2013年2月アーカイブ

ポルトガルは2倍で行くよ!

 本日はラリーXモバイルの編集部にて、企画会議&ウィナーズダービーの賞品発送をしてきましたよ(当選者の皆さん、しばしのお待ちを!)。今回は遠方にいるスタッフとSkypeでつないで話し合いを進めたんですが、普通にテレビ電話で会議ができちゃうなんてねぇ......。いつの間にやら、凄い時代になったものです。

 既にチロチロと情報を出してきましたが、第4戦ラリー・デ・ポルトガルにおいて、K子様&イヌスケの『ダブルこぼれ話』が、実現することになりましたよ〜! K子&イヌスケ・コンビで現地取材をするのは、2007年のニュージーランド以来? かつて数々のオモシロ取材(手前味噌だけどね)をカマしてきたふたりだけに、本当に楽しみです。

 ポルトガルではちょっとした企画も考えちゃってたりして。お知らせできるようになったら、Blogかメルマガで告知しますので、楽しみに待っていて下さいませ。

 そうそうポルトガルの前に来週のメキシコも忘れちゃなりませんな。今シーズン初めて『こぼれ話』をK子様が担当しますからね。勝手知ったるレオン&グアナファトだけに、濃〜いネタを掘ってきてくれるはずですよ。こちらもお楽しみに!

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 写真は一応触れておきたい南アフリカ産のトヨタ・ヤリスS2000です。最初ニュースの項目を見た時、『遂にヤリスS2000が!』と激しく色めき立ったんだけど、直後一気にテンション下降。何にせよトヨタ系のチームがラリー活動を続けてくれるのは嬉しいことなんだけどね。


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1502回目ですが......。

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 実はですね、数週間前から『あと、ちょっとしたら1500回目のBlog更新だぜ!』とワクワクしていたんですよ。が、肝心な1500回目当日はすっかり忘れていて、普通に更新。2日過ぎた本日になって、ようやく気が付きました。

 って事で、めでたく1502回目の更新であります! ......どう頑張っても、あんまり盛り上がりませんね(自己責任)。

 ま、2009年1月にスタートしたこのBlogが、今や1500回超えですよ。一時、いつも通りの更新ができないこともありましたが、基本は毎日更新を4年以上続けることがきました。それもこれも日々読んでくれている皆さんがいるからこそ。本当にありがとうございます。

 ここまで続けたからには、クロスカート室内速度最高記録なるニッチなギネス記録を樹立したミッコ・ヒルボネンのように、僕も『ラリー系編集者Blog世界最長更新記録』でも狙ってみようかな。これだけ範囲を狭くすれば、ライバルもいないでしょ。


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サインツ先生、ヤリマテを庇う。

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 開幕2戦を終えて、すっかり弱気になってしまったヤリ-マティ・ラトバラ。そりゃ、自分が絶対的な自信を持っていたはずのスノーラリーで、チームメイトのフランス人に目の前で完全勝利を見せつけられたら、誰だって落ち込むってもんです。

 本人も含めて、多くの関係者が指摘しているように、昨年1シーズンをかけてじっくりとフォルクスワーゲン・ポロR WRCに習熟したセバスチャン・オジエと、フォードから移籍したばかりのヤリマテが同じレベルで走るのは、そう簡単なことじゃない様子。あのオジエが、自分の日記でチームメイトを心配するほどですからね。

 得意のグラベルシリーズが続きますが、本人は『夏頃までにはなんとか......』と、トホホなコメントを連発しています(本日アップされたニュースを読んでみてねん)。が、このまま今シーズン前半は沈みっ放しかと思いきや、意外な所から援軍がやってきましたよ。

 フォルクスワーゲンのアドバイザーを務める御大カルロス・サインツ先生が、『メキシコで復活する』と言い切ってくれました。サインツ先生としてはヤリマテが乗りやすいマシンを、チームが用意できなかったことも不振の理由として考えているようです(彼らしい意見ですな)。

 わざわざサインツが擁護するところを見ても、ヤリマテが色々と批判にさらされているのは間違いなさそう。某元チャンピオンが、ヤリマテをバッサリなんて噂も聞こえてきたりするもんなぁ。ま、まだシーズンは特殊な開幕2戦が終わったばかり。まだまだ長いシーズンが続きますからね。もう少し様子を見てもいいはずです。


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スバルとケン・ブロック。

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 先日、某所で見かけて思わずパチリと撮ってしまった、この看板。トラビス・パストラナーとケン・ブロックによる、お馴染み『DC』のポスターです。世が世ならば、このふたりの後ろに写っているラリーカーが、スバル・インプレッサだったかもしれないんですよねぇ。

 スバルがアメリカでもキレイサッパリとラリーを止めていれば、『フォードに変更するのも仕方ナシ』と思えるんでしょうが......。先週末に開催されたラリー・アメリカ選手権第2戦100エーカーウッド・ラリーで、インプレッサを駆ったデビッド・ヒギンスが勝利を手にするなど、スバル・ラリーチームUSAは今もプログラムを継続中。

 すっかりフィエスタのイメージがついた、ブロックのエクストリームなチャレンジの数々も、当初はスバル・インプレッサが使われていた訳ですよ。まぁ、アメリカ市場ではアウトバックやSVなどが絶好調で、あえてモータースポーツを積極的にアピールしなくてもいいと思ったのかな(日本同様に)。

 思えば、数年前のメキシコでパストラーナをインタビューした折り、カメラマンのO月氏に『是非取材してみて下さい! 本当に面白い男なんで』と、紹介してもらったものの、モバイルの『こぼれ話』でサラリと紹介するのみ。しみじみ、当時から人を見る目がなかったという事で(トホホ)。


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フィエスタ、未だ増殖中。

 ここの所、本当にベルギーというか、フランソワ・デュバルのネタばかりなので、本日は一言だけ。『お前が言うか!』。デュバルが何を言っているのか、知りたい方は、是非本日アップされたニュース、「デュバル、『今のWRCに偉大な存在はいない』と発言」を読んでみて下さいな。かなり興味深い内容となっております。

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 本日の本題はコチラ。フォード・フィエスタのラリカーシリーズがまた拡大します! MS1、R1、R2、S2000、RRC、RS WRC、R5に続く第8弾(!)は、フィエスタS2400。S2000よりも400ccも排気量が拡大された2.4リッターNAエンジンを搭載するFIA管轄外選手権用のマシンです。

 デビューは来週末に開催されるカンブリアのローカルイベント、マルコム・ウィルソン・ラリー。デビュー戦でステアリングを握るのは、なんとマルコム・ウィルソン後本人です。地味なマシンだと思っていたけれど、Mスポーツ的にかなり力を入れているのかな。

 前述の通りFIA管轄のイベントには出られず、それこそ独自のレギュレーションで開催されているアフリカや南米の国内選手権に投入されるものと思われます。ちょっと面白いのは、このフィエスタS2400に積まれている、2.4リッターエンジンが、ヒストリックカーのフォード・エスコート・マークIやフォード・エスコート・マークIIにも搭載できるようになってることですしょうかね。

 それにしても、これだけより取りみどりなフィエスタのラリーカーなのに、一番売れそうなR3がないが不思議です。


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太く短くか、細く長くか。

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 ドカンと一発花火を打ち上げて数年でキャリアを終えてしまうことと、たとえトップカテゴリーでなくとも末永く現役を続けること。ラリードライバーにとって、どちらが幸せなんでしょうね。

 ちょうど近いタイミングで話題に挙がった、フランソワ・デュバルとフレディ・ロイクスという、ふたりのベルギー人。あまりにも対照的なふたりのキャリアを前にして、シミジミと考え入っててしまいました。

 10代から期待の若手として話題に挙がり、キャリア早々にワークスから抜擢。WRCで早々に勝利を挙げるも、それ以降は鳴かず飛ばずで、30代前半にも関わらず半引退状態のデュバル。

 一方のロイクスとは、期待はされていたものの(オペル〜トヨタ時代の彼は本当に凄かった!)、結局WRCでの勝利はナシ。その後も、華々しい活躍はあまりないけれど(IRCのプジョー・ワークス時代に一瞬スポットが当たったか)、42歳の現在もプロドライバーとしてシリーズ参戦を継続中。

 少し前は、ブルーノ・ティリーと共に『ベルジャン不幸の法則』を体現する存在だったロイクスですが、こうやってラリーを戦い続けているのって、かなり幸せなことですよね。

 ペター・ソルベルグが、ラリークロスに戻ってでも、シリーズ参戦を続けようとしている姿を見ても、"現役"であり続けるのって、そうそう簡単なことじゃないと思うんですよね。

 デュバルとロイクス、なかなか興味深い観察対称です。それにしても、最近はペルギーネタが多いなぁ。


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カリブラだったり、コルサだったり。

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 やっぱり、今やWRCの流れはフランスからドイツに移りつつあるんですかね。ブイブイ言わせているフォルクスワーゲンに続き、オペルもどうやら本格的なラリープログラムを検討している模様ですよ。

 マシンは、次期型コルサ。既に発表済みのアダムR2に続き、2014年にはコルサR3、2015年にはコルサR5をデビューさせる計画があるとか。オペルの首脳陣が、『オペル復活にはモータースポーツが必要不可欠ナリ!』なんて、涙が出そうな事を言ってくれているし、どうやら本気の様子。

 フォルクスワーゲンの大々的なWRC参戦(と勝利)によって、WRCのメディア展開がドイツで一気に増えたんでしょうね。それを横目に見たオペルが、『むむむ......』と羨ましくなってきたと見た。今はちょっとパワーダウンしているけれど、フォルクスワーゲンとオペルは、これまでも市販車でガチなバトルを繰り広げてきたメーカーですからね。

 とは言っても、オペルはマンタ&アスコナ以降、ラリーに関しては幾度となくプログラムを打ち上げては、シュワシュワシュワ〜と萎んできたメーカー。今後こそ、シッカリと形になって欲しいなぁ。まぁ、コルサR5が出てくるのが2015年とかなり先なので、気の長い話ではあるんですけどね。

 写真はシュワシュワシュワ〜の代表格、グループA時代のあだ花、オペル・カリブラ16Vです。1992年のサンレモで、あのブルーノ・ティリーがドライブして、9位に入っています。オペルには、さらに切ないカリブラ・ターボ4x4なんてのもあったりして。


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世界一のヤリマテ・ファンとは?

 昨日のBlog、最初に『ランボー3が参考になるらしいよ』というタイトルアップしてしまいました(Twitterにその名残が......)。申し訳ありません、イブ・マトンが勧めているのは『ロッキー3』の方です。同じシルベ映画だけど、アフガニスタンで敵をぶっ倒すのは、ラリードライバーの参考にはなりませんね。

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 写真はニュースでも取り上げられたヤリ-マティ・ラトバラのお父上、ヤリさん。この元ラリードライバのお父上、もっか息子の応援に邁進しているんですが、これが並の入れこみ方じゃございませんよ。今年、観戦を予定しているのは、欧州全戦+ニュージーランドかアルゼンチン。つまり、10戦以上はフォローすることになります。

 スウェーデンとフィンランドはヘリコプターまで活用して、全ステージ観戦するんだって。ちなみに、以前『ラトバラお宅訪問(かなり面白いので読んでみてね)』でも出てきましたが、彼の実家は重機販売業を営んでいます。年間10戦以上も行っていたら、本業に相当な支障が......と思ったら、『商売は電話で充分』なんだって。

 確かヤリマテって、お母さんがファンクラブの運営もやっていたような......(違ったっけ?)。とにもかくにも、家族総出で息子を絶賛応援中。ご両親を喜ばすためにも、今年は頑張らないとな〜。が、本人的には、『夏頃までには何とか......』なんて、弱気な事を言っているようですが......。


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ロッキー3が参考になるらしいよ。

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 先日、『ドスコイ、デュバル君』などという大変失礼なタイトルでBlogをアップしたんですが、最新仕様のデュバルに衝撃を受けたのは僕だけじゃなかったようです。あのシトロエン・レーシングのボス、イブ・マトン先生は現場で会ったデュバルを見て、『10kg痩せろ(直球)』と思ったそうな。

 マトン曰く、10kgのダイエットを成功させることで、WRC復帰へのモチベーションを見せて欲しいんだって。ちなみにダイエットの参考に映画『ロッキー3』を薦めてます(あの映画見てダイエットできるなら苦労しない)。そういえば、今シーズン開幕時点でエフゲニー・ノビコフが10kgくらいダイエットしたと言われてましたね。ノビ、ランボー3を観てたんか?

 真剣なのか、からかってるのか、イマイチ真意を図りかねますが、『世界歴代3人』に入るほどの才能があると、マトンはデュバルを大絶賛。このままクラシックイベントにチョイチョイ出てくる存在にしておくのは、もったいないと心配しているいるようです。まぁ、マルコム・ウィルソンやマトンが『才能ある』と言うくらいなんだし、やっぱり得がたい存在なんですよ。

 そういえば、現在フォルクスワーゲン・モータースポーツを率いるヨースト・カピートも欧州フォードのモータスポーツ部門トップの時にデュバルと一緒に仕事をしてますね。是非とも、冷静な判断を聞きたいところです。


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伝説の車名が復活ですぜ。

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 WRカーであれば、自動的に『WRC』が車名に付くように、R5カテゴリーのマシンにも『R5』が付くもんだと思ってました。が、プジョーは違ったようです。既に208 R5として発表されていたマシンの名称を、プジョー208T16に変更しちゃってます。

 まぁ、ラリーカーの名称にルールはないので、『R5』を使わず『T16』を採用してもまったくもって問題ないんですが、この名前を持ち出してきたあたりに、プジョーの本気がチラチラ見えてくるんですよね。

 それにしても、あのグループB最高のマシンと言われている205T16以来の『T16』ですよ。確かにR5として発表した時から、カラーリングが205T16オマージュだったりもしたけれど、名称にまで採用してくると......。もしや、208 R5でワークス復帰とか考えちゃってたりする?

 WRC界隈ではシトロエンがWTCCに行く代わりに、プジョーのWRC復帰が根強く噂されていたりするんですよね。まぁ、50億ユーロの損失で、全てのプランがふっ飛ぶ可能性もあるんですが......。

 そうそう、『T16』の採用に関しては、『R5』だとルノー・サンクのイメージが付いててイヤという事も囁かれているそうな。なるほどねぇ〜(ニヤニヤ)。


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ドスコイ、デュバル君。

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 久しく動向が不明だったフランソワ・デュバルが、地元ベルギーで開催されたレジェンド・ブークル・ド・スパにフォード・エスコート・マークIIで参戦して、見事優勝を飾りました! このイベントには結構参戦している印象だったけれど、今回が初優勝だったんですね。

 それにしても、しばらく見ないうちにマルマルコロコロと......(まぁ、人のことは言えないけど)。マルコム・ウィルソンが、『私のキャリアにおいて、これまでに見た最高の才能を持ったドライバー』と称えた姿は、嗚呼いずこ......。

 フォードでWRCデビューの頃はイケメンラリードライバーとして、世界中の雑誌に取り上げられていたのになぁ(ホントに)。今の姿はどちらかというとイブ・マトン方向に行っちゃってると言いますか。

 デビューが早かったから、まだ32歳。もうひと頑張りして、WRCに帰ってきて欲しいものです。今回のイベントにも出ていたミッコ・ヒルボネンと同い年。それこそデビューの段階では、圧倒的にデュバルの方が期待されていたですよ(これまたホント)。

 まぁ、『何度もチャンスもらってきた』ってことも重々承知なんですけどね。それでも期待したくなるような雰囲気を持っている人なんですよ、デュバルって。あのローブを継ぐ者と言われていた時期だってある訳だし(これだってホント)。


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ベルギーで消防活動。

 昨日の夜から喉がイガイガし始めて咳が止りません、ゲホゲホ。もしやこれが噂のPM2.5? 自分が使っている花粉症仕様のマスクだと、細かい粉塵は防げないって聞いたんですが......。これが続くとツライなぁ。

 さて、話は変わって今週末はベルギーで、ラリーファン垂涎のイベント『レジェンド・ブークル・ド・スパ』が開催されていました。ラリーは既にフィニッシュしていて、久々に名前が出てきたフランソワ・デュバルが優勝しています。

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 実はこのイベントには、シトロエンのトップに就く以前からイブ・マトンが関与しています。去年は弟子(?)のティエリー・ヌービルがシトロエン・ヴィザ・ミルピステをドライブしたんですが、今年はミッコ・ヒルボネンが担当。

 コドライバーのヤルモ・レウティネンが体調不良のため、イルカ・ミノアと臨時のコンビを組んでわざわざベルギーに乗り込んだんですが、スタート早々盛大なアクシデントに見舞われてしまいました。

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 マシン炎上(!)。

 一応、貴重なヒストリックラリーカーなんですが、ここまで盛大に行ってしまうと......修理は無理そうですねぇ。ミッコ、色々とお疲れさまでした。


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仕事道具との素敵な邂逅。

 編集者の仕事道具と言えば、このBlogを書いているノートパソコンだったり、校正用の赤ペンだったり(前に紹介したことありましたよね)と色々あるんですが、なかなか『これだ!』と思うものに出会えないのが、メモ帳&ノートだったりします。

 打ち合わせやインタビューをメモしたり、ふと思いついたタイトルなどを書き留めたり、それこそ簡単なページのラフを書くためにも、編集者にとってメモやノートは絶対に必要なもの。それぞれが、自分のお気に入りを持っています。

 現在メインに使っているのは無印良品の『ダブルリングノート・ドット方眼』。サイズ的にも使いやすいし、表紙がプラスチックなので、屋外の取材にもピッタリ。が、ひとつだけ不満がありまして、ページがドット方眼なんですよね。僕の好みだと、薄めの格子罫がベスト。

 で、最近、『これだ!』というメモ帳を発見したのですよ!

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『KIX×エアライン コラボレーションノート』。

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 仕事で訪れた関西国際空港のオフィシャルショップで発見。値段は525円とチトお高めなんですが、大好きな飛行機ネタの上に、中身がご覧の通り格子罫なんです。しかも、各エアラインが揃っていてバリエーションも豊富。思わず、フィンエアとスターフライヤーを購入しました。

 今使ってる無印のノートがそろそろ終わりそうなので、近々新しいメモを下ろすのが楽しみです。ちなみにこちらの関空グッズは、公式サイトからも購入可能。KIX(関空)グッズは、ちょっと素敵なデザインが多いんですよね〜。


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ドイツ語学習状況のご報告も。

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 自宅で使っているWifiルーターが突然壊れて、心底トホホなイヌスケです。いつでもどこでもネットが通じる環境が当たり前だと思っていたけれど、改めてなくなってみると、不便だしツライものですねぇ。これを機会にネット環境を変えようかなぁ。

 さて、先ほどセバスチャン・オジエのラリー日記『天下獲ったる! Season3』スウェーデン編が公開されました! 待望のフォルクスワーゲン初優勝だけに、いつも以上に気合いが入っていたようで、文字量がかなり多いです(分かりやすい)。

 ちなみに、ドイツ語の状況についても語ってくれています。あの感じだと、これからも勉強するつもりはないな〜。まぁ、フォルクスワーゲン・モータースポーツはシトロエンとは違って多国籍チームだし、もちろん公用語は英語。そもそも担当エンジニアのFXとさえ、英語で話してるんだって。

 とにもかくにも読み応えタップリなオジエのラリー日記、先にアップされたマッズ日記と合わせて、是非ご一読を!


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ドイヒーな写真チョイス。

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 あ、アッチョンブリケ?

 ミッコ・ヒルボネンがスウェーデンのSS2でコースオフした後、『wrc.com』にアップされたニュースで使われていた一枚です。確かにラリー前は優勝候補のとりに挙げられていたミッコとしては、心底トホホなアクシデントではあったんですが、何もこんな写真を選ばなくてもねぇ......。

 恐らくサービスのメディアゾーンで、『あ〜、もうヘトヘト』って状態で撮られたと思われますが(そりゃスノーバンクからクルマを引っ張り出した後ですしね)、一瞬を切り取る写真だからこそ実現した奇蹟のショットと言えるかも。

 他にもミッコの写真は山ほどあっただろうに、あえてこの写真を使ったところをみると、『ミッコの変顔写真発見! 使っちゃお(ウヒヒ)』というニュース担当者の思惑が見えたりして。まぁ、どこかで使いたくなる写真ではありますが。

 それにしても今回のミッコは、スタート早々のコースオフ以外にも、パワーステージでわざわざペナルティを受けて後方からスタートしたのに4位に終わったりと、散々なラリーでしたよね。シトロエンが得意とするメキシコで、どうかミッコが報われますように......。


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ノルウェーの自宅で書きました。

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 マッズ・オストベルグから2回目の『エース就任宣言!』が届きましたよ! 早速、スウェーデン編としてアップされましたので、チェックしてみて下さい。前回は空港から、今回はノルウェーの自宅でせっせと日記を書いてくれたそうです。

 今回も、いつも以上に、盛大に、たっぷりと書いてくれています。金曜日SS2後のペナルティの経緯と対処法のあたりは、非常に興味深いですね。ラリー中にも話が出ていましたが、スポーツドリンク以外に、溶かした雪とウィンドウ用のウォッシャー液も総動員していたのねん。

 その後、前を行くヤリ-マティ・ラトバラを追い抜くべく、かなり綿密な戦略を立てていたことも明かしてくれています。マッズの日記は、こういった実際に戦っているドライバーにしか分からないことを、細かく書いてくれているので楽しいです。

 ちなみに写真もたくさん用意してくれまして、このBlogの写真もマッズが送ってくれました(マネージャーが撮影してくれた模様)。もちろんマッズだけじゃなく、セバスチャン・オジエの日記も待機しておりますよ。こちらはこちらでガチな雰囲気がマッズとは対照的。アップを楽しみにしていて下さいませ。


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スウェーデンに行かないと!

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 こんな素敵な写真を見ると、スウェーデンまで観戦に行きたくなっちゃいますね。たとえ、気温が-20℃近くにまで下がって死にそうになるくらい寒くても、やっぱりスウェーデンにはスウェーデンにしかないものが山盛りあります。

 思えば、あれは99年。今から14年も前の大学生時代、初めてスウェディッシュ・ラリーを観に行きました。壮絶にキツかったけれど、本当に楽しかったんですよね(日本人3人での観戦旅行!)。当時はサービスがいくつかあったので、移動も大変でね。橋をひとつ渡ればサービスパークなのに、大渋滞でなかなか先に行けなかったりして。

 そうそうホテルのシャワーを捻ったら、水しか出てこなかったんですよ。激烈に寒かったけれど、一日中外で観戦していて体は汚れているから、シャワーに入らない訳にはいかなくて。無理矢理体を洗ったんだよな。

 スウェーデンに関しては、取材する立場になってからも、スノーバンクにクルマで突っ込んだり、ホテルの部屋が予約できていなくてサウナの更衣室に泊まったり、ハグフォースでドライバーをインタビュー中に頭から転倒したり、本当にたくさん思い出が残っています。

 やっぱり尋常じゃない寒さという極限状態にいると、色々と面白いことが起こっちゃうんでしょうね。いつかまたスノーラリーを観戦してみたいものです。できれば取材じゃなくて、スペクテイターとして行きたいな。お酒を持って、ドンチャン騒ぎをしたい!


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彼は愛機にキスをした。

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 いやぁ、セバスチャン・オジエとフォルクスワーゲン、強かったですねぇ。まさに横綱相撲と言わんばかりの完勝劇でありました。2位のセバスチャン・ローブ的には、予選での失敗を悔やんでいたけれど、彼とて『ラリー中、オジエには追いつけなかった』と、負けを認めています。

 オジエの完勝っぷりに対して、マッズ・オストベルグに表彰台を奪われたヤリ-マティ・ラトバラは意気消沈。とはいえ、まだ新しいチームで2戦目です。そもそも、1年を通してテストを続けてきたオジエとはスタートラインが違いますからね。ポロR WRCを自分の物にした時は、きっと素晴らしいスピードを見せてくれるはずです。

 それにしても、ちと心配なのはシトロエンですな。遥か昔から、『セバスチャン・ローブがいないとやばい』とは言われていましたが(オジエ在籍時以外)、いよいよもってキツいような......。ってことで、ミッコ頑張れ。

 さて、今回のスウェーデンで『こぼれ話』に初登場したバスティアンの父上、フランソワ・ボーダン氏。ラリーフィニッシュ後に、2本ほど追加で『こぼれ話』をアップしてくれました。写真のシーンでは、どのような事があったのか、是非ご一読を......。


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2005年ってことは......8年前!?

 スノーラリーでフランス人がトップ2を悠々走行という、凄いリザルトになってますが、Mスポーツのエース(ですよね)のマッズ・オストベルグが、ヤリ-マティ・ラトバラを抜いて3位に浮上したりと、なかなか面白い展開になってます。

 最終日はノルウェーのステージが中心だし、マッズがさらにプッシュしそうな予感。ノルウェー選手権でも走ったことがあるステージとか。2位のセバスチャン・ローブとは30.8秒差だから、90kmのステージ距離ではキツいかな。でも、プレッシャーを掛け続ければ......?

 WRCは最終日が残っていますが、こちらは一足早くフィニッシュしています。

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 ラリー・スウェーデンのヒストリッククラスで、フォード・エスコート・マークIIをドライブしたペター・ソルベルグが優勝! ペターにとっては、2005年以来のスウェーデン優勝とのこと。本人もスペクテイターも大盛り上がりだったようで良かった良かった。FRマシンでのペターのドリフト、凄かったんだろうな〜。

 さて、最終日のステージは現地時間7時54分、日本時間15時54分にスタートします。是非、速報ページをチェックしてみて下さいな!


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飛べばいいってモノじゃないらしい。

 昨日のBlogで取り上げたら、Day2のオープニングステージでポントゥス・ティデマンドがあっさりマシントラブルでリタイアだって!

 もしや、このBlogってば、デ●ブログだったりして......いやいやいやいや。マシントラブルならば、リタイアも仕方がないし、今回得がたいポテンシャルを見せつけたことを考えると、次のチャンスに繋がってきそうです。

 ちなみに、ティデマンド、アンドレアス・ミケルセン、エサペッカ・ラッピって、全員マネージメントが同じなんだって。この辺り、ちょっと取材で探ってみたいところですね。

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 さて、昨日は、みんな大好き『コリンズ・クレスト』がルートに入っていましたね。コリン・マクレーが伝説のジャンプを披露したことから名付けられたジャンプスポットは、SS4/7Vargasenの中に設定されています。

 で、今年ジャンプキングに輝いたのは、35m(!)を記録したティエリー・ヌービル。彼には主催者から賞が与えられています。このステージでベストを刻んだマッズ・オストベルグが28mだから、あまり長時間飛ぶのはタイム的には宜しくなかったりするんですけどね


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ポカホンタスではありませぬ。

 優勝候補のひとりだったミッコ・ヒルボネンがSS2でいきなりコースオフ(しかも2回?)したり、マッズ・オストベルグが30秒のペナルティを受けたり、なかなか荒れている今年のラリー・スウェーデン。フォルクスワーゲン勢の快走にも驚かされましたが(あ、トップ2がフランス人だ!)、こちらもインパクトもなかなか。

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 ポントゥス・ティデマンドであります。

 今回は初めてのWRカーであるフォード・フィエスタRS WRCをドライブして、初日のスーパーSSこそ14番手に沈んだものの、SS2では並みいるワークス勢を上回り、4番手タイムを記録。Day1の前半を終えて、オジエ、ローブ、 ラトバラに続く4位は立派です。

 ヘニング・ソルベルグの義子ということで名前がよく出てくる人ですが、実は昨年のラリー・スウェーデンもSWRCで衝撃の走りを見せていたんですよね。まぁ、レギュラー参戦していたアカデミーではイマイチだったけど、北国出身だしスノーだと一気にスピードを上げてきますね。

 1990年生まれの22歳......ってことは、彼も平成生まれか(トホホ)。いや〜、WRCも確実に世代交代が進んでいるなぁ。ティデマンドは顔面レベルもなかなか高いし、義父共々話題性もある。しかも名前のインパクトは絶大(忘れない)。これから注目の存在になりそうです。

 そうそう、お知らせがありました! 今回の『こぼれ話』はいつものバスティアンがお休みのため、父上のフランソワ・ボーダン先生が担当しています。WRCでは名前を知らぬ者はいない巨匠が登場ですよ。既に素敵なネタ(スウェーデンにはあんなホテルがあるんだねぇ)をアップしてくれていますので、是非チェックしてみて下さい。


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ミカル、感激!

 ヘニング・ソルベルグのラリー・スウェーデン参戦、実はギリギリまで決まっていなかったようで、スタート12時間前にようやく参戦が可能になったとのこと。ヘニング曰く、『ある人物』が助けてくれたそうな。少し前には何やら景気のいいスポンサー獲得が噂されていたヘニングだけど、状況はやっぱり厳しかったようですね。

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 もしや、このお方が『ある人物』だったりして(ないな)。ってことで、写真は月曜日にミカル・コシューツコのスノーテストに参加したマーカス・グロンホルムです。マーカス先生のスノー路レッスンに、コシューツコは大感激。『どこでどうやったらタイムを縮められるのか次々と披露してくれて、ホントに信じられないような経験だったよ!』、だって。

 一方のマーカス先生は、『経験不足を一日ですべて補うことはできないからね。彼はそれほど悪くなかったよ』と、いたって正直な感想。こういった場面で、『ミカルは素晴らしい能力を見せてくれたよ!』ってな感じに、チームのプレスリリースに書きたくなるようなコメントを絶対に言わないのがマーカス・クオリティー。ま、だからこそ信用できるんですが。

 さて、ラリー・スウェーデンは、木曜日にカールスタッドでのスーパーSSで幕を開けます。現地時間の20時。日本との時差は8時間あるので......明日の午前4時! 大変な時間ではありますが、現地からの情報をライブでアップしますので、是非アクセスしてみて下さいませ!


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雪はしっかりありますので!

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 ちょっと心配していた雪は前回ほど盛大に降らず、あっという間に溶けてしまいました。積もったら積もったで、色々と困るのは確かなんですが、予報通りに降らないと、なぜか寂しいんですよね。

 さて、こちらは雪がないと色々と困ってしまうスウェーデン。主催者の所には『雪はちゃんとあるのか?』と、各方面から質問が届くようで、彼らのFacebookにマーカス・グロンホルムお気に入りステージ『Sagen』の様子をアップしています。

 写真を見る限り一面雪景色で、コンディションはまったく問題なさそう。それにしても昼間なのにこの暗さ、さすが冬の北欧ですな。

 カールスタッドからハグフォースに向かうリエゾンにもこんな感じの景色の所を走るんですが、暖房で車内が暖かい上に、一日の取材でヘトヘトになっていると、猛烈な睡魔が襲ってくるんだよな〜。メディアやドライバーの皆さん、くれぐれも居眠り運転にはご注意を......。

 話は変わって、マルコム・ウィルソンのセバスチャン・ローブに関するコメントに、苦笑いしちゃいました。『あなたが、それを言っちゃぁ......』ってな感じでしょうかね。気になる方は、是非ニュースを読んでみて下さいませ。


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マスー、ナッサー殿下の代役に。

 今晩から関東地方も積雪10cmを超える大雪になる可能性があるそうな。雪国の皆さんからすると、『ぷ、10cmで大騒ぎしてるよ』なんて思うかもしれませんが、普段雪に慣れていない関東人からすると5cmでも大騒ぎです(トホホ)。

 まぁ、朝が明けてみたら、『雨でした』なんて事もあるかもしれないので、用心しつつ、心配し過ぎないようにしようかな。

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 さて、雪なんてヘッチャラ! っていうか大雪大歓迎なのは、ラリー・スウェーデンの舞台となるカールスタッド&ハグフォース。写真は昨日ハグフォース近郊で行なわれたMスポーツのプレイベントテストの様子です。とりあえず雪はちゃんとありそうで、安心安心。

 このテストを病欠したナッサー・アル-アッティーヤが、イベント本番への欠場を決めて、代わりに僕らのマスーことマシュー・ウィルソンが参戦します。このスウェーデンがシーズン開幕戦だったナッサーは本当に残念だと思いますが、マスーは「まさか出られるとは思わなかった」と大喜びしてますね。

 あ、今回はヘニング・ソルベルグも出てくるし、久々にストバート門番コンビが復活しますね。ヘニング&マスーとMスポーツの若者達(マッズノビヌビ)のタイム差がどのような感じになるのか、注目かも。年齢を考えると、マスーも充分若者カテゴリーなんですけどね。


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豪華絢爛プレスキット。

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 今シーズンからフォルクスワーゲンがラリー前に送ってくるリリースの豪華絢爛さにビビリ気味のイヌスケです。要は現場で小冊子として配っているモノのPdfファイル版なんですが、編集者としては毎戦アレを作ってるかと思うと......。メモ欄も含めて、全46ページだからねぇ。いや〜、こういった辺りにプロジェクトの巨大さを感じます。

 チームの事前リリースというヤツは、それぞれに個性が出ていて面白いんですが、個人的に一番好きな(使いやすかった)のが、去年までのフォードかな。マーク・ウィルフォードという、もうチームのプレスオフィサーの鏡みたいな人が作っていたこともあって、シンプルなのに要点がしっかりしていて、読みやすいし、ニュースソースとしてもバッチリ。

 残念ながらマークは欧州フォードのメディア担当だったので、Mスポーツがメインとなった今シーズンは、リリースが全面刷新されてしまいました。ま、Mスポーツ製作のリリースも、シンプルかつドライバーのコメントがシッカリしているので、とても重宝しているんですが。

 一番使いにくいのはって? ......え〜と、某おフランスのシト......。いやいや、貴重な情報を頂いているのです。文句なんぞ言えませぬ。

 ちなみに、この表紙、僕が汚したんじゃありませんよ! このような処理(ラリーっぽさ?)になっておるのです。


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マーカス先生、今年もスウェーデンへ。

 昨日は暑くてコートを脱いだのに、今日はまた冬に逆戻り。が、街を歩いていると、何やら鼻がムズムズしてきました。......こ、これはっ。とうとう恐れていたアレがやってきたのか......。

 杉花粉......。

 ウキウキする春が近づくにつれて、どんどん憂鬱になるという、この反比例な感じ。しかも、巷の噂では、今年の杉花粉はってば年以上に盛大に悲惨、もとい飛散するとか。はぁ......。

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 話は変わって、明日の月曜日にハグフォース近郊で行なわれるラリー・スウェーデンの事前テストに、マーカス・グロンホルムが参加するそうですよ! ヒャッホイ! 

 今回はミカル・コシューツコ推すモータースポーツ・イタリアで、スノードライビングを指南しつつ、セッティングのアドバイスも行なうそうな。フィンランド人ではありますが、思いっきりスウェーデン系のマーカスさん、やっぱりスウェーデンには何らかの形で出てきますねぇ。どうせなら、本番にも出ちゃって欲しかったけどね。

 写真は自身が経営するスポーツジムでボクササイズに励むマーカス先生。彼が所有するショッピングモール『Strand』の2階にあるジムでは、マーカス先生が指導するプログラムがあるとか、ないとか。興味のある方、体験レッスンをゼヒ(報告も待ってます)。


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ドアが開いていた? 関係ないぜ。

 やらなきゃならない事が山盛りあるのに、なぜか体が動かない時は、動くまで待ち続けるイヌスケです。

 のっけから意味が分からない事を呟いてスミマセン。体調が悪い訳ではないのに、なぜか目の前の仕事が進まないんだよな〜。来週はもうWRC第2戦ラリー・スウェーデンなのにね! ......という訳で(?)、本日からスウェーデンの速報ページがアップされました。ウィナーズダービーも絶賛募集中ですよ!

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 写真は、もっかラトビアで開催中のヨーロッパ選手権(ERC)第2戦リエパーヤ・ヴェンツピルス・ラリーで大活躍中のフランソワ・デルクール。なんと、初日のナイトステージで運転席側のドアが開いたまま、片手でドアを閉めながら2番手タイムを叩き出しましたよ。

 この壮絶エピソードを聞くに、2002年に三菱で失意のシーズンを過ごした後、どこか良いチームに拾われていたら、デルクールって、もうふた花くらい咲かせていたんじゃないかと思っちゃいますねぇ。ちなみにラトビアでは、SS8を終えて首位のヤリ・ケトマーに1分ちょっと差の4位につけています。


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バーコード、読み取ってね。

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 ホントにこのカラーリングでテストをしてたんか! 

 こちらMスポーツが鋭意開発中のフォード・フィエスタR5のテスト風景であります。デビュー時期はR5一番手の4月頃になるとのこと。プジョー208 R5よりも早いデビューになるのねん。

 シトロエンもDS3 R5の準備を進めているし、シュコダもちょっと先だけど、時期型ファビアでR5を計画中。この状況を考えると、WRカーのベースがR5になるのも遠い未来じゃなさそう(現在はS2000ベース)。

 FIAもそのタイミングを測っているのかなぁ。現行レギュレーションのWRカーを開発中のヒュンダイ、そしてヤリスでS2000を作ろうとしているTMG(トヨタ)辺り、今後の動きに注目する必要がありそう。

 現行WRカー最後のマシンが、i20WRCになるのかもしれないのか......。スズキSX4WRCといい、ミシェル・ナンダンには色々と因縁がありますなぁ。


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『ラリー村から日本の友人へ』