去の記憶が鮮明にフラッシュバックするというのはよく聞く話。僕はスコールを飲むと、高校時代の購買部を思い出すし、シウマイ弁当を食べるとバイトに明け暮れたあの頃が蘇ります(^^;)。

 先日のラリー北海道のセレモニアルフィニッシュ、僕はある音楽のフラッシュバックにウットリ浸っていました。おそらく90年代前半にラリーファンになった方ならば、「アレね」ってピンと来るかも。そう、あそこで流れていた音楽は、NHK BSで放送されていたWRC番組のオープニングテーマだったんです!

 泣けましたねぇ。あまりに懐かし過ぎて。

 帯広の強烈に爽やかな空とあいまって、本当に泣けてきたもの(^^;)。一番アツくWRCにハマっていた時代なので、思い出がザブザブ溢れかえって来る感じ。情報が本当に少なかった時代に、必死になってWRCを求めていたあの頃......。忘れちゃいけませんね。

 あの超絶カッコイイオープニングを覚えている人いるかなぁ......。ラリーのアクションと音楽が絶妙にマッチしていて、とにかくカッコ良かったんですよ。シーズンが進むにつれて、少しずつ映像も変わっていってね。あのオープニング音楽、誰だったんだっけ......? 

 って事で、昔のビデオライブラリーを捜索して、当時の番組を録画したテープを発見したんですが、自宅にVHSを再生できるデッキがないことに気がつきました。十数年の時の重みってヤツは......(^^;)。


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今さらワルシャワ色々。

 いろいろな仕事が一段落したので、ようやくポーランドの写真の整理を始めました(遅い)。今回は世の中のJKばりに自分撮り写真のオンパレードでして、いきなり心が折れかかりました(^^;)。こぼれ話のネタがなくなると、とりあえず自分を入れて撮っておけって安易な方向に流れた結果ですね。これは潔く消去、消去。

 ラリー終了後、コガッチ先生とワルシャワをプラプラしたんですが、その時撮ったのが以下の写真です。ラリーの香りがほんのりする写真って事で(^^)。

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 日本でも超希少種のスバル・アルシオーネSVX(^^;)。まさか、こんな所で出会えるとは。ちょっと煤けていたけれど、ワルシャワの街で見るSVXの美しさは格別。もう20年近く前のクルマなのに古さが一切ないよな〜。

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 三菱ランサーエボリューションX。オーナーが大切に乗っているのか、ピカピカでしたね〜。ラリーの開催地ミコワイキではなく、首都ワルシャワで見つけたのが、ちょっと嬉しかったです。

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オマケ。

 ワルシャワで発見した、セバスチャン・ローブのCMでお馴染みの洗車場チェーン『エレファン・ブルー』。ポーランドではセブをキャラクターに採用していないようで、セブ@コスプレタキシードのポスターはありませんでした。


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ガングロ・フィンランド人。

 マーカス・グロンホルムが、ポーランド参戦を蹴って参戦した(そもそもオファーがあったんか?)、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムが無事フィニッシュしましたね。詳しいファイナルの様子はニュースを見て頂くとして......。見逃せないのが、下の写真。

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ガングロ (^^;)。

 焼けてます、か〜なり焼けてます(^^;)。クロって言うより、アカって感じではありますが。アクロポリスやサファリでも、ここまでガッツリ日に焼けているマーカスの記憶がないので、よほどコロラドスプリングスの日差しは凄まじいんでしょうな。

「最高に楽しくて、チャレンジングだから、また出たい!」なんてフィニッシュ後に言っているので、フォードが頑張ってくれれば、来年も出てきそうですね。いや、別にフォードじゃなくても、今回優勝したモンスター大先生のSX4でもいいのか(59歳で優勝とは流石です)。


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3番目はコレの予定。

 三菱版がようやく完成した後、ポーランド、北海道と遠征が続いて、編集者的にはスッカリ腑抜けていたんですが、イラストレーター様は次なる山を目指して登り始めていました(^^;)。


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 古岡修一先生から本日送られて来たのが、コレ。トヨタ・セリカTCターボ、1985年マールボロ・サファリ・ラリーのユハ・カンクネン号です。カンクネンの初勝利マシンですね。

 このシンプルなフォルム、やっぱりカッコいいよなぁ......。「グループBって言ったら、ミッドシップだぜ」って意見にも大きく頷く自分ではありますが、一番好きなグループBマシンは、このセリカTCターボなんですよね。

 まだ具体的なスケジュールは決まっていませんが、ボチボチ進めて行かなくちゃね。ちなみに、1998年のカローラWRC、幻のインドネシアなんて物も既に古岡さんは描き終わっていたりします(^^)。どのあたりが幻か、分かるかな〜。


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赤城山=エルコンドル。

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 本日は年に一回のスペシャルイベント『新井敏弘BBQ2009』に参加すべく、群馬県は赤城山のふもとに行ってきました。ご存知の通り、世間的には3連休の初日&学生さん的には今日から夏休みがスタート。

 そりゃまぁ、もの凄い渋滞になりまして、早朝に横浜を出発したのに到着したのは1時過ぎ。横浜→群馬まで6時間近くかかってしまいました(何度心が折れそうになったか(^^;))。

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 時間厳守のイベントではないので、途中からバーベキューにはサクッと参加。これは塩味が非常に美味だった焼うどんです。山登りは、とっくに終了してるのかと思いきや、どうやら午前中は雨が降っていたようで、ひととおり食事を終えてから、出かけることに。

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スタート前の皆さん。この直後に半数が脱落。この中には懐かしい顔も......。分かるかな〜(^^)。

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行程の半分くらい。ここから地獄の800段階段で頂上まで一気に登る。K林カメラマンは余裕綽々だけど、右のナカニー(CSでお馴染み)は......(^^;)。

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この9名に撮影中のイヌスケを加えた10名が完走! 赤城山中腹のお茶屋で折り返して、キャンプ場に戻ります〜。ちなみに順位(競争じゃなかったけどね)は、1位新井さんの長女、2位K林カメラマン、3位イヌスケ、4位新井さんのオーダーです。

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お約束のWRCプラス、ヨンカイ氏のグロッキー画像。去年はゼーゼー回転オーバー気味だったものの、今年は普通に登ってました(ツマラン(^^;))。

 実はナカニーがかなり面白い(大変な)状況で完走したんですが、あまりに強烈な写真だったのでアップは控えときます(^^;)。ちなみに、登りきったナカニーが言った一言が、「エルコンドルの山道と同じくらいツライ!」。もしアルゼンチンの高地ステージを味わいたい方は是非赤城山へ(^^;)。

 新井さん、そして集まった皆さん、お疲れさまでした〜! また来年もゼヒ。


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740kmはとても無理そうなので。

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 マシュー・ウィルソンが740km(!)も走るロードレースに参加して、完走しています。マスーってばヒマが出来ると自転車に乗りまくってますね(^^;)。どんどんフィットネスが向上していくマスー、頑張るマスー。いろいろ言われてしまうけど、やっぱりマスーもアスリートなんだよなぁ。

 それにしてもドライバーの皆さん、ボクササイズやら、マウンテンバイクやら、本当に日々一生懸命体を鍛えています。目に余る編集者的不摂生から、猛烈に腰を痛めてようやくダイエットに至った自分としては、本当に頭が下がる思いです。

 ちなみに、明日は某所にて、某ラリードライバー様主催のバーベキュー大会がありまして......。このバーベキュー大会といえば、山登り(去年のブログ参照)。ここ2カ月ほど運動から遠ざかっている体だけに、か〜なり不安です。北海道でもバクバク美味い物を食いまくちゃったからなぁ......。

 バーベキューの模様は、明日のブログにてお伝えします〜。


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コロラドにて山登り前夜。

 アメリカのコロラドスプリングスでは、パイクスピーク・ヒルクライムレースのプラクティスが始っていたりします。ラリー北海道の翌日に既にコロラドにいたという奴田原文雄選手も、哀川翔の横でコドライバー(的な事をする人)として頑張っているようです。

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 哀川さんのチームから送られて来た写真がコレ。日本の映画スター、日本のラリードライバー、フィンランドの元WRCチャンピオンという、かなりレア度の高い組み合わせです。不思議と違和感がありませんね(^^;)。これに某モンスター様が加わるかと思うと、改めてパイクスの凄さを感じたりして。

 そのマーカス・グロンホルム、どうやらラリー・フィンランド参戦が決まったようです。キレリのスーパーSSに三菱ランサーエボリューションIXで(^^;)。やっぱりマーカスって人は、パイクス参戦といい、期待の右斜め上を行きますな〜。地元のファンが求めているのは、ラリークロス参戦じゃないってのに(^^;)。

 ま、それでも地元ラリーに顔を出してくれるのは、嬉しいんですけどね。キレリのイベントは勝ち抜き戦のようなので、くれぐれも一回戦で負けないようにね。

 さて、昨日アップしたブログを読んだ、オー●スポーツ編集部のO澤君(ノビコフ似)から、「僕の写真を載せてくれると期待していたのに!」と予想外のクレームが。日本ナンバー1モータースポーツ誌の編集様が、こんなブログに顔出しで載せてもいいとは、なんと太っ腹なんでしょう(少し違う)。

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ってことで、コレ(^^;)。やっぱりアホ(同類)だ。

 去年のラリージャパンでは、何かと一緒に取材する機会が多かったO澤君。ま、ラリーメディア全部が、こんな事にうつつをぬかしている訳ではありませんので......(^^;)。


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血中カルロス濃度。

 某誌の某編集者が、7月13日付けのブログと同じ行動を取っていた事が判明して(しかもラリージャパンで)、親近感湧きまくりのイヌスケです。ちなみに、もちろん僕も去年のラリージャパンでもやりましたとも。あれは義務だからさ(違います)。

 さて、本日の注目ニュースと言えば、やっぱりカルロス・サインツ大先生の息子でしょうな〜。お父さんと同じくカートからモータースポーツのキャリアをスタートしたそうで、欧州選手権で2位になったんだって。どうやら才能溢れる少年である事は間違いなさそうですが、言いたいのはそんな事ではなく。

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カルロスの血、濃過ぎ(^^;)。

 いや、想像していたけれどね。でも、ここまで同じ顔だとは......(^^;)。恐らく頑強な鼻毛も遺伝されるだろうから、十数年後には『鼻毛カッター』をプレゼントすると大喜びかも(このネタ元を知りたい人は90年代前半のラリーXを読んでみてね)。

 サインツ父は、カートからラリーへ転身して大成功。さて、息子さんの方はどうするのか。WRCスーパースターの息子はいまいちピリッとしていないので(ベーサとか、アントンとか、マスーとか)、彼には是非ともそのジンクスを破って欲しいなぁ〜。


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メヒコ、やるじゃんか!

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 今年のWRCカレンダーから外れたのはラリージャパンと同じだけれど、「どうせなら、派手にやっちまおうぜ」と思ったのか、国別対抗戦をド派でにぶち上げたメキシコは。最初はレース・オブ・チャンピオンズ的なイベントかと思っていたけれど、かなり凝ったイベントでした。

 ゼロカーのドライバーがペター・ソルベルグってのも妙に豪華だけれど、参加ドライバーがまた渋いチョイスなのですよ。ハリ・ロバンペラ、トニ・ガルデマイスター、マンフレッド・ストール、アンドレアス・アイグナー、ダニエル・ソラ、チェビー・ポンス、P-G.アンダーソン、パトリック・サンデル、ナイオール・マクシェア、ブリス・ティラバッシ、ディディエ・オリオール、etc......。超一流どころじゃないかもしれないけれど(元チャンピオンのオリオールが超一流か)、なんか嬉しいラインナップでしょ(^^;)。

 で、なぜかイタリア代表は、ピレリのラリーマネージャーのマリオ・イゾラだったりする(^^;)。グラベルラリーを走るのは初めてなのに。ま、同じ時期にイタリア選手権があるから仕方がないか。

 ニュースでお伝えしたように国別対抗戦はスペイン(ソラ&ポンス)、個人総合はマンフレッドが勝ちました。勝ってもイベントに対する文句をブチブチ言っているのが、いかにもマンフレッドっぽくて最高です。またWRCに帰って来てくれないかなぁ。今のWRCには、マンフレッドのようにコンスタントに表彰台に絡んでくる中堅どころが不足しているんですよ。

 マシンはランサーやインプレッサのグループNばっかりだったけれど、一切問題なし。なんとなく名前を知っているドライバーがワラワラ出て来るだけで、豪華な気分になってくるものです。メキシコ、上手い所を突いてきましたよね。

 マンフレッド曰く、ポイント計算が複雑過ぎるとの事だけれど(確かによく分からんかった(^^;))、こういった面白い試みはドンドン導入して欲しいな。


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ワンパターンって言わんといて!

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 無事、東京に帰ってきましたよ〜。セレモニアルフィニッシュでは、あんなにキレイに晴れたのに今朝は雨。13℃の寒さから、東京の30℃オーバーはキツいですねぇ。すっかりスライムのようにベロ〜ンとなっております。

 さて、ポーランド、ラリー北海道とイベントが続きましたが、今週からは通常営業。近々、大好評のペター・ソルベルグ・インタビュー(ガンガンに語ってるよねぇ)のオマケがアップされます。

 それに、僕が北海道で「ラリーって楽しいね〜♪」なんて浮かれている間にも、セバスチャン・ローブが「F1行こうかな」なんてもらしたり、メキシコで通好みなドライバーが集まって盛大にイベントが開催されたりと、世界中で日々ニュースがジャンスカ発信されています。

 相変わらず凄まじい回転で新しいニュースがアップされているので、ラリー北海道に行っていた方も、是非バックナンバーをチェックして下さいませ(^^)。そうそう、ラリー北海道の速報ページ(こぼれ話)は、ラリーフィンランドまでの限定公開になります。

 写真は、深夜のプレスルームで撮ったお約束の一枚。カツとのバトルに関して語るコディ・クロッカーのテイです(そろそろワンパターンとのご指摘が......(^^;))。


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終っちゃったい。

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 全ての取材が終ってホテルに戻ってきました。ラリー北海道はWRCよりちょっとだけ余裕があるので、サービスパークやステージを今回はプラプラしまくり(^^)。ラリーのファンな部分を堪能できたし、美味い物もたくさん食べられました。そして、今回は本当にたくさんの読者の皆さんに会いましたねぇ。

 買い食いしている時で若干ぞんざいな扱いになってしまった人。取材中で中途半端な応対になってしまった人。せっかく声をかけてくれたのにポストカードを渡せなかった人......。次の機会こそは、是非じっくりラリートークをカマしましょう(^^)。

 明日は5時起きで札幌に向かいます。締め切りの関係でゆっくり帯広滞在ができないのです。もっと色々堪能したかったんだけどなぁ。六花亭も行けなかったし〜。ま、これは来年のラリー北海道にとっておきましょうか。

 そろそろ眠らないと明日が大変な事になりそうです。最後にコディとヌタさん、おめでとうございました〜。


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それは楽しかった話。

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 本日の帯広は少し雲が残っていたものの、ようやく太陽が顔を出してくれました(^^)。せっかくラリー北海道に来たんだし、ステージを見なくちゃねって事で、大好きな陸別まで行ってきましたよ。

 巨匠K林カメラマンの写真講座を冷やかしつつ(参加者の皆さん邪魔してしまってスミマセン)、お馴染みのウォータースプラッシュへ。

 心地よい風を頬に受けながら、新緑が眩しいステージでラリーマシンの走りを見る。ホント最高だよね。『楽しいなぁ......』って自然に呟いている自分がいたもの。

 確かにここにWRカーはいないけれど、ラリーの楽しさは全く別の所にあるというか......。上手く説明できないのがもどかしいなぁ(メディア失格)。とにかく単純に楽しかったって事で(^^)。

 ステージやサービスでは、たくさんの人が、「ラリーXモバイル(ブログ)見てるよ〜」と声をかけてくれました。目の前に読んでくれている人がいる、それだけでパワーが漲ってきます。本当にありがとうございます、これからも精一杯頑張りますm(__)m。

 そうそう、明日の最終日を残しているにも関わらず、特製ポストカードがほぼ品切れになってしまいました(嬉しい悲鳴ってやつですな)。本当にスミマセン!! また、ポストカードを配る機会はあると思いますので、今回ゲット出来なかった人は、その時まで待って頂けると幸いです(^^)。


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嗚呼、2年ぶりの北愛国。

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 久しぶりの帯広は雨が降っています(^^;)。それでも、何年も通い続けた場所だけに、「帰って来たぜ」感がヒシヒシするものです。やっぱり帯広・十勝が好きなのかも。それにしても梅雨真っ盛りの東京からやって来ると、寒いなぁ。明日からは天気が回復しますように。ナムナム。

 どんなに寒かろうが、こうやって現場に来ているからには、現地から情報をガンガンアップしますすよ〜。今回はK子様と一緒に来ているので、ダブルで『こぼれ話』を公開中ですので、是非のぞいて下さいまし。

 予告通り特製ポストカードも北愛国のサービスパークで絶賛配布中です。イヌスケかK子様を見かけたら、声をかけてくれてもいいし、某WRCプラスの物販ブースにも置かせて頂いております。

 そうそう、『ラリーカー・イラストレーションズ stage02 三菱』をブースで購入すると、特製ポスターがプレゼントされちゃいます。ミニカーやDVDも販売中なので、サービスパークの芝生ゾーンにある、WRCプラス物販ブースにも是非立ちよってみて下さい。僕もチョイチョイ顔を出して、ポストカードを配っていますので......(^^)。

 
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今度こそ完成したよ!

 全日本選手権第4戦MSCC東京ラリーで配ると宣言しておきながら、諸事情により再制作となったラリーXモバイル特製ポストカード(^^;)。遂に完成しましたよ〜。パチパチ。

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完成品がコレ。

 第一弾はセバスチャン・ローブのシトロエンC4WRCと、ペター・ソルベルグのシトロエン・クサラWRC。どんだけシトロエン好きってラインナップですが、あんまり他意はありませんので(^^;)。

 今回のラリー北海道から配布がスタート。イヌスケ、K子様に声をかけるか、もしくは某イ●アの物販スペースにも置いてもらうべく交渉予定です。

 枚数に限りはありますが、基本宣材グッズ(フライヤー)なので、ガンガン持って行っちゃって下さい。でも「100枚ちょ〜だい」とかなしね(^^;)。常識の範囲内でお願いしますm(__)m。

 って事で、明日(金曜日)に2年ぶりの帯広に出発します。おそらくシェイクダウンには間に合うはずなので、見かけたら気軽に声をかけてやってくださいな。


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あえて荒波に飛び込むというのか。

 昨日から、『K子のひとりごと』がスタートしました(^^)。僕がブログをサボりたいからではなく(ま、そんなことがないとは言えなくもないこともないかもしれない)、チョイチョイ裏話的に語って貰うおうとお願いしました。ってことで、アリ・バタネン企画のきっかけは、こんな所にあったんですね(+Lコネンさんの突撃選挙レポート(^^;))。

 そのバタネン、どうやらFIAの会長選挙に出てきそうな勢いです(欧州議会選挙に落っこちて好都合だった?)。バタネンを応援するものとしては、頑張って欲しいものの、見るからにお人好し感が漂う彼が、海千山千魑魅魍魎有象無象が溢れんばかりのFIAでやっていけるとは......。

 やっぱり、大ファンだったドライバーにはサンドバッグになって欲しくないなぁ。元チャンピオンの人生設計を勝手に心配するとは、何様だって感じですが......(^^;)。

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 さて、本日からコガッチ(古賀敬介)先生によるペター・ソルベルグ独占インタビューがスタートしています。なぜ、彼がシトロエン・クサラWRCで奮闘しているのか、その辺りを中心にじっくり語ってくれています。前編、後編をアップした後は、ちょっとしたオマケも考えているので、是非チェックしてみて下さい(^^)。


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K子のひとりごと その1

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 ラリーのニュースを探しているといろいろなネタに遭遇します。アリ・バタネンが、ラリーに関する個人のウェブサイトを始めたという情報を見つけたので行ってみました。

 そこには今回モバイルサイトの「アリ・バタネン特集」に掲載された彼のコリン・マクレーへの想いを綴った長い記事があったのです。

 これを読んで、実は少し驚きました。私はアリ・バタネンの現役時代を知りませんが(というか、知っていてもおかしくはない世代ですが、当時はラリーとは縁がなかったので)、いままで読んだり聞いたりした情報で抱いていた(こちらの勝手な)印象とはかなり違ったからです。

 いままで彼の通訳をしたこともありますが、その時はラリーの話であったにもかかわらず、態度は立派な政治家そのものでした。聞いたことにはとても流暢に答えてくれたのですが、その人とあのアグレッシブなドライバーというのはその時にはどうも印象が一致しませんでした。

 それでも、この記事を訳して伝えたいと想い、まずはきちんと翻訳許可を得るためにウェブサイト担当者にメールを出してみました。

 イタリアやフランスだったら3回出してもまず返事がないところですが、さすがに律儀な北欧の好青年(←妄想)、「本人はいま欧州議会で忙しいので直接ご連絡できずに申し訳ございません。記事に関してはぜひ訳してくださいとのことです。そしてできれば訳したものをこちらのウェブサイトに載せるので送ってください」という快諾の返事がすぐにありました。

 これがラリーXモバイルの日本独占記事になった経緯です。その後にサライネスさんのバタネン回想を読んで大いに納得し、新旧がカチッと音を立てて繋がったような気がしました。

 通訳という職業を営むということは、多くの秘密を墓場まで持っていくことを意味します。でも同時に、多くのライターや編集者の皆さんの協力を得て、感動的なストーリーや楽しいネタを提供していくこともできますので、これからもがんばって訳すことを続けていきたいと思っています。(K子)


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味のある絵ヅラ。

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 やっぱり高いんですかね、シトロエンC4WRCのレンタル料金って。というのも、どうやらペター・ソルベルグがフィンランドで「C4WRC、レンタルしない?」ってオファーされた模様なんですよ。って事で、詳しい内容はニュースにアップされているので、読んでみて下さいませ。

 写真はポーランドのラリー前記者会見にて、「スバル、三菱、プジョー、そしてシュコダをテストするかも......」と必死で語るペターの後ろで、虚空を見つめる某チーム監督という味のある一枚です。

 フォードの監督は、去年フィンランドで良い走りを見せたマティ・ランタネンに対して、資金的なバックアップをして(恐らく値引きという形で(^^;))、ミュンヒスからの参戦を実現させています。

 ま、オリヴィエ・ケネルがペターに対してどんなオファーをしたかは、まったく分からないので、何とも言えないんですけれどね(^^;)。


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イヌスケ的スットコ改革案。

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 昨夜は「眠いなぁ......」と思った頃に始った映画を最後まで観て、気がつけば朝の5時。完全にアホな子のイヌスケです。写真の整理も出来ていないな〜。いくつか『後だしこぼれ話』をアップしたいとこっそり思ってたりするんですが。年々、時差ボケ解消が難しくなっているような......。これが年を取るってことなのか(トホホ)。

 FIAが先週発表した来シーズンからのレギュレーション改訂。「ホントに毎日表彰式やるの?」とか、いろいろ突っ込みどころは満載なんですが(^^;)、何よりも大歓迎なのは、ラリーフォーマットの自由度が与えられた事。

 ラリー委員会長のモリー・チャンドラーは、「前半戦はこれまで通りで行くのでは〜」なんて呑気なものですが、そんな悠長な事を言ってられんだろって感じです。開幕戦のスウェーデンから、どんどこ導入すべきです。ってことで、いくつかラリーのフォーマット改革案を考えてみました(適当に)。

・スウェーデン
雪がない事を逆手にとってグラベルとミックス。開き直りです(^^;)。

・ニュージーランド
メインサービスをオークランドに置いて、ハミルトンはリモートに。あの誰もいないサービスパークに観客を呼ぶには、オークランドベースに戻すしかないような。

・フィンランド
盛り上がってるし、あえて変える必要はないかもしれないけれど、どうせなら昔のように4日間で500kmくらい走りまくる。

・ドイツ
バウムホールダーの戦車路ではなく、演習地のグラベル部分を使ってのミックス化。弾薬とか埋まってるし危険か(^^;)。

・ジャパン
札幌でDay1後、帯広に移動、さらに陸別をリモートサービスとして使用。もしくは、帯広スタート、札幌ゴールとか? どうせならリエゾン世界一を目指す(ふざけ過ぎ)。

・コルシカ
フランスのWRCは本土に戻るって噂があるしなぁ......。こちらもかつての島一周に戻す?

・ラリーGB
ゴタゴタのウェールズを諦めて、スコットランドベースに。キールダー復活なんてどうでしょう。F1開催がなくなったシルバーストーンをベースにするのもいいかも。同じフォーマットでの開催が続いているから、そろそろ変化が欲しいな。

 って事で、オーガナイザーの皆さんの創意工夫を楽しみにしております。ちなみに写真は、このネタとはまったく関係なくグッドウッドでマーク・ウェバーと写るセバスチャン・ローブ。ウェバーって一応セブの年下だよな......(^^;)。


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親父の決断。

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 毎度毎度の時差ボケで、この先数時間は眠れる気がまったくしません(^^;)。夕方は猛烈に眠かったのになぁ......。明日こそは頑張って、ちゃんと朝に起きませう。

 さて、本日の話題と言えば、ジル兄貴の大方言ではなく(相変わらず言ってくれるよねぇ(^^;))、ペター・ソルベルグがフィンランドのマシンを決めたことでしょうな。

 307WRCをテストした上で下した決断が、クサラWRC続投。難しい決断だったと思うけれど(ポーランドでは絶対クサラでフィンランドはあり得ないって話していただけに)、なんとかアクロポリスの再現を夢見たい所です。走りきるまで何が起こるか分からないのは、ポーランドでラトバラが証明してくれたしね(^^;)。ちなみに、ラトバラ日記もアップされてますので、是非チェックを!

 そういえば、ペター・ソルベルグ・ワールドラリーチームのオフィシャルグッズの販売がポーランドでスタートしていました。後で買わなきゃと思いながら、すっかり忘れたドアホですが、ペターの公式サイトでも通販がスタートしてますね。

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 ラリーモノとしては、ブラックベースのシックな色使いだし、着られるかな〜なんて思ったけれど、背中にはデカデカとノルウェー国旗とスポンサーロゴが......(^^;)。でも、プライベーターでありながらマーチャンダイズ展開は嬉しいよな〜。

 来年、ペターがワークスに戻ったら今年限りのデザインだし、ファンの皆さんは是非通販にトライしてみて下さい。一時、海外通販にハマってた者としては、届くまでのワクワク感を是非味わって欲しいです。自分で買ったのに、プレゼント気分も味わえます(アホ)。しかも、ユーロやドルが、以前に比べてかなり安くなってるので、ちょっとしたお得感もありますからね(^^)。


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赤いヤツ、黒いヤツ。

 ヤリ-マティ・ラトバラのスーパーSS映像を改めて見て、会場の雰囲気にいたたまれなくなりました。プレスルームでは、「ラトバラ、またか」みたいな空気だったんですが、あの泣きながらマシンを押している姿を見たら......。アクシデントを起こした彼の責任とはいえ、ちょっと同情したくなりますな(^^;)。ってことで、今晩中にはラトバラ日記がアップされる予定ですので、彼の本音(?)を是非チェックしてください。

 本日、ラリーXモバイル編集部に顔を出すと、プレゼントされる携帯ストラップとステッカーが完成していました(^^)。

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ストラップとステッカーです。赤いストラップを付けてみました。

 なかなか良い出来です(^^)。こちらはラリー北海道後にも抽選して、順次発送の予定ですので、楽しみに待っていて下さいませ。ちなみに、このブログでも一瞬紹介したポストカードも北海道に持って行くべく、現在製作中であります。こちらはかならず現地に持って行きますので、これまたお楽しみに〜。


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なんとなく無事に帰国。

 無事に、ポーランドから帰ってきました。いや、厳密には乗り継ぎのモスクワ空港にて、ワルシャワ空港で購入したジャムとハチミツ全て没収されました(T_T)。空港内で買った後、「あれ? モスクワで超厳しいセキュリティチェックがあったような......」って思ったけど、時既に遅し。

 怖〜い係官のオジさんに、「これは液体の容積オーバーだろっ(怒)」と叱られ、ジャム5個とハチミツ2つを即時没収(^^;)。1個くらいは......と思ったけれど、見逃してくれませんでした(当たり前です)。

 液体のお土産を大量購入とは、旅慣れていない事がバレバレですが、今もって悔しさが収まりません。結局、モスクワ空港で各所へのお土産を買い直したら、ワルシャワの3倍(ギャー!)。まったく何やってるんだろうな〜。いや、無事に取材を終えて帰って来た事に、感謝しましょう。

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 少々凹みながら帰宅すると、『ラリーカー・イラストレーションズ Stage02 三菱』が届いていました(^^)。やっぱり出来上がりを見るのは楽しいなぁ、一気に元気になりましたよ(単純)。感想なんぞを聞かせて頂けると嬉しい限りです。

 本日アップした『待ち受けポーランド・スペシャル』のいくつかはイヌスケ撮影です。少々ピンが甘いかもしれませんが、雰囲気重視って事でお許しを......(^^;)。そうそう、ポーランドの現場で、サルディニアのメディアオフィサー(マルコ)から、ペター・ソルベルグ@ジェームズ・ボンド写真も受け取っておりますので、こちらは来週アップします。

飛行機で寝なかったツケが......そろそろ......Zzzzz。


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キミ様ご光臨。

 ラリーが終ってもう3日、未だポーランド滞在中のイヌスケです。コガッチ先生と、いろいろポーランド観光を楽しんできましたが、そろそろ日本に帰ります(帰りもモスクワ経由)。

 ワルシャワは思っていたよりも暖かく......っていうか暑いです(^^;)。ヨーロッパのくせに30℃を超えている上に、にわか雨がしょっちゅうあるので、けっこうムシムシします。それでもラリーは楽しいし、人々は親切。食事も美味くて安いので、また機会があったら是非とも訪れたい場所になりました(^^)。

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 さて、僕がポーランドでフラフラしている間にビッグニュースが飛び込んできましたよ。F1のキミ・ライコネンがラリー・フィンランドにアバルト・グランデプントS2000で参戦を決めました。

 今年の頭からラリーに出まくっていたので、WRCも......とは思っていたけれど、ホントに出てくるとはねぇ。マジでラリーが気に入ったんでしょうか、彼は(^^;)。まぁ、F1のようなプレッシャーも、政治的なスッタモンダもラリーにはないので、仲間とリラックスできて楽しいんだろうな(ライコネンはフィンランドで男友達とダラダラ過ごすのが好きなようです)。

 ただでさえ人が溢れかえるユバスキラのサービスパークは、とんでもない事になりそうです。F1ではサービス精神皆無なライコネンが、WRCではどんな態度を見せるのか......。2002年ラリーGBのヴァレンティーノ・ロッシ並の戒厳令が、敷かれるのかな(サービスに幕を張ってメディアをシャットアウト)。

 これは、是が非でもダッキーに突撃してもらうしかなさそうです。頼んだよ〜♪


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『ラリー村から日本の友人へ』