いよいよ2012年もあと数時間。今年も色々ありました......ってことで、イヌスケの超私的『ラリー界ニュースランキングベスト10』も残りひとつ。1位の発表です。

1位　74年組、色々ありました。

　ここ10年のWRCを引っ張ってきたセバスチャン・ローブとペター・ソルベルグが、そのキャリアにひと区切りをつけることになりました。ローブはセミリタイア、シートを失ったペターは別のカテゴリーを模索している模様です。

　2000年代のWRCを主役として駆け抜けたふたり。同い年として、ただただ尊敬の念しかありません。ホントスゴイよな。メディアなんて、彼らの周りをウロウロしているだけですからね。彼らの活躍なくしては、それを伝えることも出来ない訳ですし。

　2013年のWRCは、これまでとは明らかに違う風景が広がるはず（セブはチラチラでてくるけどね）。彼らの不在に寂しさを感じるのか、はたまた新鮮な感覚を覚えるのかは分かりません。でも、何が出てくるのか、ちょっと楽しみだったりする。

　ちなみにトップ10には入らなかったトピックは以下のような感じです（順不同）。

メルマガ200号突破
ラリー・モンテカルロ、WRCに復帰
プロドライブとMINI、決裂
さよなら、オリヴィエ・ケネル
色々あって、プロモーターはレッドブルに
さよならIRC、こんにちはERC
俺様デルクール、本格復帰!?
マスー＆ヘニング、途中退場
クビサ、ぶっちぎり！
グロンホルム、Xゲームズで大怪我
本当に大変だったブリーン、SWRC王者に
ヤリスR1A、ドイツのゼロカーに

　74年組の端っこにいる僕ですが、今年も体調を崩すことなく、無事に1年を走り切ることができました。ラリーXモバイル、そしてこのBlogを読んでくれた皆さん、1年間本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします！

　それでは、良いお年を！

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　2012年もあと2日。今日は地味ぃ〜に自宅の掃除をこなしつつ、2013年に向けたコンテンツの作業をシコシコ進めました。気がつけば2週間後に新しいシーズンが幕を開けますからね（ひ〜）。って事で、イヌスケの超私的『ラリー界ニュースランキングベスト10』の2位でございます。

2位　フォルクスワーゲン・ポロR WRC登場。

　2008年のスズキ以来の新しいマニュファクチャラーですよ！　......あ、プロドライブ＆MINIを忘れていた（てへ）。まぁ、MINIに関しては今年も色々と擦った揉んだがありましたが（何とかならないものかな〜）、とにもかくにも巨人フォルクスワーゲンが本気でWRCにやって来ます。

　1シーズンをテストに費やして準備万端かと思いきや、チームの皆さんはドライバーも含めていたって慎重な様子。2013年は表彰台を目標に......なんて言っていますからね。ポロR WRCのパフォーマンス、どんな感じなんだろうな〜。開幕戦モンテカルロのSS1、どの辺りのタイムを出してくるのか......。

　ちなみに写真はフォルクスワーゲンの広報写真なんですが、一番いい場所に某オランダのフォトグラファーの頭が......。

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　ひとつひとつ忘年会の予定を消化していると、いつの間にやら2012年もあと3日だって！　ってことで、イヌスケの超私的『ラリー界ニュースランキングベスト10』の3位の発表であります。

3位　さようなら、フォード・ヨーロッパ。

　フォードの状況が厳しいことは、ここ10年（いやそれよりずっと前からか）のWRC現場では当たり前のように語られていたので、おそらくほとんどの人が、『ああ、来てしまったか』と、思ったはず。

　だからでしょうかね、フォード・ヨーロッパの決定に対しては『なぜ？』よりも、『今まで、本当にありがとう』って思いの方が強かった気がします。派手に選手権で暴れ回るというよりも、プライベーターも含めて選手権を下で支え続けたのが、フォードでしたから。

　そして、2013年にマニュファクチャラーとして参戦するMスポーツ（詳しくはニュースを読んでちょ）。フォードの名前はないものの、お金は出さないけれど、ホモロゲーションなどで協力を続けるって事でしょうね。

　チーム名はどうあれ、2013年もフォード・フィエスタRS WRCのワークスカーがWRCを走る訳です。若手を育てることにかけては、他のチームの追随を許さないマルコム・ウィルソンです。マッズ・オストベルグ、エフゲニー・ノビコフ、ティエリー・ヌービルが、何を見せてくれるのか、本当に楽しみです。

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　なんだか東京は激烈に寒くなってきましたね。あ、雪になりそう（ひ〜）。さて、イヌスケの超私的『ラリー界ニュースランキングベスト10』､本日は4位の発表です｡

4位　マッズ・オストベルグポルトガル初優勝。

　このBlogで何度も書いているように、若手青田買い企画が大好きな割には、人を見る目が全くない僕。マッズに関しては数年前のスバル・プライベーター時代に、『こいつは来ないな』と早々にレッテルを貼ったのが大間違いでした。そんな判断ミスもあって、ラリーXの本誌連載『Young Drivers File』に、同世代のドライバーでは、ひとりだけ取り上げられていなかったりするんですよね〜（皆さんスミマセン）。

　それが今年はミッコ・ヒルボネンの失格があったとはいえ、ポルトガルでWRC初優勝を達成。タナボタと言われがちですが、2位にいたからこそ順位が繰り上がった訳ですからね。今シーズンのマッズはとにかく安定していました。欠場したモンテカルロとニュージーランド以外、全てのラリーで5位以上に入ったのは流石です。

　コツコツと表彰台を獲得し続けていると、必ず勝利のチャンスは巡ってきます。今年のマッズはそれを体現していました。でも、WRCでは1勝の次、2勝目が難しい。Mスポーツのエースとして念願のフル参戦を果たす2013年。僕の見る目のなさを、さらに証明する活躍を見せて欲しいものです。

　それにしてもマッズ、心なしかカッコ良くなった気もするんだよな〜。

　そうそう年の瀬も年の瀬ではありますが、昨日恒例の『Top10ドライバー』が公開されました！ 2012年シーズンを盛り上げたドライバーの活躍を振り返る企画となっております。是非、ご一読を〜。

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　イヌスケの超私的『ラリー界ニュースランキングベスト10』、本日は5位の発表であります。

5位　ヒュンダイ、i20WRCでのWRC復帰を発表。

　2012年のランキングは、今週の月曜日に決めてあるんですが、5位を発表する今日のタイミングで、ミシェル・ナンダンのヒュンダイ加入発表が秒読みとのニュースが飛び込んできましたね〜。

　ヒュンダイに関しては、前回のWRC参戦の終わり方が、あまりにあまりだったので（詳しくは2003年のラリーXオーストラリア号を読んでね！）、色々言われてしまうのは仕方のないところ。それでも、i20WRCのスタイリングはなかなかカッコイイし、新規マニュファクチャラーの加入はラリー界的に嬉しいものです。

　とはいえ、彼らから発信される情報が余りにも少ないので、世界中のメディアからアレコレ突っつかれているんでしょうね。先日の試乗会も、『本当にWRCをやるよ！』って証明するために急遽開催したとか。

　色々な情報を鑑みるに、どうやら新年早々にプログラムについて何らかの発表を行なうのは確かなようです。それがナンダンの加入発表なのか、誰かドライバーの名前も出てくるのか、某ドイツ人がトップ就任なんて噂も出ているけれど......？

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　ラリー界も年の瀬モードになってくると、そろそろ恒例のあの企画がやって来ますよ。ってことで、明日からイヌスケの超私的『ラリー界ニュースランキングベスト10』のトップ5を発表します。本日は、既に火曜日のメルマガで公開した6〜10位のランキングをどうぞ（メルマガを読んで頂いている方々はスミマセン）。

6位　WRCに予選導入
今年のスウェーデンからクオリファイ（予選）ステージが導入されました。スタート順戦略のアチャコチャがなくなった上に、あまり興味を持たれていなかったシェクダウンへの注目も高まるなど、良いこと尽くめだったのでは。FIA、グッジョブでした。

7位　ナッサー・アル-アッティーヤ、ロンドン五輪で銅メダル
オリンピック大好きっ子としては、ロンドン五輪は当然ガッツリフォロー（時間に自由が利くのをいいことに朝から晩までテレビにかじり付き）。各競技での日本人大活躍に興奮しっ放しだった8月でしたが、ラリー者的にはナッサー殿下の銅メダルを忘れる訳にはいきません。一応、知り合い初のメダリストだもんね（友達とは言いませんけど）。

8位　初パリ訪問、人形のセブに会う
ラリーX取材班時代に、死ぬほどシャルル・ド・ゴール空港には行っていたのに、一度も足を踏み入れたことがなかった花の都パリ。いろいろあって今年初めて訪れることができました。比較的時間があったこともあって街を色々回れたんですが、やっぱりグレヴァン蝋人形間でセバスチャン・ローブに会えたのが一番の思い出ですかね。周りのフランス娘達に嘲笑されながらも、自分撮りでセブとのツーショットも撮影できたし、大満足です（ホントに！）。

9位　ヤリ-マティ・ラトバラ、クロスカントリートレーニング中にケガ
今年は念願のエースに就任。タイトルを狙えるシーズンだったはずなのに、開幕早々から躓いた上に、ポルトガル後のトレーニング中に負傷。続くアルゼンチンを欠場することになりました。1戦欠場で戻ってきたのは流石だったけれど、色々と言いたくなるシーズンでしたね。そして、キャリアのほぼ全てを過ぎしてきたフォードを離れ、来季はフォルクスワーゲンへ。セバスチャン・オジエとのエース争いなど、これまで以上に話題に上がりそうです。

10位　フィリップ・ブガルスキー死去。
今年はラリー中の死亡事故やアクシデントがたくさんあって、悲しい思いをすることが多かったように思います。中でもブガルスキーの突然の死には本当に驚かされました。近年はシトロエンのテストドライバーとして活躍していたブガルスキーですが、シトロエン・クサラ・キットカーでの快走は忘れられません。ご冥福をお祈りします。

　あくまで、超私的なので、『あのネタが入ってない！』等々の抗議はご容赦下さいませ。続きは明日のBlogにて！

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　クリスマスが終わると（いや、今日が本番か）、一気に年の瀬感が迫ってきますねぇ。

　さて、本日アップされたニュースについて。フィエスタRS WRCがフェイスリフトされるってことは、少なくともフォード・ヨーロッパが関与を続けるって考えても良さそうですね。資金的なバックアップはなくとも心強い限り。

　このフィエスタRS WRC2013（このネーミングになるのかな？）、早ければ開幕戦モンテカルロ、遅くとも第3戦メキシコまでには投入される模様。外観だけでなく、中身にもなんらかのアップデートが加えられる予定だそうな。

　シトロエン、フォルクスワーゲンに対して、新しいフィエスタRS WRCがどれくらいの戦闘力を見せてくれるのか、かなり楽しみになってきましたねぇ。しかも、ドライバーが若いだけに一気にブレークする可能も大。来季のMスポーツ/フォードは、相当面白い存在になっちゃうかも！

　予告通り『From the Arena Seat Season 3』、第2回ニコラ・ジルスール編が公開されましたよ〜！ ジルスール自身も充分若いのにティエリー・ヌービルを見る目がかなり冷静で驚かされました。ラリーXモバイルだからこそ実現したインタビューです。是非、御一読を！

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　メリー・クリスマス！ せっかくだし......一応言っておこうと思いまして......。

　さて、昨日のBlogでヘニング・ソルベルグのWRC復帰について書いたら、早速続報が届きましたよ。なんと交渉しているのは、あの『GO FAST!』なんだって（詳しくはニュースを読んで下さいまし）。

　どうやら今年のモンテカルロ〜スウェーデン後にGO FAST!が離れたのは、スポンサー側だけの問題ではなかった様子。そうでなければ、もう一度ヘニングをサポートしようとは絶対に思わないでしょうからね。

　しかも、ノウルェーの新聞によると、3年契約を目指して交渉しているとか。まぁ、ヘニングの地元紙が伝えていることなので、相当盛った話かもしれませんが......。それでもポジティブな展開であることは確かです。

　オモシロコメント発信者として、ヘニングは相当優秀な存在（もちろんドライバーとしても）。是非ともWRCに戻ってきて欲しいんですよね。『タイヤが〜』、『セッティングが〜』と真面目なコメントが続く中で、『寒い！』とか『ランチが楽しみ！』とか言ってくれるヘニング。彼に素敵なクリスマスプレゼントが届きますように......。

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　イルカ・ミノアの『ヘニング無視事件』（詳しくは『From the Arena Seat Season 3』を読んでねん）で、久々にヘニング・ソルベルグが話題に挙がったと思ったら、来年のスウェーデンを目指して虎視眈々とMINIジョンクーパーワークスWRCで復帰を狙っているんだって！

　なんでも12月18日をデッドラインに契約交渉を進めていたとのこと。出るにせよ、出ないにせよ、もう結論は出ているのかな？ 何やら世界的に有名な企業が相手みたいだけど......。

　去年は『Go Fast!』のスポンサーを取付けながら、肝心の振込がなかったとかで、モンテカルロ＆スウェーデンのみでプログラムが終了。今年こそはビッグなスポンサーをしっかり取付けて、フル参戦とは言わないものの、ほどほどにWRCでヘニングを見られるといいな〜。

　あ、イルカちゃんはエフゲニー・ノビコフとコンビ続行が濃厚な今、ヘニングのコドライバーは誰になるんでしょうね？

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『ヒュンダイは他とは違うんですっ！』と、わざわざ広報が言わなければならないってことは、ヨーロッパ方面でヒュンダイに対して『プログラムの状況がどうなってるのか教えろ！』って、ヤイノヤイノ来ているんでしょうな〜。

　巷の噂では、ヒュンダイが某チームのWRカーを購入したとかしないとか。ライバルになると分かっていてWRカーを売っ払うような所があるのかなぁ......。1.6LターボWRカーを開発したマニュファクチャラーなんて、4つしかない訳だし。ま、そのうちふたつは、メーカー直系じゃないけどね。

　とにもかくにも『スピードが命』の韓国メーカーである以上、2013年中には実戦にぶち込んでくるのかも。となるとやっぱり気になるのはドライバー。ヤリ・ケトマー、P-Gアンダーソンの名前が挙がっているものの、ネームバリュー的にちと寂しい。

　実質新規参戦マニュファクチャラーだし（ヒュンダイ本社でMSDはなかったことになっていそう）、目玉となるドライバーを持ってきたいと思っていそう。やっぱりペター・ソルベルグ？ いやいや、最近やる気フルなマーカス・グロンホルム先生......？ あ、前の事をすっかり忘れて、フレディ・ロイクスと契約したりして。

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ティエリー・ヌービルにシトロエンからイマイチなプログラムが提示。
↓
ヌービル、納得いかず。ナッサー・アル-アッティーヤに相談。
↓
Mスポーツ、スポンサー様の言うことならと、ヌービルにフル参戦を提示。
↓
ヌービルとMスポーツが契約。
↓
シトロエンのヌービル関連予算が浮く。
↓
ダニエル・ソルドのプログラムが11戦からフル参戦に拡大。

　......なんだか、『風が吹けば、桶屋が儲かる』的な感じですね（少し違う）。もちろん、このチャートはイヌスケが勝手に想像したものなので、実際にこのようなプロセスで事が進んだのかは、分かりませんが......。

　とにもかくにも、ヌービルもソルドもフル参戦がかなって、メデタシメデタシって事で良いんでしょうな。

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　昨日のBlogを書いた後に、もうひとつの英国系チームのモンテカルロ参戦断念のニュースが......（涙）。プロドライブもなかなか上手く行きませんなぁ。

　書こうと思ってスッカリ忘れてたんですが、ティエリー・ヌービルのMスポーツ（フォード）行きに対して、やっぱり同郷のイブ・マトンが心底落胆している（怒ってる）様子。いくら『お前のことは買ってるよ〜』と言われても、7戦とフル参戦じゃ、選択は決まってるよなぁ。お怒りのマトン、Mスポーツを『プライベーター』って言い切ってるし（いや〜）。

　これも忘れちゃいけない。俺様フランソワ・デルクールが、ERCほぼ全戦出場決定〜！ ワッショ〜イ！ 『ミケルセンもいないし、シュコダの独断場か〜』なんて思っていたけれど、一気にERCへの興味が倍増したかも。これでシーズン途中からプジョー208R5にスイッチしてくれたらアガるわぁ〜。

　で、ヒュンダイの欧州テスト動画。これはどう評価すればいいんだろ。本気で"勝ち"を狙って出てくるならば、やっぱり欧州系チームとのタッグが必須のような気がするけど......さて。

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　日頃なかなか注目されないコドライバーの皆さんに光を当てる大好評企画『From the Arena Seat』が、Season 3として帰ってきました。今回は『若手育成』をテーマに、最近注目のニューカマーのコドライバーを務める3人に話を聞きました（インタビュー担当はK子様！）。

　初回はイルカ・ミノアーとクルダー・シック。イルカによると、エフゲニー・ノビコフは非常に成熟した考えを持っているそうな。コドライバーを取っ替え引っ替えしていた頃のことを考えると、ドゥニ・ジローデ先生の教育が本当に良かったんでしょうね。イルカに関しては、ヘニング・ソルベルグとのエピソードがかなり面白いので（外さないよな〜）、是非読んでみて下さい！

　クルダー・シックとオット・タナクの関係も、なかなか興味深かったです。一応、タナクもジョークは言うそうな。とにもかくにも読み応えタップリな6Pのビッグなインタビューです。絶対にお見逃しなきよう！

　そうそう、MスポーツがベントレーのGT3マシン開発ですってよ。フォード・ヨーロッパが離れてもタダでは起きないと言いますか、サスガですよねぇ。フォード・フィエスタRS WRCのプライベーター向けビジネスも絶好調のようだし、Mスポーツに関しては心配なさそうです。

　まぁ、もうひとつの英国系チームを見ていると、安心するのは早いのかもしれないどね（トホホ）。

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　今日は新旧ラリー村の住人の皆さんと、プチ忘年会でした。話題は巷で行列を作っている年末ジャンボについて。「1等の6億円があれば、F1だとフル参戦なんて絶対に無理だけど、WRCであれば全戦にワークス参戦できるよね～」なんてことを延々と話してたんですね。

　それこそ、「イヌスケMスポーツ・ワールドラリーチーム」とか、「イヌスケ・プロドライブMINIワールドラリーチーム」だって結成可能。6億円あれば、2年間くらいフル参戦できるはず。しかも、自分が出たくないラリーは、有望な若手や、伝説の名ドライバーを乗せちゃったりして。

　ま、その前に年末ジャンボを買わないことには、1等が当たることもないんですけどね......（宝くじ自体購入経験ナシ）。全て仮定の話だったけれど、夢とロマンに溢れていて、けっこう楽しかったかも。

　そんなこんなで、楽しい夜は更けて行きましたとさ。で、写真はヒュンダイi20WRCの欧州テストのニュースをチェックするカメラマンのタッキー。いつもご愛読、ありがとうございます。来年もよろしくお願いしますよ〜（『こぼれ話』もまた書いてねん）。

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　ティエリー・ヌービルへのオファーが9戦だったのか、4戦だったのか。今となっては定かではないけれど、シトロエンは想像する以上にギリギリの所で戦っているのかもしれないなぁ......と思う今日この頃。

　やはりシトロエンは2013年末をもって別のカテゴリーへと飛び立っていくんでしょうねぇ。巷の噂では、シトロエンの代わりに208 R5を持ってプジョー・スポールがWRCに帰ってくるなんて言われているけれど、R5じゃWRカーは造れないしなぁ。それに、今さらレギュレーション変更なんてしたら、フォルクスワーゲンが激怒しそうだし。

　まぁ、ヌービルにとっては、ナッサー・アル-アッティーヤ（とカタール）から強力なサポートをゲットした訳で、ラリーでのキャリアを続けて行くならば、今回の選択は正解だったはず。それに同世代のドライバーがガリガリやり合うフォード（Mスポーツ）であれば、飛躍的にパフォーマンスが上がる可能性も大だしね。

　それにしてもこの写真、メガネを外していると、一瞬ヌービルって分かりませんね〜。

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　色々情報が出てくる時は発表が近い。そんなセオリーを証明するかのように、昨日未明にMスポーツからエフゲニー・ノビコフとティエリー・ヌービルの起用が発表されました。しかも、ふたりともフル参戦ですぜ！

　ノビに関しては豊富な資金を持っているし、今シーズンはオット・タナクよりもコンスタントに成績を残していたので納得の人選かな。2008年のラリージャパンで衝撃を受けた者としては、シミジミ嬉しい抜擢です。2012年はヤリ-マティ・ラトバラの最年少勝利記録を破るチャンスですな。

　で、散々噂に出ていたものの、やっぱり驚いたヌービルの電撃移籍。シトロエン（というかPSAグループ）が、じっくり大切に育てていたし、たとえ参戦数が絞られていても残ると思ったんだけどねぇ。目を掛けていた同郷のイブ・マトンは何を思うんでしょ。

　とにもかくにも来シーズンのMスポーツ（フォード）は、オストベルグ、ノビコフ、ヌービルの若手3人となって、平均年齢は驚愕の23.6歳！　っていうか、ノビってまだ22歳なんだよねぇ......。

　そうそう、大切お知らせがありました！

　緊急特集、『VWポロR WRC』が、公開されました！　ディテール写真やエンジニアのコメントなど、これさえチェックすればフォルクスワーゲン・ポロR WRCの予習は完璧......な特集になっています。是非、ご一読を〜！

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　立場は人を作ると言いますか、カタールMスポーツのワークスウェアを着ているだけで、あのマッズ・オストベルグに対して、『立派になったのぅ』と感慨が溢れてくるものですね。心なしか顔もシャープになったような（この写真じゃ分からないか）。

　思えばフォードのサテライト時代、『テストがさせてもらえない！』って、マッズはことあるたびに不満を漏らしていたのに、来シーズン開幕戦モンテカルロに向けたテストは、当然ながらマッズがメインです。2003年のマルコ・マルティンのように、ブレークしちゃったりして。

　ちなみに、Mスポーツのモンテ向けテストは、エフゲニー・ノビコフとユホ・ハンニネンも参加しているとのこと。さらに、ここにティエリー・ヌービルが加わわる可能性があるのか......。Mスポーツは、やっぱり若手を使うのが上手いね。サスガ、マルコム・ウィルソン。

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　カタールのナッサー・アル-アッティーヤ殿下が、『サポートしちゃうよ〜』なんて言っていて、『......？』とクエスチョンマークが飛んでいたティエリー・ヌービル。てっきりシトロエンと契約が済んでいるかと思いきや、Mスポーツのマルコム・ウィルソンと交渉中なんだって（詳しくはニュースを読んで下さいな）。

　まぁ、普通に考えれば、アブダビの発表会に呼ばれていない段階で、気が付けよって話なんですけれどね。シトロエンのボスはベルギー人のイブ・マトンだし、今後の事を考えても期待の若手枠としてヌービルをキープしてるとばっかり思ってましたよ。

　ヌービルを手放すとなると、嫌な予感が......。2013年をもってシトロエンはWRCプログラムを終了、セバスチャン・ローブと一緒に晴れてWTCCへ！......という線が増々濃くなりますね。ミッコ・ヒルボネンとダニエル・ソルドが、共に残り1年契約ってのも気になるなぁ。

　Mスポーツの2台目が誰になるのかで、色々と見えてきそうです。......って、そろそろエントリーの締め切りじゃん。

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　思えば、ラリーX現場部隊としてサービスで取材をしていた頃。ニューマシンが発表された直後のイベントは、そりゃもう大変な状況でした。

『ニューマシンを丸裸にするべし』

　ラリーXでマシンのディテールページを構成すべく、三面図（これの撮影が本当に大変！）、エンジン、室内、足まわり、ラゲッジスペース、ロールケージ、空力パーツ......etc。まぁ、ありとあらゆる場所を撮影する訳です。

　当然、チーム側は出たばかりのマシンをパシャパシャ撮影されたくない。特におフランス系チームは、日本人メディアを警戒していたものでした。それこそ望遠レンズでエンジンを狙われないために、マシンはフロントを内側にして停めたり、タイヤを外した瞬間にメカニックが足まわりをブロックしたり......。

　特にシトロエンC4WRCはディテール写真を撮るのが本当に大変だったなぁ......。まぁ、これだけテクニカル系の写真を撮りまくるのは、今も昔も日本人くらいしかいない訳で、某チームの関係者からは、『そんな写真、読者は本当に見たいの？』なんて言われたこともあったりして。

　そんな苦労を思えば、今回フォルクスワーゲンが、発表の段階でド〜ンと細かいディテールまで公開したのにはビックリしましたねぇ。『どうぞ見て下さい。隠すことなんて何もありませんよ』なんて、余裕ありまくり。あ、実はダミーだったりして。

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　スーツ姿の男性がカレンダー満載の紙袋を下げて街を早足で歩いていると、シミジミ年末が近づきつつあると実感しますねぇ。12月のカレンダーを見ても、忘年会の予定が増えてきました。

　さて、どうにも実体が掴みづらいヒュンダイのWRCプロジェクト。それもこれも、現時点でチーム内にラリー関係者がいるのか、イマイチ掴めない所にあるように思うんですよね。それこそ名の知れたエンジニアやテストドライバーが在籍していれば、メディアは彼らに取材すればいい訳だし。

　そんな状況で浮上してきたのが、フォルクスワーゲンのWRCプロジェクトを立ち上げながらも、なぜかチームを去ったクリス・ニッセン。ドライバーに関しては、今年のワークス参戦を断念したペター・ソルベルグがヒュンダイに行くかも......なんて噂を聞いていたんですが、ヤリ・ケトマーとジル・パニッツィの名前が挙がっていますね。

　どうやら僕らが知らない所で、ヒュンダイi20WRCのプロジェクトは着々と進んでいる様子。ニッセンでも、パニッツィ兄貴でもいいから、誰かコンスタントに"情報"を発信してくれる人がいると、もう少し色々と取り上げやすくなるんだけどなぁ。

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　誰かが今年は暖冬になるなんて言ってませんでしたっけ？　実は僕だけが寒くて、他の人にとっては暖かかったりするの？　いやいや、本当に寒すぎですな。

　さて、東京の寒さごときで震えているなんて、根性なしと言われそうですが。既に氷点下ドップリなフィンランドに住むラリーXモバイル諜報部員のLコネンさんによると、マーカス・グロンホルム大先生がフォルクスワーゲン・ポロR WRCのテストをする模様です。フィンランド本国では、「復帰!?」なんて感じで、大騒ぎだそう。

　MINIの時もそうでしたが、好奇心盛大な方なので、「新しいラリーカー？　乗りたい！」って感じなのかも。個人的には、来シーズンのアクロポリスあたりに出てくると言われているカルロス・サインツに続いて、ラリー・フィンランドあたりで復活してくれたら嬉しいんだけどなぁ。

　とにもかくにも、こんな話題が出てきたってことは、Xゲームズで負ったケガも完璧に治ったということでしょう。そうそうマーカスと言えば、フィンランドの自宅にミュージアムを開設したらしいですよ。これは是非とも見てみたい！

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　いや〜、それにしてもフォルクスワーゲンの発表会は盛大でしたねぇ。ラリー・モンテカルロのセレモニアルスタートを再現するかのようななピカピカっぷり。WRC復活後のモンテカルロは、スタートがヴァランスなので、カジノ前を夜にスタートすることはできないんですよね。それを再現しちゃうんだから、サスガです。

　そして、ポロR WRCですよ！　......しみじみカッコイイのぅ。

　最近のテスト仕様から想像はしていたけれど、このガリッと張り出したフェンダーが溜まりませんな。個人的にWRカーで一番カッコイイと思っている三菱ランサーWRCに勝るとも劣らない極悪フェンダーです。

　カラーリングも噂されていた通り、フォルクスワーゲン＋レッドブルになっていますね。ワークス感があって、こちらも好印象。ドライバーやエンジニアの皆さんは、『最初から優勝は期待しないでね』と、奥ゆかしい発言が目立つのが気になるけれど、期待するなと言っても期待しちゃいますよ、コレならば。

　ちなみに、発表後音沙汰がなかったヒュンダイは、本国にジャーナリストを招いてi20WRCの試乗会を行なった模様（動画ページにその様子がアップされています）。2013年後半から、ガツンと予算を使って参戦をスタートするなんて噂もチラホラ。

　なんだかWRCが動き始めてますねぇ（喜）。

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　こんな時間だけど、Blogを更新しちゃおうかな。

　モナコで絶賛開催中、フォルクスワーゲンのWRC参戦発表会をコチラで観ているんですが、フォードからお許しが出ていないようで、ヤリ-マティ・ラトバラ＆ミーカ・アンティラのふたりは、無印ウェアで登場しておりますよ！

　そして、アンドレアス・ミケルセンの起用も発表されましたね〜（新たにコンビを組む予定のミッコ・マルックラは欠席）。セバスチャン・オジエを始め、チーム全員の右胸には『Redbull』のロゴが燦然と輝いていますな〜。

　あ、ホームズ先生を発見！　これから、いよいよポロR WRCの発表です。

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　いよいよ、今晩はフォルクスワーゲンの体制発表がモナコにて開催されます。コチラでライブ中継される模様です。一番の注目ポイントは、やっぱりカラーリングかな〜。

　現地からの情報によると、参戦一年目となる2013年は『フォルクスワーゲン』押し出した仕様になるとか、ならないとか。シトロエンを離れたレッドブルがフォルクスワーゲンに付くのは、ほぼ間違いない訳で、その辺りも気になるところですな。

　来期のシトロエン＆フォード（Mスポーツ）のカラーリングが、アブダビ＆カタールの注入によって、カオス感溢れたカラーリングになりそうなので、フォルクスワーゲンには『これぞワークスカーでござい』ってのを期待したいですね。

　そういえば、すっかりフォルクスワーゲンのメンバー扱いのアンドレアス・ミケルセンですが、彼の発表も今回になりそうです。開幕から2戦はシュコダ・ファビアS2000って噂があるけれど、どの辺りでポロR WRCを任されるのか......、その辺りも注目です。

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　シトロエンの体制発表が終わって、次はいよいよ明日に迫ったフォルクスワーゲン。すでにフォルクスワーゲンのプレスサイトはトップページからして、『やるで、やるで〜』と煽っています。そんな中、本日飛び込んで来たニュースが、セバスチャン・オジエとヤリ-マティ・ラトバラのゼッケン問題です。

　どうやら、来年のフォルクスワーゲンには『7』と『8』が与えられる模様。オジエとラトバラの両名は、当然番号の早い方を希望したそうな。『絶対に渡しませんよ！』と張り合ったのか、はたまた『どうぞどうぞ〜』という譲り合いになったのか分からないけれど、ふたりはコイントスで決めています（フェアですな）。

　結果、勝ったのはヤリマテ。晴れて、来シーズンのフォルクスワーゲン・ポロR WRCの7号車は、ヤリ-マティ・ラトバラがドライブすることになりました。......でも、明日の発表会でオジエが7番を付けていたら、それはそれで面白いな。

　それにしても、ポロR WRCの最新スペック、フェンダーの張り出し具合が三菱ランサーWRCっぽくて、カッコいいですねぇ。やっぱりラリーカーはこうでなくては！

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　このタイミングでシトロエンが、2013年仕様のカラーリングを発表しました。アブダビ全面推しで、レッドブルが離れていますね。ってことで、発表会場もアブダビ（ピカピカしてますなぁ）。やっぱり噂通り、レッドブルはフォルクスワーゲンに付くんだろうな。それを考えると、8日に迫ったフォルクスワーゲンの体制発表の前に、ニューカラーリングを見せておきたかったのかも。

　シトロエンはC4WRCからDS3WRにマシンをスイッチした時、カラースキームを変更しなかったので、久々に「変わったぜ！」って感じがしますね。アブダビの異物感も含めて嫌いじゃないです。ドライバーのレーシングスーツの印象も相当変わりそう。

　発表会後の記念写真はコチラ。

　中心にデ〜ンと納まるのは、ナインタイムス・ワールドチャンピオンでも、来季からのジョイントエースでもなく......殿下。純白の民族衣裳が眩しいです。ま、先立つ物は大事ですからね。

　ちなみに、発表会に参加したセバスチャン・ローブ自身の発言によると、来季の参戦数は4ラウンドで確定。モンテカルロ、スウェーデン、アルゼンチン、フランスとのこと。......ダニソル、これならドイツで初優勝イケるかも！

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　噂されていた通り、ペター・ソルベルグが2013年のWRC参戦を断念すると発表しました。『やっぱりなぁ......』という気持ちと、『なんとかならなかったのかなぁ......』という気持ちが半々でしょうか。

　やっぱりペター・ソルベルグの復活勝利の瞬間を見たかったなぁ。2000年代を通してペターの活躍を体験してきた世代としては、2005年メキシコから7年（！）、歓喜の瞬間をずっとずっと待っていたんですよね。

　多くのニュースは"引退"と報じていますが、ペター自身は『2013年のWRCへの不参加』という事を強調しています。まだ、物語は終わっていないと、信じたいところです。

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　昨日、ラリーXモバイル編集部でウィナーズダービー賞品の発送していた時（プレゼントにはK子様かイヌスケからの手紙が入っています）、K子様がカタルニアの『こぼれ話』の裏話をしてくれました。

　このサイン、誰の物だか分かりますかね？　

　サインからはちょっと読み取りづらいけれど、SWRCのチャンピオンに輝いたクレイグ・ブリーンのものです。K子様、このサインを最終のタイムコントロールでゲットしてきてくれました。

　本当に厳しいシーズンを乗り越えてきたブリーン、そして彼に直接『おめでとう』と伝えたK子様（この時の様子は『こぼれ話』を見てね）。TCでブリーンを迎えたK子様、涙が止まらなかったそうです。この時、周りにはトップドライバーがワラワラいたのに、あえてブリーンにサインを頼んでくれていたんですね。

　ブリーンが最後の最後にタイトルを決めたカタルニア、そのルートマップに記されたオートグラフ。この貴重なマップは、2013年の開幕戦ラリー・モンテカルロの賞品として出す予定です。お楽しみに！

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　本日はラリーXモバイル編集部で、シーズンオフ&来シーズンについて会議をしつつ、ウィナーズダービー・カタルニア編の発送を終えてきましたよ。いや～、改めて13戦はあっちゅう間でしたねぇ。カタルニア編で見事当選した皆さん、スペサルなプレゼントの到着を楽しみに待っていて下さいませ。

　で、会議&発送の後は、ちょっと早いけれど、ラリーXモバイル忘年会へ。こうやって師走のカレンダーに書き込まれた忘年会をひとつずつクリアしていくと、いつの間にか大晦日になってるんだろうなぁ......。

　とまぁ、色々と感慨を抱きつつも、1年間一緒にラリーを追いかけてきた仲間と美味しい中華を堪能しながら、楽しい時間を過ごすことができました。そうそう、締め切り真っ最中にも関わらずサラ・イネス先生と久々にお会いできて嬉しかったです。

　とにもかくにも、ラリーXモバイル・チームの皆々様、来年もよろしくお願いしま〜す（いくらなんでも早過ぎか）。

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　カタールからの支援によって、Mスポーツは100名の解雇を回避できたそうな。20名のスタッフがMスポーツを離れざるを得ないとは言え、ほぼ同じ規模でチーム継続が可能になった訳です。しみじみ良かったよなぁ......。

　いや、2007年の丁度今頃、先が見えない状況にオロオロしていたひとりとしてね。それが、今もラリー界の端っこで仕事を続けられてるんだから、分からないものです。本当に色々なことに感謝しなくちゃいけませんな。

　それにしても、あれから5年も経ってしまったんですねぇ。ちなみにあの日は、5年前の明後日（言い方合ってるのか？）だったりします。なんとなく、思い出した時に日記に書いておこうと思った次第です。

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　師走になっちゃいましたね〜。2012年もあと1カ月か......、なんだかいつも以上にやり残した感があるなぁ。あと31日、色々ともがいてみますかね。

　さて、シュコダが来季のラインナップを発表しました。WRC 2にフィンランド期待の若手エサペッカ・ラッピを抜擢。さらにERCにはヤン・コペツキを投入するということで、長年シュコダ・ワークスから参戦してきたユホ・ハンニネンの放出が決定です。

　確かに今年はIRCを獲れなかったけれど、ERCタイトルはしっかり確保したし、公平に見ても、落ち度はなかった気がするんだけどな。とはいえ、伸びしろありまくりな感じのラッピに対して、若手だとばっかり思っていたハンニネンも31歳。

　WRC初出場の2006年のスウェーデンで、いきなりグループ優勝して、『凄い若手が出てきた！』なんて、編集部でヒラ編集長と大騒ぎしてから6年も経ってしまったんですね。

　ま、シュコダを離れたとはいえ、2013年の開幕2戦（モンテカルロとスウェーデン）は、Mスポーツのフォード・フィエスタRS WRCをドライブするとのこと。2006年スウェーデンで衝撃の走りを目の当たりにした者としては、このままでは終わらないと信じています。

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