2010年3月アーカイブ

極悪フォーカス。

 今はシトロエンC4に乗ってますが、KAとフォーカスと乗り継いで来た元フォード好きだったりします。そんな僕の前に気になるクルマが登場しましたよ。

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コレ。

 フォード・フォーカスRS500です。かのシエラRS500の名前を復活させたそうなので、『RS(ラリースポーツ)』を名乗りながらも、サーキット方面を向いてるのかな。マットブラックのカラーリングも相まって、なかなか猛烈な面構えです。最高出力が350psで最高速は263km/h、思ったよりも控えめなスペック......なんて思ってたら、FFなのねん(^^;)。

 ま、いくら『いいな〜』と思った所で、日本には入って来ないんですが(^^;)。欧州フォード愛好家としては、日本の現状が悲しい限りです。新しいフィエスタならば、もうちょっとマシなセールスになるような気がするんだけどなぁ(売れるとの保証はしかねます(^^;))。

 さて、ヨルダンに到着したK子様が、早速『こぼれ話』を何本もアップしてくれました。ホテルの無線LANが微弱な中で、かなり頑張ってアップしたそうなので、是非チェックしてみて下さい(^^)。乾いたヨルダンの空気を感じられますよ。


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ベルジャンだもの。

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 なんだかんだ言ってもグループA世代としては、その時代のドライバーが頑張っていると嬉しいものです(^^)。

 クロノス・レーシングのシートを失って、IRCから姿を消していたフレディ・ロイクスが、無事にベルギーのシュコダ・ディーラーのサポートを受けて、IRCとベルギー選手権への参戦が決まったようです(詳しくはニュースでどうぞ)。

 オペル・アストラで彗星のようにデビューして、瞬く間にトヨタから抜擢。三菱ワークス入りを果たした時は、まさかWRCで1勝も出来ないとは思いませんでしたよ(^^;)。絶対チャンピオンになると確信していたんだけどなぁ......、やっぱり青田買いのセンスないかも。

 ブルーノ・ティリー、ロイクス、フランソワ・デュバルと続く、ベルギー人ドライバー不幸の連鎖を思うと、なんだかんだと一線級のマシンで現役を続けられているロイクスは、恵まれている方なんでしょうね(^^;)。

 ロイクスの代わりにボジアン・レーシングのシートをゲットしたのが、ベルギー期待の若手、ティエリー・ヌービル(眼鏡っ子)。彼はベルジャンの伝説を塗り替える事ができるのか(^^;)。


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バンプを越えて、ディッチにハマる。

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 ご存知の通り、今回のヨルダン・ラリーは、いつもよりスケジュールが1日前倒しで開催されます。シェイクダウンは水曜日、ラリーは木曜日〜土曜日です。と言うわけで『ウィナーズダービー』の締め切りも、木曜日の正午までになっておりますので、くれぐれもご注意を!

 中東選手権に参戦するカリド・アルーカシミ殿下(写真)は、すでに現地に入ってテスト中。フォードのジョージーナ女史によりますと、フォードの面々は、前回同様シェイクダウン後に死海でプカプカするそうな(2年前はジジとヘニングが泥ん子になってましたよね)。って事は、殿下も参加するのか(^^;)?

 さて、速報においてドライバーのコメントでバンバン登場する用語に関する質問を複数頂いたので、お答えしちゃいますか。

『バンプ(bump)』
路面上のコブのような突起。デコボコの出っ張った部分です。ここにヒットして、マシンにダメージを負ったりします。

『ダンプ(damp)』
路面の湿っている部分。バンプと紛らわしいですが、ステージ上の水たまり、もしくはウェットになった部分の事を指します。

『ディッチ(ditch)』
路面脇の溝。『コースアウトしてディッチに嵌る』とは、文字通りコース脇の溝にマシンがスッポリ嵌った状態です。

『フラットアウト(flat-out)』
全速力。全開で攻める事。

 この辺りが、ドライバーのコメントで頻繁に出てくるラリー専門用語です。是非、ヨルダンの速報で、『お、言ってる〜』と確認してみて下さい。いや、流石に砂漠にダンプはないか(^^;)。


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癒しの苦労人。

 今週末はウェールズでブルドッグ・インターナショナル・ラリーがスタート。英国選手権(BRC)が開幕します。で、BRCのディフェンディングチャンピオンといえば......。

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この人。

 苦労人こと、キース・クローニンです。今年は、ピレリ・スタードライバーの英国版に選ばれた事もあって、ピレリ・カラーのスバル・インプレッサWRX STIでの参戦が決まっています。

 ちなみに、WRCで昨年からスタートしたピレリ・スタードライバーは、英国での成功を受けてWRCに導入されました。あちらは三菱ランサーエボリューションですが、こっちはスバル・インプレッサ。レッド&イエローのインプレッサは、なかなかカッコいいです(^^)。

 本日アップしたニュースの写真を探すべく彼のサイトを訪れると、いつもながらにトゲトゲした神経を癒してくれる写真の数々が迎えてくれました。なぜ、大事なフォトセッションに寝癖付きで......(^^;)。まだ取材した事はないけれど、絶対にイイヤツに違いない。

 どうやらクローニンはBRC以外に、S2000でWRC参戦を狙っている様子。どこかのイベントで一度話を聞きたいなぁ。


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池袋にて中国選手権開幕を祝う。

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 本日は山●堂の4階編集部仲間だったN嬢とメシでも食いましょうかと池袋へ。せっかくなので、ふたりの共通の大先輩、K子様とカメラマンのニャオキ先生を誘いました。ちょうど中国選手権も開幕するので、中華料理をチョイスです(かなり強引)。

 K子様ご推薦の中華料理店は相変わらず素晴らしく(K子様のオススメに外れなし)、写真の焼きソバもまるでボンゴレのようにサッパリと美味。トロトロの酢豚など、たらふく食べても1500円ですよ。

 日本のランチシステムに感謝しつつ、相変わらずプリチーなN嬢、この後ヨルダンに旅立つK子様&ニャオキ先生と、ロングトークをカマしてきました(^^)。

 ちなみに、前回のイベントでは45℃を記録したヨルダン・ラリー。事前の下調べに抜かりなしなK子様によると、どうやら今の気温は20℃前後なんだって。ヨルダン用にわざわざ去年の夏から日焼け止めを用意していた、ニャオキ先生涙目(^^;)。なんでも流石にこの時期は、まだ日焼け止めが売っていないんだって。

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 本人曰く、冬の間に『白く』なった肌をこのままキープしたいんだそうです(^^;)。くれぐれも、中東の強烈な日差しにはご注意くださいまし。

 ちなみに、K子様への『こぼれ話』リクエストの締め切りは、明日いっぱいとなっております。応募はコチラまで! 楽しいリクエストをお待ちしておりますよ〜。


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目の上のタンコブ?

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 FIAは本当にWRCとIRCを併合させたいんですかね〜。と本日アップされたニュースにクエスチョンマークが飛びまくり。

 そもそもWRCとIRCは"競合"してるのか? ジャン・トッド的には、実質的に唯一IRCにワークス体制で参戦しているマニュファクチャラーのシュコダに対して、ラリーをやりたいならWRCに戻って来いって言いたいだけじゃ......(^^;)。

 ま、2011年からWRカーがS2000ベースになる事が決まっている以上、S2000をトップカテゴリーとするIRCが、岐路に立たされている事も確かなんですけれどね。どうやら、新WRカーはS2000とは相当違うカタチになるみたいだけど。

 せっかく始まったSWRCも来年はどうするんでしょ(^^;)。2010年までにホモロゲーションを受けた、2.0L仕様のS2000だけで戦うのかな。グループNのPWRC以上に、先がない選手権になっちゃうじゃん。

 プロモーターのノースワン・スポーツとFIAが揉めているカレンダーの事を考えても、WRCの受け皿となるIRCは必要だと思うんですが。今年のIRCカレンダーには、WRCを外れたアルゼンチン、サルディニア、キプロスが入っている訳だし。

 とまぁ、頭の回転がイマイチな僕には分からない事ばっかりです(^^;)。だからこそ、毎日ガンガンアップされるニュースが見逃せないんですけれどね。


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ペターは語る。

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 昨日の段階で今週公開と書いた直後に、ペター・ソルベルグの最新インタビューが公開されました(^^;)。タイミングってヤツはなかなか難しいもんです。

 今回のインタビューは、『僕がC4WRCを選んだ理由。前編』のタイトルそのまま、ペター自身がシトロエンC4WRCについて目一杯語りまくっています。ラリーXモバイルでは、珍しいテクニカル系のインタビューです。感想なんぞも聞かせてくれると嬉しいな。

 写真は、前日に引き続きペターのBlogから。撮影の出来をチェックするペター一家(奥さんのパニラと息子のオリバー)ですね。オリバーってばホント可愛いなぁ。Blogにはペターと一緒にポーズをとっているオリバーもいまして、これがまた......可愛いにもほどがある(^^;)。

 昨晩締め切られた、『ジジ・ガリにこの際だから、色々聞いちゃおう(仮)』へのご応募、ありがとうございました! こちらの予想をはるかに超える質問を頂きました。ジジ、愛されてるなぁ......(^^)。

 全ての質問という訳には行きませんが、K子様にイタリア語に翻訳してもらって、なるべくたくさんの質問に応えてもらう予定です。ジジからの回答、お楽しみに〜。


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『爽やか』のスイッチ入りました。

 ペター・ソルベルグのBlogでオモシロな写真を発見(^^)。

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コレ。

 どうやらシトロエン・ノルウェーの撮影のようですね。ペターの説明によると、彼が寄っかかっている壁がシトロエンのロゴになるとか。最近のペターは、ゲーヒーなチョイワル感を出しまくっていたので、普通のセーターを着て佇んでいるだけなのに、やたら爽やかに見えるもんですなぁ(^^;)。

 ちなみに、よく聞かれる事なんですが、スタジオでのドライバーの撮影は、雑誌でもこんな感じで行なわれます。今年のラリージャパンの時に、またドライバーのフォトセッションやりたいなぁ......。

 そうそう、メルマガでも予告通り、ペター・ソルベルグのインタビューが今週中に公開されます(^^)。今回はいつもと趣が異なって、テクニカル中心のインタビューです。ペターがシトロエンC4WRCについてビッチリ語っていますので、お楽しみに!


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ファビアが主役で何が悪い。

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 いや、悪くない(^^;)。

 シュコダが表彰台独占という響き、やっぱり慣れないのぅ(^^;)。いや、シュコダは大好きなんですが。

 地球の裏側で開催されていたIRC第3戦アルゼンチンは、シリーズリーダーのユホ・ハンニネンが完勝。今年のシュコダは本気でIRC制覇を狙っているようなので、肝心な所でスキップって事態もなさそうだし、ハンニネンが初のビッグタイトルを狙えそうな勢いです。

 今だったら、普通にシュコダ特集をやっても、なんらおかしくないよなぁ......。かつて編集長に『シュコダ特集をやりたい』と言ったら、1ページならOKと言われた記憶が蘇ってきました。まぁ、アレはアレで面白かったんだけど(覚えている人いるかな〜)

 そういえば、某所にあった『WRカー占い』的な物を試してみたら、『あなたは、シュコダ・オクタビアWRCです』って出てきました。当たってるじゃん! いや、何が当たってるのか、イマイチ自分でも分からないんだけれど、数あるWRカーの中からオクタビアWRCを引いた自分にビックリ (^^;)。

 たくさんのご応募を頂いている『ジジ・ガリにこの際だから、色々聞いちゃおう(仮)』ですが、締め切りは明日いっぱいになります。応募を考えている人は、お早めに〜。


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蛍光イエローが眩しいぜ。

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 改めて、コリン・マクレーが与えた影響って凄かったんだねぇ。

 ケン・ブロックもコリンの影響を受けていたのかと、膝を打ちましたよ。そういえば、彼のお仲間だったトラヴィス・パストラーナも、「コリンは僕のアイドルだった」と目をキラキラさせながら話していなぁ。

 ってな訳で、先日のラリー・メキシコでWRカーデビューを果たしたケン・ブロックのインタビューが公開されました。キワモノと片付けてしまうには、本当にもったいないお人です。今回、いろいろと話してくれているので是非ご一読を。それにしてもモンスター・ガール、いい味出してますなぁ〜(^^;)。

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 さて、ブロック先生のインタビューと同時にアップされたのが、『ジジ・ガリにこの際だから、色々聞いちゃおう(仮)』です(^^)。

 ここの所、イマイチ活動が不透明だったジジ・ガリ。何をしているんだろうと思っていたら、彼のウェブサイトでファンから質問を募集しているじゃないですか。

 ジジとは太〜いパイプを持つラリーXモバイルです。ラリーXモバイルで質問を募集して、イタリア語に翻訳(もちろんK子様登場)、ジジに直接ぶつけちゃおうって企画が急遽誕生しました。

 ジジの都合もあるので、全員の質問には答えられませんが、応募フォームから気軽に送ってみて下さい。ちなみに、現時点で頂いているものの7割は、『今後のラリー活動について』でした(^^;)。お気軽な質問を考えると、採用率が上がるかも。


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霧のコルドバ空港。

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 地球の裏側では、IRC第3戦ラリー・アルゼンチンが開催中。レッキの期間中から、霧や雨やらでいろいろ大変だったようですが、ラリーは無事にスタートしています。

 アルゼンチンで霧といえば2007年の大混乱でしょうかね。ブエノスアイレスでのスーパーSS後にコルドバhと戻るはずが、霧で飛行機がコルドバに着陸出来ずに、レグ1のほとんどのステージがキャンセル。

 あの時は編集長が現地取材担当で、僕は日本でバックアップ。アドレナリンを噴出しまくって現地からの情報をアップしまくったなぁ......(遠い目)。アルゼンチンは時差もキツいし、作業もかなり大変だったけれど、飛行場のあちこちで、ダラダラと飛行機を待つドライバーという、ある意味レアな光景も見られました(^^)。

 写真は、『コリン・マクレー・ビジョン』で集めた寄付を元に、カルロスパスの病院にレントゲン設備を贈ったアリソン・マクレー夫人。彼女が掲げている555印のウェアを見るに、やっぱりコリン=スバルなんだなぁ......。


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真夏に熱〜いラテを。

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 お父上から言われると説得力ありますなぁ〜(^^;)。ってことで、キミ・ライコネンは、やっぱりWRCに来て笑顔が増えまくっているそうです。キミ・パパのマティ氏による現状分析(?)がニュースにアップされていますので、是非ご一読を......。

 さて、ここでお知らせです。お馴染みK子様がWRC第3戦ラリー・ヨルダンに行く事になりました〜!! ってことで、今回もこぼれ話へのリクエストを受け付けちゃいますよ(^^)。

 今回はちょっとK子様がお忙しな状況なので、全てのリクエストにお応えするのは難しいとの事ですが......。『これを見たい!』、『これを教えて!』というリクエストがありましたら、コチラまで送ってみて下さいませ。

 僕、イヌスケからのリクエストは......、デッドシー・サービスパークに出店するとウワサのスターバックスで、エキストラホットのキャラメルマキアートを是非。45℃の世界であえてホット(^^;)。これぞ日本人の粋ってもんです(違います)。っていうか、ホットのラテとか注文できるのか?

 写真は前回のヨルダン(2008年)でダッキーが撮影した、クリス・アトキンソンがフラペチーノを購入しているシーンです。


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彼らが喋ってくれるからこそ。

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 某F1ジャーナリスト氏から聞いたんですが、基本的にF1ドライバーは同じ質問には答えてくれないんだそうな。しかもテレビ局同士で、1媒体質問3つくらいと自主規制があるんだって。

 WRCじゃ考えられないですわ〜 (^^;)。こっちでは、メディアのためにドライバー達は何度も何度も同じ質問に答えています。もちろん、F1のようにカコミ(ひとりのドライバーを多くのメディアが囲んだ状態でまとめてインタビューを行なう事)もあるけれど、それこそ優勝直後くらい。たいていのドライバーは、待っていれば好きな質問をぶつける事が可能です。

 そういえば、何年か前のカタルニアかコルシカで、チャンピオン様が優勝の感想を5回くらい色々な局のテレビカメラに向かって喋っていたことがありました(また、ラテン系のテレビ局って押しが強いんだな(^^;))。

 セバスチャン・ローブは、基本的に多弁ではないけれど、インタビューを嫌がる人ではないので、素直に従っている感じでした(シトロエンのメディア担当のマリーが煙を出してたけど(^^;))。

 と、ここで腑に落ちた事がひとつ。

 キミ・ライコネンはステージ後のインタビューは基本的にノーコメント。でも、タイムコントロールではちゃんと喋っている......。この謎がようやく解けましたよ。F1生活で染み付いた1日辺りのインタビュー枠が決まってるに違いない(ホントか?)。


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散々走っても、まだ半周。

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 昨日、取材の終わりに某ベテラン・フォトグラファーのM氏と飲みまして。M氏は、僕がWRC取材を始める前、某ロータリーメーカーの仕事でラリーを取材されていた方です。そんな訳で、自然と話はラリー方面になって......(当然か(^^;))。

 その中で、M氏が懐かしそうに話していたのが、WRC取材中の移動距離。モンテカルロ、サンレモ、フィランド、そしてツール・ド・コルス。

 僕が行くようになった頃のコルシカは、アジャクシオ周辺のラリーになってしまって、すっかりコンパクトなイベントでしたが(ステージ数が12なんて事もあったからね)、M氏が行かれていたのは島を1周していた時代。撮影のための移動で1000km以上はザラに走っていたそうな。ちなみにほとんどの皆さんがコルシカをイメージする断崖絶壁ステージは、この時代のものです。

 そんなコルシカもWRCのステータスを失って、今やIRCになろうかとしていると。「WRCが失ったものを取り戻すんだ!」とグローバルプロモーター様が鼻息荒く宣言するならば、やっぱりクラシックイベントはなんとか生き残るように努力すべきだよな。懐かしそうにコルシカの思い出を話すM氏の笑顔を見ていて、しみじみそう思いました。

 砂漠にフィンランドのステージを再現するなんて、アホみたいな事を言ってるラリーをWRCに加えるなんて事じゃなしにね。しかも、まだ開催実績すらないのにさ(お金が大事な事は僕だってよ〜く分かっておりますよ(^^;))。

『ネコスケっていましたよね』というメールを頂きましたが、正しくは『ネコノスケ』です。元気にしてるんでしょうかね〜、ヤツは(^^;)。ちなみに、僕がギャラリーステージ2代目担当、ネコノスケは3代目だったりします(その後5代目出戻りイヌスケへ(^^;))。


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エイヤコラサ。

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 2週間後に開催されるヨルダンのエントリーリストが発表されましたね。とは言うものの、メキシコに続くロングホールイベントなので、WRカー勢ではいつもの面子。あえて言うなら、中東の王子様カリド・アル-カシミが追加くらいかな。

 一方、SWRCにはヤリ・ケトマーがフォード・フィエスタS2000で登場します。トミ・マキネンのバックアップを受けて、スバルでPWRCに参戦していたケトマーですが、S2000でどれくらいのパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです。

 PWRCには初の中国人、ルイ・ワンがエントリー。中国選手権にもフローディンやサンデルが出ちゃったりしてるし、やっぱり勢いのある国は違いますな。日本ももっと元気を出さなあきまへん(ド下手な大阪弁)。

 写真は再来週のスタートに向けて、ステージをせっせと整備するヨルダンの皆さん。彼らの頑張りがあってこそパンクの少ないラリーが実現されます。暑いなか、本当にご苦労様です。


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フルビアがフツーに走る国。

 国内ラリーのゲストにサンドロ・ムナーリが出るとは、さすがイタリア。なんとも羨ましい話です。そういえば、昔ランチア・イラストブックを作った時、ムナーリにコンタクトを取ったけれど、なかなか取材に応じてくれなかった事を思い出しました。

 なんでも、ランチアを出る時にイタリアのメディアと一悶着あったそうで、メディア露出を相当に嫌うとか。特にランチア時代に関するインタビューは、あまり応えてくれないそうです。

 さて、そのムナーリに関して以下のような質問が。

『ムナーリさんが乗るランチア・フルビアってどんなラリーカーですか? 過去の名車? ランチアってストラトス、デルタとかぐらいしか知らないので』

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こんなクルマ。

 WRC以前〜黎明期にかけてアルピーヌA110、フィアット124アバルト、フォード・エスコートRS1600あたりと戦っていたマシンですね。1974年にストラトスが登場するまで、ランチアのラリー活動を担っていました。ちなみに、ラリーで活躍していたのはクーペです。

 ヨーロッパって、フルビア・クラス(それこそエスコートなんてゴロゴロしてます(^^;))のラリーカーでもガンガンにイベントで走っちゃうんだよな〜。この辺りは、ホントにうらやましす。


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今も世界のどこかで。

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 お待たせしました〜!! ラリーXモバイルの隠れた人気コンテンツ(^^;)、『ラリーパーフェクトカレンダー』2010年版がアップされました。シーズン開幕から少し遅れてしまったので、去年以上にフォローする選手権を増やしてみました。

FIA世界ラリー選手権(WRC)
FIAプロダクションカー世界選手権(PWRC)
FIAスーパー2000世界選手権
FIAジュニア世界選手権(JWRC)
インターコンチネンタル・ラリーチャレンジ(IRC)
FIAアフリカ選手権(ARC)
FIAミドル・イースト選手権(MERC)
FIAアジア-パシフィック選手権(APRC)
ヨーロッパ選手権(ERC)
イギリス・ラリー選手権
フランス・ラリー選手権
ベルギー・ラリー選手権
イタリア・ラリー選手権
スペイン・ターマックラリー選手権
スペイン・グラベルラリー選手権
ノルウェー・ラリー選手権
スウェーデン・ラリー選手権
フィンランド・ラリー選手権
エストニア・ラリー選手権
チェコ・ラリー選手権
ポーランド・ラリー選手権
マレーシア・ラリー選手権
インドネシア・ラリー選手権
全日本ラリー選手権(JRC)
ニュージーランド・ラリー選手権
オーストラリア・ラリー選手権

 どうだ、凄いだろ! 

 いや、別に僕自身がエラかないんですが、ズラリと選手権が並ぶと、なんだか威張りたくなっちゃうって事で(^^;)。こうやって見ると、毎週どこかでラリーが開催されているんだよなぁ......。このほとんどの選手権をフォローしているホームズ先生って、やっぱり凄いよねぇ(もちろん全ての現場には行ってないけど(^^;))。

 写真は今回フォロー出来なかったロシア選手権。ロシアに復帰したエフゲニー・ノビコフも言っていたけれど、「オーガナイズがムチャクチャ」と言うだけあって、どこでどう開催されいてるかサッパリ。フォローするのがかなり難しいのです。キリル文字の壁は高いってことで(^^;)。

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 ちなみに、今年のノビはこんな感じ。早くWRCに戻ってこいよ〜!


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キミは確かに進化してるみたい。

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 久々に終電を逃して、始発で帰宅したイヌスケです。仕事でオールだぜっ、ヒャッホ〜(トホホ)。何だか訳の分からないテンションでスミマセン。

 お忙しでバタバタしている間に、WRC PLUS Vol.03号が届いていました。っていうか、シーズン始ってまだ2戦しか終っていないのに、もうVol.03号です。やっぱりほぼ月刊ペースって凄いですよね。

 そういえばラリーXを年間16冊作っていたシーズンがあったなぁ......。あれはあれで、2週間ごとに締め切りがくるような感じで、けっこうキツかった思い出が(^^;)。

 今回のPLUSの見所は、『キミ対セブ』でしょうか。コガッチ先生が撮影した、連続写真比較が非常に分かりやすい。SS5→SS10の短い間に、ライコネンの明らかな進化が見て取れるのです。走りの比較は動画だと分かりにくい場合もあるけれど、こうやってコマ写真だと違いがクリアになりますね。

 写真の表紙のペター・ソルベルグの顔色がアレに写っていますが、本当の表紙はもっと素敵ですので(^^;)、是非書店でチェックしてみてくださいまし。

 最近のニュースの注目は、ようやく決まった1.6Lターボ規定でしょうかね。これだけ強引に導入するんだから、どこか新しいマニュファクチャラーが出てくるんだよな。フタを開けてみたら、やっぱりフォードとシトロエンだけでしたってのだけは、勘弁して欲しいところです(^^;)。だったら、自然吸気の2.0Lをそのまま導入すれば良かった訳だし。


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レベルが違うのだよ。

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 同じ『最悪』の状況でもミッコとラトバラだと、随分違うなぁ......と思う今日この頃(^^;)。と、言う訳でミッコ・ヒルボネンの『今にみておれ、セバスチャン!』のメキシコ編が公開されています。

 パッとしない展開のラリーだとしても、ちゃんと完走してポイントを持って帰れるのが、今のミッコの凄さでしょうね。彼も言っているけれど、これがシーズン後半に効いてくるんだろうな(去年を考えるとなおさら)。

 今回、面白かったのは、フィニッシュ直前にポジションを譲ったラトバラが、やたらめったらと『譲った』事実を強調していた点。ま、ミッコにはあと少なくとも5回くらい借りが残ってそうだけどね(^^;)。何にせよ、ひとつ減らせて良かったな、って事で。


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赤面CM。

 K子様から、『プププ......』な動画を教えてもらいました。どちらもチャンピオン様が、相当な赤面プレイをカマしています(^^;)。

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 まずは年IRCチャンピオン様。

 クリス・ミークが出演しているプジョーUKのCMです。パーティに遅刻しそうでイライラする彼女、でも実は彼がラリードライバーで安心、みたいなストーリー(たぶん)。まぁ、英国産(北アイルランド)だけあって、タキシードも一応ハマってます。

 問題はコチラ。

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 現WRCチャンピオン様(^^;)。

 こちらはシトロエン・ピカソのCM。フランス語がワカランチンなのですが、これの注目ポイントは、リズムを刻むセバスチャン・ローブ。特に写真のシロクマと踊るシーンは必見ですよ。シンプル(お祖末)な衣裳とリズム感のなさには、うっすらと悲しみすら......(^^;)。

 お時間のある時にでも、是非この味わい深いCMを堪能してくださいまし。ささくれ立った気分も、セブのステキなダンス(?)が癒してくれます(実体験)。


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世界中のスミからスミまで。

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 心の準備をしていたとしても、いざその発表がなされると、少なからず動揺してしまう......。撤退(終了)のニュースってヤツは、なんど触れて来ても、慣れることはないようです。

 長いラリーアートの歴史を考えると、僕が関わったのは本当に短い期間でした。数えきれないほど、お世話になっていますし、あれだけ真摯にモータースポーツをサポートしていた皆さんの無念を考えると、本当に悲しくなります。

 世界中のラリー、それこそどんな小さなローカルイベントでも三菱ランサーエボリューションが走っています。これほどプライベーターに愛されたラリーカーは空前絶後と言ってもいいかもしれません。そして、そのランサーには必ずラリーアートのステッカーが貼られていた。

 この意味を考えて欲しかった。

 大きなビジネスに結びついていなかったかもしれないし、今の時代にそぐわないと判断されたのかもしれない。でも、『三菱だから』と選んで、そして乗り続けている世界中のユーザーを、作り手として裏切って欲しくないのです。

 あ〜、もっとサラッと書こうとしたのに、なんだか湿っぽくなってしまった(^^;)。とにかく、誰がなんと言おうとも、ラリーアートは永遠に不滅だって事さ!


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彼には翼がある。

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 以前、ラリーX本誌でも紹介した、アルベルト・ロベーラがSWRCにエントリーしました。メキシコでは、パワステトラブルを抱えながらも5位でフィニッシュしています。

 ご存知の通り、ロベーラは下半身麻痺のハンディを抱えているドライバーです。彼がドライブするアバルト・グランデプントS2000は、腕のみでアクセルとブレーキ、ハンドル操作をこなすシステムが搭載されています(ラリーXで紹介した時は三菱ランサーエボリューションVIIIでした)。

 今回、ロベーラはSS2でパワーステアリングトラブルが発生。普通のドライバーでも相当にキツいシチュエーションですが、彼の場合は片手でアクセル&ブレーキ操作をこなさなければならない。そのため、ラリー中は常に両腕に猛烈な痛みを抱えることになってしまった、と。

 それでも不屈の闘志を持ってロベーラは完走しました! 陳腐な言い方になってしまうけれど、彼は本当にナイスガイです。生きる事へのパワーに溢れている人でした。インタビューで聞いた彼の言葉は、今でも時々思い出します。

「このクルマさえあれば、どこへだって行けるような気がするんだ。それこそ空へだってね。僕の足は動かないかもしれない。でも、どこまでも飛ぶことができる自由な翼をもらったように思えるんだよ」

 残念ながら、ラリージャパンにはエントリーしていませんが、もしニュージラーンド観戦を予定している人がいましたら、彼のサービスを訪れて欲しいなぁ。ちなみに、WRC PLUS VOL.01でも彼のマシンを取り上げていたので、関心のある人は是非チェックしてみて下さい。


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ええいあぁ〜、あなたと〜♪

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 メキシコ、最後の最後に猛烈な展開になりましたね〜。いや、あれはペターも号泣するって。現場からの報告によると、「ホントに顔をクシャクシャにして泣いていた」そうな。実は、けっこう涙モロいので(真央ちゃんの演技後の号泣インタビューでもらい泣き)、現場にいたら一緒に泣いていたかもな〜。

 そんなペター・ソルベルグの感動シーンの横で、「ま、今回は譲ってやったんだよ」風情のセバスチャン・オジエも、相当いい味だしています(^^;)。以前インタビューした時の印象もそうだったけれど、相当に鼻っ柱が強くて太々しいんですよ、ヤツ。

 これまでのシトロエンは、セブといい、ダニといい、基本的に優等生ばかりだったので、オジエの出現はかなりチームを面白くしてくれそうです。しかも、あのオリヴィエ・ケネルが、ガンガンにオジエを贔屓中。今年のシトロエンはギスギスすること間違いなしですな(ちょっと楽しみ(^^;))。

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 そうそう、ダッキーのこぼれ話に出て来たケン・ブロックのキャンギャル様達。一部の方々からリクエストが届いたので、別カットをどうぞ。マシンのカラーリングといい、キャンギャルの雰囲気といい、文化の違いを痛感する1枚です(^^.)。


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メヒコはまだ終らない!

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 分かっちゃいるけれど、やっぱりセバスチャン・ローブって凄いドライバーだよなぁ〜。ここってポイントを押さえて、プラン通りのラリーを戦うって、セブがやっているからお手軽に見えるけれど、絶対に簡単じゃないもの。

 最終日は、SS20がキャンセルになってしまったので、SS距離は51.49km。よほどの事がない限り、セブの優勝は確定したも同然です。

 が、日本時間の23時43分からスタートするDay3は、まだまだ見逃せませんよ〜。2位争いが凄まじい事になっています。ペター・ソルベルグとセバスチャン・オジエの差は2.7秒。最後のスーパーSSまで、気が抜けないタイム差です(^^)。

 それにしても、オジエは着実に階段を上がってる感じ。オリヴィエ・ケネルのベタ褒めっぷりを見るに、シーズン中盤にはサクッとシトロエン・ワークスのセカンドに収まっていそう......。ダニ、頑張れよ〜。


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1位を獲った、それは事実。

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 出走順であれ、何であれ、ペター・ソルベルグがベストタイムを連発して、初日首位に立ったのは確かな事実。メキシコのDay1はかなり盛り上がりましたね〜。ペターのコメントを見ても、スウェーデンのモヤモヤが嘘のようでした(^^)。

 Day1で先頭スタートだったミッコ・ヒルボネンを見るに、Day2はかなりキツい状況になる事が予想されます。しかも、SS走行距離は154.44kmもある。正直、雨乞いでもしたい気分です(東京で雨になってしまった(^^;))。

 ちなみに、Day1のSS7でコースオフを喫したキミ・ライコネンは、スーパーラリーを使って再出走しないとの事。ダッキーが『こぼれ話』でリタイア直後のキミを伝えるそうなので、ご一読をば。

 今回、メキシコを日本で追うのは大変だと改めて実感しました (^^;)。本日も、日本時間の22時54分〜翌日の7時26分、是非一緒にリアルタイムでWRCを追っちゃいましょう。掲示板にもジャンジャン書き込んでみて下さい!


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漆黒の怪獣とチョイ悪マスー。

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 本日、日本時間の22時頃から、ラリー・メキシコがスタートします(^^;)。分かっていたものの、やっぱりこの時差はハードですねぇ。と、昨日のシェイクダウンを追っていて、シミジミ思いましたよ。

 今回のメキシコからは、あのケン・ブロックがいよいよ登場します。ラリーXでも、2006年頃に1回取材しているので、どこかにインタビューが残っているはず(モバイルだったかなぁ)。当時は、一緒に出ていたトラヴィス・パストラーナに注目が集まっていて、ケンは周りからもスルー気味な存在でした。

 そんな状況でインタビューしたものだから、エラく歓迎されたのを覚えています(^^;)。『オマエ、よく来てくれたな!』ってな感じでね。それが、今や世界中にファンがいて、しかもマシンはフォード・フォーカスRS WRC08ですよ。写真を見ても、楽しそうで何よりです。

 ケンによると、フォードで色々アドバイスを貰っているのがミッコ・ヒルボネンとマシュー・ウィルソンなんだって。まぁ、ミッコは当然としても、マスーってのが......。いろいろと大丈夫なのか、心配になります(^^;)。ま、WRカーのドライブ経験(だけ)は、山盛りあるマスーだから、気の利いたアドバイスが出来るのでしょう(たぶん)。

 それにしても、この写真のマスー。どんなチョイ悪オヤジかってくらいにシャツの胸元を開けてますね(^^;)。サングラスとのコーデがイイ感じ(超適当)。


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-15時間? +9時間?

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 ダッキーから、レッキの様子を伝える『こぼれ話』がアップされました。いつもよりペースが遅いなぁ......と思いきや、メキシコはまだ15時間も前。ってことで、このBlogを書いている時点で、既に日本はとっくに金曜日になっていますが、かの地では木曜日の午前中でシェクダウンの真っ最中です(^^;)。

 2年ぶりの開催でスッカリ忘れていたけれど、メキシコってアルゼンチン以上にタイムラグがキツいイベントだったんだよなぁ。現地で働いている日本人メディアの皆さんも、時差ボケに苦しんでいる様子(某カメラマンからとんでもない時間に電話アリ(^^;))。

 ちなみに、メキシコから南にしばらく下がって行くと、ブラジルのクリティバでIRC第2戦が開催されます。合わせたのか、偶然なのか(^^;)、どちらのラリーをフォローするにも、相当な覚悟が必要です。

 ラリーXモバイルは、時差なんて関係ありませんぜ。ってことで、本日から前回スウェーデンでも好評だった投稿掲示板の『Gallery Stage』がオープンしています(^^)。今回も楽しい書き込み、お待ちしております。


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10まで続くエボは相当にレア。

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昨年末からテストを続けていたシュコダ・ファビアS2000エボ2が、ジュネーブ・モーターショーで発表されました。フロントセクションがベースモデルに合わせて変更された事と、全幅が拡大された事で、ずいぶんとワイドな印象ですね。

IRC第8戦バルム・ラリーから投入されるって事は、SWRCに登場するのはシーズン後半か、来年に入ってからでしょうかね。作りっ放しが多いS2000勢の中で、ベースモデルのマイナーチェンジに合わせて、ちゃんとエボリューションモデルを作ってくるあたり、シュコダの本気を感じます(よき事なり(^^))。

SWRC開幕戦のスウェディッシュは、スノーラリーという事で、地元のP-Gアンダーソンが、ファビアS2000で他を圧倒。そして、今週末のメキシコでは、ファビアS2000対フィエスタS2000の、グラベルガチンコバトルが展開されます。選手権のほとんどを占めるグラベルでイニシアチブを取るのはどちらか......。ラインナップを見渡すと、ファビア勢にチョイとアドバンテージがある感じかな。

出来れば、SWRCでもプジョー、プロトン、トヨタ、アバルト(流石にIRCでも減ってますよねぇ)が増えてくれるともっともっと面白くなるんだけどなぁ......。


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疲れちゃう時だってあるさ。

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 やっぱり、ペター・ソルベルグは疲れていたのか......、と腑に落ちた本日のニュース。......と思ったら、早くも下に沈んでるじゃん! ニュースのアップ多過ぎ(^^;)。

 スウェーデン前は、前哨戦やらテストでの絶好調が伝えられていたのに、ラリーが始ってみると、メロメロだったペター。ラリー中のコメントも悲壮感が漂っていて、『あんなに望んでいたシトロエンC4WRCを手に入れたのに』と、なんだかモヤモヤが溜まるラリー展開でしたよね。

 当初は、セッティングの問題や、ハズレなC4WRC(^^;)を売りつけられたとの憶測まで飛んでいましたが、どうやら2010年に向けて様々な作業を自分でこなしていたペターが、スタート前に疲労困憊しちゃったようなのです。

 そういえば、スウェーデン直前に、ペターの公式サイトが、ほぼ1日ダウンしていました。スポンサーやファンに対するPRを考えても、あり得ないトラブルなんですが、今回のペターのコメントでそれも納得。単純に手が回らなかったんだね。

 今週末は、得意中の得意としているメキシコ。どうやらスウェーデン後は、ゆっくりできたようなので、今度こそペターが弾けまくりますように(ナムナム)。眉間にシワを寄せてアニュイに悩むより、明るい太陽の下でスパ〜ンと明るいペターが見たいですからね。


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雲上人スバル好き。

 本日、都内中の編集者が打ち合わせのために集うとウワサの某ス●ーバックスに行ってきました(^^;)。ここのス●バ、東名の入口近くにあるんですが、本当に夜の9時くらいを過ぎると、お仲間達がそこら中で難しい顔をしてパソコンを開いています。

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 誰に会って来たといえば、この人。マリオ二等兵氏でした(^^)。ページを開いているのは、嗚呼懐かしや、ラリーX2007ラリージャパン直前号。

 スバルの熱狂的なファンのマリオ氏とは、90年代前半はラリーX発売までWRCの結果が分からなかったとか、小平佳子アネット様は90年代のミューズだったとか、ニャオキ先生は雲上人だとか、ボンクラWRCトークをカマしてきました(^^)。

 マリオ氏は、GC8型インプレッサに乗り続けています。改めてGC8を見せてもらうと、カッコいいんだよなぁ。4ドアセダンとして、黄金率とでも言いたくなるような完璧さです。

「もし新車でGC8が発売されたら、また買いたい」とはマリオ氏の弁。ホント、これだけ愛してもらえたら、クルマも幸せです。で、自分のシトロエンC4VTRを見ると、ホイールが真っ黒(^^;)。洗車に行かなあきまへんな。


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『ラリー村から日本の友人へ』