2009年11月アーカイブ

セブの隣のマニアの図。

 妻の予告通り、夫が彼女のミスを取り返してくれたそうですよ(^^)。

 週末に開催されていたフランス選手権最終戦ラリー・デュ・ヴァールは、セバスチャン・ローブが2位のステファン・サラザンに圧倒的な大差をつけて優勝しました。

 ま、周りの連中を見れば、横でセブリーヌが鼾をかいていても、セブが余裕で勝っちゃいそうですが(^^;)。だって、3分間もペナルティを貰った上での優勝だもん。それくらい、周りとはレベルが段違いでした。

1130kubica.jpg

 さて、このラリーにはお馴染みラリーマニアのロバート・クビサも参戦しました。事前の記者会見にもセブと一緒に登場して、すっかりラリー村の住人オーラを醸し出しています。っていうか、この写真を見る限り、ドライバーというよりも、セブ・ファンって感じですが......(^^;)。

 まだ、クビサに関するニュースは上がっていないようですが、どうやら完走した様子。ガッツリとエンジョイした事は間違いなさそうだし、こりゃ次はIRCモンテ辺りに登場しそう。でも、IRCはルノーがマニュファクチャラー登録してないんだよな〜。って、別にクビサ的にはIRCでのカバレッジなんて関係ないか(^^;)。


 スバルのラリー活動に深く関わられた小関典幸氏が亡くなられました。心からのご冥福をお祈りします。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

女房様が女房役。

1129loeb.jpg

 もっか開催中のフランス選手権最終戦ラリー・デュ・ヴァール。F1ドライバーのロバート・クビサが参戦したりもしていますが、今回注目したのは、セバスチャン・ローブの奥様セブリーヌ。

 今回、彼女はセブのコドライバーとしてシトロエンC4WRCで参戦しているんですが、かなりいい(強烈な)キャラをしてるんですよね〜(^^)。ちなみにDay2を終えて、セブ&セブリーナ組は、34秒差の2位につけています。フィニッシュ後の彼女のコメントは以下のような感じ。

『サービスパークに戻ってくるまではすべてがうまくいっていたんだけど、最終ステージのスタートで大失敗よ! 予定より3分も遅れてスタートしちゃって......』

『しかもフィニッシュ後、遅れた分のタイムを差し引くの忘れて予定通りのスケジュールで走行したのよ。私の勘違いだったんだけれど、サービスパークに3分も早着して、その分のペナルティを科せられてしまったの! 首位に立っていたのに、これでトップから34秒差の2位になってしまったわけ』

『これでセブは最終日も全開で攻めなければならなくなったわ! 私のミスでリードが台無しになってしまったけど、明日はドライバーに頑張って挽回してもらうわ!』

 だそうです(^^;)。

 6 timesワールドチャンピオンに、『私のミスはお前が挽回しろ』とはなかなか言えませんよ(^^;)。さすが奥方様。今回のラリーを見る限り、間違ってセブのヘルメットを被ってスタートしたり、かなりスットコドッコイな雰囲気のセブリーヌ。来年からはダニエル・エレナに代わって、彼女がコドライバーになるべきかも。セブにとっては、ちょうど良いハンデになりそうです。

 それにしても、シトロエン・レーシングのウェア、かなり似合ってますね。セブリーヌって凄くチャーミングなんだよな〜(^^)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

キミ様だからこそ?

0730kimi.jpg

 なんだか、本当にキミ・ライコネンがWRCにフル参戦しそうな勢いですよ〜。しかも、レッドブルつながりでシトロエン・ワークスからC4WRCで走っちゃうかもって。つまり、ブリブリのワークス体制じゃん(^^;)。

 ライコネンがWRCにやってくるのは、これ以上ない話題になるし、もしフル参戦となればラリージャパン参戦の可能性もアリ。とはいえ、ライコネンがあっさりシトロエン・ワークスのシートをゲットする事に、少々引っかかるものを感じているのも確か (^^;)。

 ワークス体制を熱望するペター・ソルベルグやジジ・ガリが、スポンサーを必死で集めている時に、一方でライコネンはあっさり最新WRカーでフル参戦。......まぁ、マーケットがライコネンのようなスターを求めているとしても、なんだか腑に落ちないんですよねぇ......(^^;)。

 とはいえ、ライコネンがWRCにやってくるという事実に「ヒャッホ〜!」と大興奮の自分もいる(^^;)。これだけのキャリアを持ってF1からWRCにやって来た人はいないし、去年のフィンランドで見せたパフォーマンスをWRカーでも再現できるのか......どう考えても楽しみだわ。

 やっぱりキミの参戦は、WRC的には大歓迎です。もちろん、ペターもジジも応援してるぞ〜って事で(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

ウィルクスの蒼い夢。

1128wilks.jpg

 クリス・ミークの規定違反でスッタモンダしていたIRCスコットランドでしたが、結局ミークの失格が確定して、ガイ・ウィルクスの繰り上がり優勝が決まりました。意外や意外、ウィルクスはIRC初優勝だそうです。

 今回、シュコダUKから参戦しているウィルクスは、写真のようにブルーのレーシングスーツを着ていました。ウィルクスって、2009年にスバルが撤退していなければ、自分のファンドでスバル・ワークスから参戦する事になっていたんですよね。お金も集まっていたのに、ワークス撤退で全てがオジャン。もし、あのままスバルに入っていたら、こんなブルーのウェアを着ていたんだろうな。

 本日ニュースがアップされたP-Gアンダーソンもそうですが、2003〜2007年にかけてJWRCを戦っていたドライバーは、僕がかなり熱心に取材していた世代という事もって、どうしても親心的な感情を持ってしまいます。

 この世代でガッツリ成功したのって、ダニエル・ソルドくらい?(やつだって未勝利なんだよね〜) ヤリ-マティ・ラトバラがJWRCに出たのって、本当に一瞬だったからなぁ(大失敗作のフィエスタS1600、しかも当時のチームメイトがコンラッド・ローテンバッハ(^^;))。

 昨日のBlogに書いた『ダーシー&コリン・ファース』ネタに若干1名が反応してくれました(^^;)。実は学生時代に英国文学の授業で、『高慢と偏見』のドラマを観たんですよね〜。その中で出てくるペンバリーという屋敷の雰囲気が、Mスポーツのファクトリーに似ていたのです(英国の屋敷の風景がどれも一緒に見えているだけとの噂が......(^^;))。面白いドラマなので、英国フレーバーがお好きな人は、是非。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

ダーシーがいそうなファクトリー。


 すでに気がついている人も多いかと思いますが、ラリー・スコットランドの直前に正式発表されたフォード・フィエスタS2000を、トップページで大フィーチャーしております。こうやってみると、やっぱり新しい世代のラリーカーって感じがしますねぇ(^^)。特にスタジオでのショットがカッコイイ。

1126fiesta.jpg

 写真は、カンブリアのMスポーツファクトリーの前で撮影されたフィエスタS2000。ここのファクトリーは工場感がないんですよね〜。とてもこの中でクリスチャン・ロリオーが変態ラリーカーを作っているようには思えません。コリン・ファース主演で、英国ドラマがサクッと1本撮れちゃいそう(^^;)。ちなみに、タイトルの意味が分かるひといるかな〜?

 テストは相変わらずマスー(マシュー・ウィルソン)が担当しているようで、ワークスドライバーのミッコ・ヒルボネンやヤリ-マティ・ラトバラがドライブするのは、もう少し先になりそうな気配です。っていうか、S2000は完全プライベーター向けなわけだし、1.6Lターボが完成した段階でミッコ達を乗せるのかな? そもそも1.6Lターボ自体が、未だに流動的って噂が......(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

裏ウィナーズダービー。

1125loeb.jpg

 ラリーXモバイルお馴染みのコンテンツとして『ウィナーズダービー』があります。実は、ラリーXモバイル編集部内でもイヌスケ、K子、クロの3人でこっそりシリーズ化して、『裏ウィナーズダービー』を予想していました。ルールは、ウィナーズダービー同様にWRCのトップ3に加えて、JWRCかPWRCのトップ3を予想するというシンプルなもの。

 皆さんもご存知のようにトップ3の予想ってやつは、これが意外に難しい。なかなか当たりません(^^;)。え? 『予想屋イヌスケ』でやってじゃんって? いやぁ〜『裏ウィナーズダービー』では、かなりガチで当てに行ってました(ま、希望も込めたけどね(^^;))。

 って事で、以下が第11戦カタルニアまでのポイントです。

イヌスケ 59点
クロ 55点
K子 50点

 で、最終戦ラリーGBの予想は......。

イヌスケ
WRC ペター、ヒルボネン、ローブ
PWRC ブリニルドセン、新井、アラウジョ

クロ
WRC ペター、ヒルボネン、ラトバラ
PWRC ブリニルドセン、サンデル、ナッサー

K子
WRC ヒルボネン、ローブ、ペター
PWRC アル-アッティーヤ、アラウジョ、ブリニルドセン

 ラリーGBの結果は......。

WRC ローブ、ヒルボネン、ソルド
PWRC プロコップ、新井、セメラド

 ラリーGBでは、ミッコと新井さんを当てたイヌスケが5点獲得、ミッコを当てたクロ氏が3点、オール外れのK子さまはノーポイントでした。それを踏まえた、総合得点は......。

イヌスケ 64点
クロ 58点
K子 50点

 イヌスケの優勝です! クロ氏とK子様は「最終戦は獲得ポイントを倍とかにすれば良かった」と言ってましたが、どちらにしろ僕の優勝ですね〜。シーズンを振り返ると、ミッコを2位あたりに押し続けたのが良かったみたい。PやJも地味にポイントを拾っています(^^)。ま、伊達にラリー編集者を8年もやってなかったと(偶然です)。

 賞品は何が貰えるのかなぁ......なんてウキウキしていたら(奢られる気満々)、『名誉』をプレゼントだって(^^;)。そもそもこれって僕が言い出したような記憶が......。優勝すると分かっていたら、焼き肉ぐらい設定しておけば良かった(ちっ)。

 このシリーズ戦、なかなか面白かったので、是非携帯サイトにも導入したいけれど、参加者のポイント管理がエラい事になっちゃうだろうなぁ(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

マクラッシュ家居候。

1124mcrae.jpg

 連日のクリス・ミーク・ネタです。まぁ、彼の話題が続くなんてIRCチャンピオンになった今しかないだろうし、お許しを......。本人も『今後、こんな素晴らしいシーズンはないだろう』と発言しています。よく分かっていらっしゃる(^^;)。

 本日アップされたニュースで知ったんですが、ミークってコリン・マクレー家に3年も暮らしていたんですね。確かにミークがJWRC参戦をスタートした頃(オペル・コルサS1600に乗ってたよね)、コリンがバックアップする期待の新人と唄われていました。

 2005年のJWRCは、カルロス・サインツがバックアップするダニエル・ソルド、マーカス・グロンホルムのコスティ・カタヤマキ、コリンのミークって感じで、何かと括られていた記憶が......(ちなみに、マーカスが支援した若手はイマイチ伸び悩むとの定評アリ(^^;))。

 とにもかくにも、コリンの故郷のスコトッランドで優勝したミークが号泣というニュースは、なかなか胸に迫るものがありますね。コリンも草葉の陰で喜んでいることでしょう(^^)。

 去年までは伸び悩んでいる若手の筆頭だったミークが、IRCで大ブレークしてチャンスを掴みつつある状況を見るに、現在停滞気味のドライバーにも諦めて欲しくないなぁ......なんて思ったりして。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

漆黒のポディウム。

1123scotland.jpg

 ようやくAPRCも、IRCもシーズンが終わって、残る大きなイベントは中東選手権くらいです(さすがにここまでガッツリとフォローしているファンも少なかろう(^^;))。中東選手権最終戦ドバイ・インターナショナル・ラリー(12月3〜5日)は、来年のピレリ・スタードライバーの最終選考がかかっているので、実は重要だったりするんですけどね。

 で、いろいろ写真をあさっていたら、スコットランドのポディウムの写真を発見。いやぁ、寒そう(^^;)。やっぱりこの時期に開催されるイギリスのラリーは、どんなに華やかな演出をしようとも、寒そうな雰囲気が隠しきれませんねぇ。ドライバーみんな心なしか、内股だし(ウィルクスはシャンパンファイトの準備の模様)。

 思い出すのは、初めてWRCを観に行った1997年のRAC。この時もやっぱりポディウムは漆黒の闇でした(^^;)。フォード・エスコトーRSコスワースで完走したアリ・バタネンを撮影しようと必死でバシャバシャやったのに、ストロボが届かなくて悲しい思いをした記憶が......。

 翌年フィンランドは昼間のポディウムだったので、『なんて明るいんだ!』って感動しましたもん(そこか?)。ちなみに、この時必死でポディウムに食らい付いている若かりし僕が、98年版ラリーX総集編に映り込んでいたりします。ヒマな人は探してみて下さい(絶対分からないって(^^;))。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

Time to say good bye.

1122toyota.jpg

 最近、やたらF1ネタが多いと評判のこのBlog。本日、富士スピードウェイで開催されたトヨタ・モータースポーツ・フェスティバル(TMSF)に行ってきました。一応、ラリー者とはいえ、TTEファンを自任しているので、一度は行っておかなきゃと思っていたんですよね。

 トヨタF1ラストランということで、イベント自体もフェアウェルムード満載でした。前にも書きましたが、常々トヨタはラリーに戻ってくるべしと思っていた自分だけれど、2台のF1マシンが甲高いエキゾーストノートを響かせながら、ストレート走り抜けるのを見てると、何だかとても悲しくなっちゃうもんですね。しかも、最後に流れたのが『Time to say good bye』ときた(^^;)。凄く悲しいやないか〜。

 今回、ひとつの節目を終えて、巨人トヨタが次なるステップを考えているのか、じっくり待ちたいと思います。願わくばそのプランにラリーが入っていると嬉しいんですが......。

 写真は、今回のTMSFで唯一のラリー系(^^;)。ダカール仕様のランドクルーザーでした。旧いグループAレビンは飾ってあったけれど、僕が見る限りWRC系は一切なし。それはそれで、寂しかったなぁ。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

マスーの未来が見えた?

1121fiesta.jpg

 今年最後のビッグイベント、IRCスコットランドが開催中です。クリス・ミークvsガイ・ウィルクスというJWRCファンにはたまらない対決が繰り広げられています。2005年のJはアツかったな〜(結局ソルドに持ってかれたけど(^^;))。

 そのスコットランドでゼロカービューしたのが、写真のフォード・フィエスタS2000。こうやって横から眺めると、やっぱりコンパクトですねぇ。フォーカスよりふたまわりくらい小さくなった感じ。セグメントが違うから当然なんだけれど、次期WRカーベースとして考えると、雰囲気が相当変わりそうですね。

 ドライバーは予定通り、マスー(マシュー・ウィルソン)が担当しています。このまま行くと、噂されているデビュー戦のモンテカルロもマスーになりそうな予感が......。いや、テストも彼が担当しているし、全く問題ないんですが、せっかくのデビュー戦なのにありがたみが一切ないと言いますかね......(^^;)。

 でも、ストバートがスポンサーを続けてくれないと、盤石と思われていたマスーも、IRC送りにされちゃったりして。そこで、ミークやらウィルクスにコテンパンに......。いや、マスーは好きなドライバーなんですよ、ホントに(^^;)。

 それにしても、スコットランド、暗い(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

ラリーXモバイルはラリー系サイトです。

1120raiko.jpg

 ここはラリー系携帯サイトですよね......?ってくらい最近、F1ドライバーのラリー参戦ニュースが続いています。っていうかキミ・ライコネン、本気か?(^^;)。ま、魑魅魍魎海千山千のF1界なので、土壇場で「やっぱりメルセデスからF1に出る事にしました♪」なんて事になる可能性も大なんですが......。

 でも、キミの経済力だったら、どんなマシンでも選び放題だよな〜。フェラーリを離れたからフィアット系以外にも乗れるしね。が、シトロエン・ジュニアのキミも、ストバート・フォードのキミもイマイチ想像がつきません。あの両チームのウェアを着ているキミを想像してみて下さい......。ね、ハマらないでしょ(^^;)。

 ロバート・クビサもここぞとばかりにラリーに出まくってるし(溜まってたのね〜(^^;))、どうやらクリスチャン・ベッテルやヘイキ・コバライネンも虎視眈々と参戦を狙っている様子。キミあたりが、『WRCって最高に楽しいぞ〜』ってパドックで自慢したんか?

 それと、触れない訳にはいかないマーカス・グロンホルム先生の復帰ネタですよ。これだけ復帰の話題が出てくるんだったら、最初から引退するなよってねぇ (^^;)。でも、今年のポルトガルの盛り上がりを思い返すに、やっぱりマーカスには帰って来て欲しい! 

 BPフォードで、ミッコ、ラトバラ、マーカスって勢揃いするって、もの凄くワクワクしません? 密かに来年のフィンランド行きを目論んでいるので、是非ユバスキラでこのラインナップを実現して欲しいところであります。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

フィエスタ・フェスタ。

1118fiesta03.jpg

 散々テスト画像が出ていたので、『ヒャッホー!』と叫びたくなるような驚きはないけれど、フォード・フィエスタS2000が遂にラウンチしましたね。ちなみに、場所はカンブリアにあるMスポーツのファクトリーにおいてでした。

 せっかく完全なニューマシンなんだし、もうちょっと華々しくやればいいのに......と思わなくはないけれど(^^;)。プライベーター向けのマシンだし、これくらいが丁度いいのかな。ミッコ・ヒルボネンやヤリ-マティ・ラトバラも参加しなかったみたいです。

 そしてようやく、あのチェッカーカラーが外れたので、グラマラスな外観が明らかになりました。やっぱりクリスチャン・ロリオー作のマシンは、ブリブリフェンダーでカッコいいねぇ(^^)。思う存分空力処理に凝った感がアリアリです。

 2010年の1月にホモロゲーションを取得するそうなので、IRC開幕戦のモンテカルロが実戦デビューになるのかな? フォード本体はIRCのマニュファチャラー登録を行なわないと名言しているので、おそらくMスポーツが登録するはず。でないと、誰もIRCでフィエスタを使ってくれまへん(^^;)。

 そうそう、その前にIRCのスコットランドにゼロカーとして登場するんでした。こちらも楽しみです(^^)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

35歳と29歳。

1118solberg.jpg

 本日、11月18日はペター・ソルベルグの35回目の誕生日です。おめでとさ〜ん♪ なんて、ラリードライバーの誕生日をチェックしてますよアピールをカマしましたが(^^;)、K子様から「今日はペターのバースデイよ」と教えてもらって、ようやく気がついた次第です。

 僕とペターは同い年。ちなみに、セバスチャン・ローブも1974年生まれです。ま、セブは早生まれだから学年が違うけどね。同学年という意味では、1975年の早生まれのマルコ・マルティが該当します(彼らに学年はありません)。

 学年が同じってだけで、未だにシンパシーを感じてしまうのは何故でしょう? もし、自分がノルウェーに生まれていたら、ペターと同じクラスだったかも......なんてアホな想像をしちゃうからですかね(^^;)。

 ちなみに、11月18日はこの人も誕生日。

1118duval.jpg

 ペターとフランソワ・デュバルって同じ日に生まれてたんですね〜。デュバルはミッコと同じ1980年生まれなので、29歳になりました(まさかミッコとここまで差がつくとは)。改めてこの人、29歳にしては若者感がなさ過ぎだよな(^^;)。29歳っていえば、マーカス・グロンホルムとか、ハリ・ロバンペラなんて、まだワークスシートにも辿り着いていないじゃ?


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

ポルトガル中が号泣。

1117araujo.jpg

 本日、2009年PWRCチャンピオンに輝いたアルミンド・アラウジョのチャンピオンズインタビューがアップされました。メルマガにも書きましたが、ラリーGBでK子様が取って来てくれたインタビューです。なんでも、アラウジョがペラペラ喋ってる間に雨がガンガン降ってきて、エラい思いをしたらしいですが......(^^;)。

 アラウジョといえば、彼が初めてWRカー(三菱ランサーWRC05)で参戦した2007年のラリー・ポルトガル。その時、事前に彼へのインタビューを申し込んでいたんですが、ポルトガル出発前に家でゴロゴロしていたら、僕の携帯に彼のマネージャーから突然電話があったんですよ。

 もの凄いポルトガル語なまりでペラペラ捲し立てられて、『インタビューの時間が決まったから、●●ホテルに来てくれ』だって(^^;)。自分の携帯にまさか海外からかかってくるとは思わなかったので、アレにはビックリしたなぁ......。メールでも充分な内容ですよね、コレ。

 それにアラウジョのウェブサイトって、アクセスするたびに(サイト内で移動する時も)、ウィルスの警告が出てくるんですよ。コレってMacユーザーだけ? どんなウィルスがウジャウジャしているのか、気になって仕方がありません(^^;)。

 ところで、せっかくJWRCチャンピオンになったマルティン・プロコップのインタビューがないのはなぜでしょう。え......っと、読みたい人ってやっぱりいます(^^;)?

 ちなみにアラウジョ、すぐ泣きます(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

助けて、ミッコ!

1116hirvonen01.jpg

 最終戦が終ってしばらく経っているのに、ミッコ・ヒルボネンは相変わらずプロモーションで世界中をグルグル回っています。

 中国でレース・オブ・チャンピオンズに出ていたかと思えば、スペインでツール・ド・フランスのチャンピオンとマシンを交換(写真)、さらにはソルベルグ兄弟のスペシャルイベントへの参加も決まっているそうな。

 去年までは、こういったプロモーションイベントでミッコの名前が、ここまでフィーチャーされていなかった事を考えると、やはり今年の活躍で相当知名度が上がったんでしょうね。モータースポーツファン(ラリーファンじゃなくてね)が、「あ〜、あのヒルボネンね」って思い出してくれるようになったと言いますか。

 ミッコ自身、ペター・ソルベルグ級とまでは言わないまでも、セバスチャン・ローブやマーカス・グロンホルムよりもプロモーション活動には向いているので(^^;)、どのイベントでもしっかりと自分に与えられた責務をこなしている事でしょう。

 そこで思い出すのが、2006年のラリーXラリージャパンの際に行なった。フォード・ワークスドライバーの東京観光(覚えてるかな〜?)。当時の記事を持っている人ならばご存知のように、まぁホントに色々あったんですが(^^;)。某チャンピオン様が「疲れた〜」とご機嫌斜めになりそうな所を、絶妙なフォローを見せてくれたのがミッコでした。あの時のミッコの笑顔は一生忘れませぬ。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

クリオの代わりはありまっせ。

1116kubica.jpg

 F1界のラリー番長ことロバート・クビサが遂にイタリアでラリーデビューを果たしました〜! が、SS3であえなくコースオフ&リタイアに (^^;)。ニュースにアップした写真を見ると、結構激しい激突のようですね。でも、そこまでは8位を走行していたたこともあって、現地では『なかなかやるじゃん』との評価だったみたい。

 どうやらクビサとしては、フランス選手権最終戦ラリー・デュ・ヴァールが本命と考えている様子。ちなみに、このラリーにはセバスチャン・ローブが奥様のセブリーヌと出たり、いつもはコドライバーのダニエル・エレナもドライバーとしてエントリーしていたりします。シトロエンC2 R2 MAXで参戦するエレナには負けたくないな〜。

 とにもかくにも、短いシーズンオフでラリー参戦連発のクビサを見ていると、今年の8月に開催されたラリー・ポーランドには本当に出たかったんだろうなぁ。再来年、ポーランドがWRCに復帰してくれるといいんだけれど......。

 写真は、F1デビュー前の2005年ににクビサがゼロカーをドライブしたポーランド選手権での様子。本人は今よりも相当ピヨピヨした雰囲気ですが、奥に写るコドライバーの表情が......(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

若者は黄色いランサーを目指す。

1113pirelli.jpg

 いつの間にか始って、いつの間にやら終っていたピレリ・スタードライバーの一年目(^^;)。それまでは国内戦レベルを戦っていて、4WDターボにすら乗った事のない若者に、最新鋭の三菱ランサーエボリューションXのグループNをポンと与えても、慣れるだけでシーズンが過ぎ去ってしまった感じですな。アフリカ代表のジョン・ウィリアムスなんてペースノート自体が初めてだった訳だし (^^;)。

 しかも、ラリーアート・イタリーが気合を入れまくったエボX(ピレリのフルラーカッコヨス!)が、ギヤボックスに問題を抱えていて、なかなかノートラブルでラリーを戦えなかったのも厳しかったようです(後半は解消)。

 そんな中でも、キラメキを見せたのが、欧州代表のヤルコ・ニカラ(フィンランド)。イヌスケ的には、去年からチョイチョイ名前が挙がっていたマルティン・セメラド(チェコ)の方を注目していたんですが、スピードで他の4人をニカラが圧倒していましたね。

 ニュースにもアップしましたが、プロドライブのラップワースもニカラの名前を挙げているし、ポーランドで会ったピレリのマリオ・イゾラ(なぜかラリー・チャイナにエントリー(^^;))も、「5人の中ではニカラのポテンシャルが圧倒的」って言ってたっけ。

 既に来年の第二期ピレリ・スタードライバーも中東以外の4人が決定しています。今年の面子も含めて、誰がトップドライバーまで上りつめるのか。その結果が分かるのはもう少し後になりそうです。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

ブリブリフェンダー大好物です。

1113fiesta.jpg

 思えばWRカーレギュレーションには全幅規制があったので、フォーカスやC4のように大柄なマシンをベースモデルとすると、マシンの印象はベースモデルほとんど変わらなかったりします。特にフォーカスなんて、ベースモデルが1800mmを超えていたので、なんだか申し訳ない事になっていましたよね......(^^;)。

 だからこそ、ブリブリのオーバーフェンダーを持っていた三菱ランサーWRCシリーズを、大絶賛している訳です。ちなみに、インプレッサWRC2005〜2007も嫌いじゃありません(^^)。特につり目になったWRC2006がベスト。ま、色々と問題のあったマシンだけれどね(^^;)。

 ところがS2000の場合、ベース車から確実に拡幅されるので、どうやってもグラマラスになります。そもそもWRカーよりも下のクラスがベースとなっているので、ブリブリ率(?)も当然大きいと。

 そこでフィエスタS2000ですよ。現時点で某マ●ジンXに掲載されているような、偽装カラーリングしか公開されていないので、詳しいフォルムは分からないけれど、相当にブリブリなフェンダーなのは確か。特にフロントフェンダーのブリ感が凄いです。フォーカスでストレスが溜まりまくっていたクリスチャン・ロリオーが大暴走した感が見て取れます(^^;)。

 もうすぐ始まるIRC最終戦スコットランドの前に正式発表されるフィエスタS2000。そこでじっくりブリブリフェンダーをチェックするのが、今から楽しみです(あ、現地には行きませんよ(^^;))。ってことで、マスー頑張れ。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

リーズナブルなFFラリーマシン希望。

1112swift.jpg

 なにやらイギリス方面から面白いクルマが出てきましたよ〜。スズキ・フイフト・スポーツ・グループRコンセプトです(詳しくはニュースにて)。まだ、詳細なスペックは分かりませんが、なかなか面白いクルマになりそうです(^^)。

 どうやら、グループNをベースに、R1、R2、R3へとアップデートできる様子。WRCで使えるこのクラスのFFラリーカーは本当に貴重なので、なんとかプロジェクトを成功させて欲しいなぁ......。

 確かにWRカーやS200など、トップカテゴリーは注目も集めるし、ラリーにとって重要な存在です。が、プライベーターが頑張れば購入できるマシンも絶対に必要なのです。その点、スイフトはピッタリ。日本では3ドアのスイフトスポーツが販売されていないので、5ドアのラインナップが必須ですが......。

 ヨーロッパにはプジョー、ルノーを中心にこのクラスのラリーカーがゴロゴロしています。でも、日本には残念ながらほとんど存在していない。まさに絶滅寸算。イギリスのコードスポーツがどのような戦略を持って、このマシンを開発しようとしているのか? 今後も見守る必要がありそうです(^^)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

ジジの夢、僕の夢。

1111galli.jpg

 なかなかニュースに出て来なかったジジ・ガリが久方ぶりに登場です。彼が狙っているのはシトロエン・ジュニアのC4WRCとのこと。ま、36歳のジジがジュニアかどうかはさておき(GBのペター・ソルベルグ同様(^^;))、本当に復帰して欲しいよなぁ......。

 確か、今年の頭にジジから頼まれて写真の『HELP』企画を掲載した時は、家族のようなストバート・フォードから復帰したい!って言っていたような気がするけれど(^^;)、イタリアのテレビ番組の企画でC4WRCをドライブして以来、ゾッコンLOVEなんでしょう。

 ジジ自身、S2000でのIRCは完全に都落ちと考えているようなので、WRC復帰以外は眼中にないみたい。2年前の冬にジジの故郷リビーニョを訪れた時、「WRCで優勝したい」と少々酔っぱらいながらアツく語っていたジジ。彼の願いが叶うことを、遠く日本から祈っております。

 そうそう昨日、ラリーXを担当してくれていたデザイナー氏と久々に会いました(2年ぶり!)。なんと、ヤツは幻となった2007年ラリーGB号のデーターを取っておいてあるんだって! 思わず目頭が熱くなっちゃいましたよ(T_T)。いつか、いつかね。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

物欲の秋、通販に没頭す。

1109colin.jpg

 なんだか連続企画になりつつありますが(^^;)、さらに別の読者の方から海外通販に関するメールが届きました。9月にペター・ソルベルグのサイトから購入したそうで、クレジット決済後、通販担当部門から『受け付けメール』が届いたそうです。その後、10日ほどで到着したとのこと。受け付けメールが届いていない場合は、おそらく決済まで行ってなかったと見て間違いなさそうです。

 海外通販は、翻訳サイト等を使えばそんなに難しくありませんが、やはりクレジットカード等を使わなければならないので、ハードルが高いと感じてしまう人がいるかもしれませんね。F1グッズくらいにWRC関連商品も、日本で普通に購入できるようになるといいんだけどなぁ......。

 写真はイギリスで販売がスタートした、ジム・バンバーの『ヒーローズ』ミニカーコレクション、コリン・マクレー編。マルティニ・カラーのフォーカスがそそります(元愛車なんで(^^;))。まだサイトにコリン号はアップされていませんが、お値段は39.99ポンド。こちらも通販が可能なようです。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

ランサーWRC05讃歌。

1109duval.jpg

 ベルギー選手権のラリー・コンドロズで早々にリタイアしたものの、三菱ランサーWRC05フランソワ・デュバル号が、あまりにもカッコ良かったので、連日のアップですがお許しを......(^^;)。

 今回のマシンを用意したMMLからリリースが届いたんですが、チームを率いるジョン・イーストンも『心底ガッカリ(超意訳)』だって(^^;)。ま、何があっても振り返らないのがデュバル。変わらないのがデュバル。ヤリ-マティ・ラトバラのように、リタイアのたびに泣いて反省していたら、デュバルのようにはなれません(なっちゃいけません)。

 このランサーWRC05ってば、ホントカッコいいので、これに懲りずにまた出てくれないかなぁ......。できれば来年のドイツかブルガリアあたりで、是非。デュバルを生暖かく見守り続けている、ピーター・チューンあたりがお金を出してくれないもんですかね。

 さて、先日このBlogに書いた某ドライバーのグッズの件ですが、別の方から『某フィンランド人ドライバーのサイトですか?』との問い合わせを頂きました。現在、こちらで日本における取り扱いを検討していると聞いているのは(噂段階なので具体的な内容は不明ですが......)、某ノルウェー人です。

 彼は日本での人気が非常に高いので(この時点で某の意味がないか(^^;))、なんとか日本でグッズを販売できないか考えているようです。何か動きがあったら、このBlogかニュース等で随時お知らせしますので、気長に待って頂けるとと助かります。

 ちなみにフィンランド人ドライバーのグッズに関しては、『wrc.com』の公式マーチャンダイズに入っていなかったかな? ミッコ・ヒルボネンのモノは、見かけた記憶があるような......。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

デュバルは一生デュバルだし。

1108duval.jpg

 ベルギー選手権コンドロズ・ラリーに三菱ランサーWRC05で参戦中のフランソワ・デュバル。......のはずだったんですが、スタートから3連続ベストを叩き出した直後にコースオフでリタイアだって。さすがだねぇ......、期待を裏切らないと言いますか、反省してないと言うのか(^^;)。

 ミッコ・ヒルボネンと同じ1980年生まれだから、まだ29歳。今からワークスチームに復帰しても全くもっておかしくない年齢なのに、その可能性が一切想像できない(^^;)。才能はあるんだろうけれど、これだけコースオフが多いと次に繋がらないよねぇ......。

 もし、2005年にシトロエン行きを選ばないで、駄目な若手にとことん優しい(誰の事だ?)マルコム・ウィルソンの元に留まっていれば、今頃ミッコとコンビを組んでいたんでしょうかね〜。いや、その前にミッコのフォード加入もなくなる可能性があるのか。マーカス・グロンホルムとコンビを組むデュバル......? いや、ないな(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

真打ち、ついにラリーへ。

1108Kubica.jpg

 とうとう、F1界イチのマニア、ロバート・クビサがラリー参戦を果たしそうです(^^)。BMWからルノーに移籍、ようやく契約の縛りがなくなって、晴れて念願のラリーに出られるようになったそうです(詳しくはニュースを読んでねん)。

 クビサと言えば、日本GPの際に今は亡き恵比寿の某ショップでラリー系ミニカーを大人買いしたり、WRCのポルトガルにプライベート感出しまくりでやって来たり、自宅に三菱ランサーエボリューションやシュコダ・ファビアWRCを隠し持っていたりと(噂です)、ラリーマニアエピソードには事欠かなかったお人(^^;)。

 ルノーはクリオR3という、そこそこ戦闘力のあるラリーマシンを持っています。アバルト・グランデプントS2000を使えるキミ・ライコネンや、なんでも選び放題のヴァレンティーノ・ロッシと、同じ土俵で戦うのはちょっと難しいけれど、JWRCトップを走れるくらいのパフォーマンスは持っていますからね。

 どうやら、イタリア・ターマック選手権でラリーに慣れつつ、上を目指しそうな気配のクビサ。来年のWRCとF1はカレンダーが重なりまくってるので、出られるイベントが絞られてきます。

 ってことで、クビサは8月のドイツに出てくると見た!  返す返すも地元のポーランドがないのが残念だだなぁ......。ちなみに、フィンランドはハンガリーGPと重なっているので、もしライコネンが再挑戦する場合は、F1を引退する必要が......(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

先輩は一生先輩だす。

1107gron.jpg

 今年のレース・オブ・チャンピオンズは、北京の鳥の巣スタジアムで開催されましたここ数年はずっとセバスチャン・ローブが出ていましたが、今回初めてミッコ・ヒルボネンが招待されています。オーガナイザー的には、『今年はミッコがタイトルを獲るに違いない』って予想したんでしょうかね(^^;)。

 国別対抗戦ではミッコとマーカス・グロンホルムがフィンランド・チームとして組んで戦うという、非常にオイシイ展開......。こっしり期待しながら観ていたんですが、シューマッハ&ベッテルの激烈ドイツ人F1コンビに、ぶっ飛ばされてしまいました(^^;)。

 個人戦でも、ふたりとも見せ場はなかったかな〜。それにしてもマーカスが横にいるだけで、ミッコが一気にセカンドオーラを発散しているのが面白かったです(^^;)。やっぱり同郷の先輩が一緒だと、小さくなっちゃうよね〜。

 写真はマーカスにインタビューするニール・コール。ひと昔前は現場で当たり前のように繰り広げられていた光景ですな。

 ところで、某ドライバーのウェブサイトから注文したものの、商品が届かない......との問い合わせが届きました。料金も引き落とされていないとの事。これは、注文そものが行なわれていない可能性が高いですね。

 ウェブサイトからの注文時に最終確認を行なわなかったか、クレジットカードが弾かれてしまったのかも。お問合せを頂いたドライバーのグッズは、現在日本での販売が出来ないか調査中のようです。もし海外での通販が不安な場合は、しばらく待ってみてはいかがでしょうか?


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

いつのまにやら一流ブランド。

1106skoda.jpg

 ひと昔前のシュコダ・ファビアのイメージといえば『トップクラスとは言い難いWRカー』だったはず。シュコダは僕のお気に入りのマニュファクチャラーではあるけれど、『ファビアWRCはフォーカスやクサラよりも速い』とは間違っても言えなかったからね(^^;)。

 ところが、今年一年終えてみると、『最も使えるS2000』の称号がファビアの上に燦然と輝いています(^^;)。もちろん、IRCを制したのはプジョー207 S2000だけれど、PWRCなどでファビアを使ったユーザーは揃いも揃って大絶賛。来年あたりは、かなりの台数がIRCやらPWRC、S2000カップに登場してきそうです。

 シュコダのマネージメントもファビアS2000の大成功に、かなり気を良くしているようで、どうやら来シーズンはIRC全戦にエントリーしてきそうな気配(ラウンド数が多いから、いくつかスキップはあるかも)。

 やっぱりS2000って、頃合いのいいカテゴリーだって改めて思いますね〜。現行のWRカーが行きつく所まで行ってしまって、フォードとシトロエン以外誰も手が出せない中、S2000ならば正解はまだ誰も見つけていません。つまり、新規マニュファクチャラーでも、今なら充分戦えるモデルが作れちゃうのです。

 しかも、S2000のレギュレーションであれば、ギヤボックス&4WDユニットは既存のデバイスを使う訳だから、開発のリソースも相当抑える事ができる。だからこそ、MEMのような小さなファクトリーでもプロトン・サトゥリアネオS2000を開発できた訳です。

 なんとか日本のマニュファクチャラーにも真剣にS2000を開発して欲しくなっちゃいますね。欧州のディーラーチームを総動員すれば、かなりの台数を販売できるだろうし(シュコダやプジョーのように)、有用なマーケティングツールにもなれると思うんだけどな〜。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

意外にショックなトヨタのF1撤退。

1105toyota.jpg

 以前このBlogで無責任に『トヨタはF1やめて、ラリーに戻って来ればいいのにね〜』なんて書いたものの、それが現実として突きつけられると、ショックを受けてしまうもんですねぇ(^^;)。いつの間にか、トヨタ=F1と刷り込まれていたようです。

 気になるのは、もの凄い設備を誇るTMG(元TTE)の今後ですが、リリースによると、欧州におけるモータースポーツの活動拠点になるそうな。現状、トヨタは欧州ではF1くらいしか活動していない事を考えると、プライベーター支援を中心とした新たなカテゴリーへの参戦がありそう。

 撤退会見において豊田章男社長は、「私自身はモータースポーツが好きで、文化として育てていきたいと思っている」と語っている以上、何らかの形でラリーに帰って来てくれると信じたいものです。よもや、『モータースポーツ=サーキットなり』なんて思っていないですよね、トヨタの社長様が(^^;)。

 ってことで、次期型オーリスあたりで、是非ともS2000を作って下さい。それが難しいならヤリス(ヴィッツ)でR2かR3でもいいです。たぶん、どちらもF1に掛けていた金額の1/100くらいでサクっと作れちゃうはずです。もっとお手軽にしたいなら、南アかオーストラリア産の現行オーリスもありますぜ(^^)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

JWRCに久々のニューカマー。

1104honda.jpg

 一応、ラリーのメディア仕事をしているんですが、後になって『そうだったのか!』と膝を打つ事が多々あります。本日のニュースでアップした、ホンダ・シビック・タイプR R3が、JWRC参戦に向けて特例が必要だったなんてネタは。正にそんな一例です。

 2007年のデビュー以来、シビック・タイプR R3がJWRCにエントリーしなかった理由はここにあったのか......。まさか全長が長過ぎだったとは気がつきませんでした(^^;)。詳しい内容はニュースを読んで頂くとして、3年後にようやく特例が出るってのは、少々遅過ぎやしませんかね〜(^^;)。

 JWRCは基本的にドライバー選手権なので、特定のマシンが出てこなくても、「使うドライバーがいなかったんだね」で済ませてしまいます。シビック・タイプR R3自体は、時々WRCに出て来るのに、なぜかJWRCで1台も見かけないことに、なんの疑問も抱きませんでしたねぇ(^^;)。

 そうそう、このマシンのベースモデル『欧州版シビック・タイプR』が、遂に日本に導入されます。右ハンドルのホモロゲーションも取得しているはずなので、FFのラリーカーを欲しているラリードライバーの皆さんにゼヒ。もし、JASモータースポーツのパーツを欲しい方には、チームのご紹介も可能ですすぜ(^^)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

カローラ→ランサーと来たら......?

1102duval.jpg

 最近、WRCはとんとご無沙汰ながらも、ありとあらゆるカテゴリーのマシンを制覇しつつあるフランソワ・デュバル。彼が今回選んだのは、なんとMMLがプリペアする三菱ランサーWRC05。

 なんでもベルギー選手権のコンドロズ・ラリーに出るそうで、ご覧の通りかなりカオスなカラーリング(^^;)。イープルに出たシュコダ・ファビアS2000と同じカラーリングスキームですな。

 それにしてもランサーWRC05ってクルマは、今となっては珍しいセダンベースのWRカーな上に、奇才マリオ・フォルナリスがベースモデルの形を無視して空力を攻めまくったランサーWRC04の進化版だけあって、非常にカッコヨロシイ。個人的には、2000年以降のWRカーで一番好きなマシンかも(それ以前だとトヨタ・カローラWRC)。

 昨年、突如カローラWRCへの愛を語り、好感度が急上昇したデュバル(僕の中で)。今回、ランサーWRC05に乗る事で、さらに見直すことになりそう(基準がよく分かりません)。次は、スバル・インプレッサWRC2008あたりに進むと見た(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

ノビの国から来たクマ達。

1101wtcc.jpg

 引き続きWTCCが開催されている岡山国際サーキットからです。今回の目的のひとつが、ロシアン・ワークスチーム、ラーダをしっかり見てくる事でした。

 実はラーダ・ワークスのPRスタッフは、ホンダ・シビック・タイプR R3でお馴染み、JASモータースポーツの元PRだったりします。頼んでもいないのに、毎回ラーダのプレスリリースが送られてくると思ったら、そんな理由があったのか(^^;)。どこかで会ったことあるなぁ......って思ってたんですよ。

 ラーダ・ワークスを運営しているのは、ロシアン・ベアー・レーシング。純ロシアンなレーシングカンパニーです。日本語に訳すと、露西亜熊ですか。なんだかムサいな(^^;)。メカニックもほぼロシア人だし、チーム内はロシア語がガンガン飛び交っています。

 マシンのプリオラは、1996年から延々と造り続けられている110のビッグマイナーチェンジ版。一緒に戦っているセアト・レオンやシボレー・クルーズと較べると、明らかにマシンのフォルムが4世代くらい遡る感じ。それが、逆に愛くるしいんだけどね(^^)。

 チームオーナーのヴィクター・シャポヴァロフ氏は、「ロシアはモータースポーツに理解がなくてねぇ......」と地元の盛り上がらなさを嘆いてました。ちなみに、「エフゲニー・ノビコフって知ってる?」って聞いたら、「知らない」だって。頑張れ、ノビ(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

iPhone/Android対応スマートフォンサイト
http://wrc.rallyx.net/
アクセス方法を動画で解説!
docomo/au/Softbank携帯公式サイト
http://rallyx-m.net

Loading


『ラリー村から日本の友人へ』