2011年8月アーカイブ

いよいよ明日正式オープン!

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 いよいよ、いよいよ、明日からスマートフォン版ラリーXモバイルが正式オープンします! 昨日予告しましたように、午後12時以降にアクセスして頂ければ、ガツーンとオープンしているはず。

 オープニング初日から、ヤリ-マティ・ラトバラの『なんでも聞いちゃって』第1回が公開されます。この企画は全5回連載。フォードからもらった30分間を使って、出来る限りの質問をぶつけてきました(^^)。ヤリマテ的にはかなり難しい質問にも、一生懸命答えてくれましたよ〜。質問に対して、1分くらい考えていたのもあったからね。

 それ以外にも、スマートフォン版スタート記念として、スペシャルなアレが用意されているとか、いないとか。イヌスケやK子様が、各所で集めてきたあんなモノやこんなモノが大放出も......? ラリー・オーストラリアに向けた事前要素も早々に公開されますよ。

 そうそう、K子様が担当する『こぼれ話』へのリクエストは、Gallery Stage(携帯サイト版)、Twitter(スマートフォン版)までお願いします。今回も他では見られないラリーの裏側をたっぷりアップしてくれるはずです。個人的にもすごく楽しみ!


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>>9月1日12時正式オープン予定! スマートフォン版はブラウザに『http://rallyx.net』と入力!

正式オープンは12時から。

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 先日のラリー・ドイッチュランドでパンクしまくったミシュランのターマックタイヤ。ミシュラン的には、「パンクさせたドライバー側にも責任が......」という気持ちが見え隠れしますが、そうも言ってられない状況のようです。

 シーズン前半戦でやり玉に挙がったグラベルタイヤのように、『次まで改良版を出せ』とチーム側は求めているものの、1カ月やそこいらで耐パンク性能を大幅にアップしたニューバージョンを出すのは、流石のミシュランでも難しい様子。

 そこでミシュランが考えたのは、タイヤに厳しいステージを少なくすればいいということ。今シーズン残されたターマックの2戦(フランス&スペイン)のオーガナイザーに対して、「グラベルのミックスとか、不過程要素の大きなステージは止めてね」と、お願いしています。

 ミシュランの言い分は理解できるけれど、現在ジャン・トッド大先生が推し進めているWRC改革は「従来のフォーマットをぶっ壊せ!」を掲げている訳で、ミシュランが求めているなるべくスムーズなターマックラリーなんて、正にその正反対。

 今シーズンからF1にタイヤを供給する某黄色いメーカーのように、クオリティへの集中砲火を浴びても、「おかげで面白くなったじゃん」って、ミシュラも開きなおれればねぇ。確かにあのパンクのお陰で、予定調和の象徴だったドイツがあれだけ盛り上がったとも言えるだろうし。個人的にパンクもラリーの一部だと思ってるので、僕はこのままでいいと思うんだけどな。

 さて、いよいよ9月1日に正式オープンを迎えるスマートフォン版ラリーXモバイルですが、スタート時間は正午12時を予定しています。皆さんからの質問をガンガンにぶつけたヤリ-マティ・ラトバラの『なんでも聞いちゃって!』の掲載ありますぜ。いよいよの正式スタート、是非チェックしてみてください!


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予知夢? 正夢?

 ちょっとちょっと、オリヴィエ・ケネル大先生が自信喪失気味になっていますよ(ウヒヒ)。あれだけ自信満々だったお方が、オロオロしているのって、なんだか愉快な気分になりますね(人の不幸を笑っちゃいけません)。

 そりゃ、セバスチャンズに関しては、あちらを立てれば、こちらが立たずになっちゃう訳で、いくら豪腕(と言われる)ケネルでも困りますわな。しかも、セバスチャン・ローブの契約の件では、一番やらられたくないであろう、自分の頭の上を華麗にスルーまでされちゃってるし。その上、ドイツのオーダーの件で、可愛いオジエからも恨まれてそう。

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 と、今日の本題は悩めるケネル大先生ではありません。エマ・ギルモアがフォルクスワーゲンの若手プログラムに抜擢されるかもしれないんだって。実際に参戦するかは別にして、GB前にテストはする模様です。

 それで思い出したのは8月9日のBlog(『なぜか、エマ』)。ま、正夢? ユバスキラのサービスパークかと思っていたのは、カーディフかスワンジー? いやいや、今年のラリーGBを取材する予定はございませんよって。

 ちなみに、エマの後ろでニコニコしているのは、エマのボーイフレンドにして、トシアライの元コドライバー、グレン・マクニールさんです。グレンがいるだけで、笑顔になるのはなぜでしょう(僕だけじゃないはず)。


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残念、バッソ先生。

 いつの間にやらスターとしていたと言えば、IRC第7戦バルム・ラリー。

 大切な地元イベントだけにシュコダも気合入りまくり。もっか地元のヤン・コペツキがラリーをリード中です。とは言え、そのすぐ後方には同じシュコダ・ファビアS2000に乗るフレディ・ロクスとユホ・ハンニネンが僅差で続いていて(SS14を終えて首位コペツキと2位ロイクスの差は2.0秒!)、なかなか目の離せない展開になっています。

 スバル・インプレッサWRX STI R4で参戦する奴田原文雄選手も気になっていたんですが、残念ながら初日にリタイア。ってな訳で、このBlog的には、やっぱりこの人でしょう。

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ジャンドメニコ・バッソ先生!

 プロトンでのテストも順調にこなして、得意のターマックで気合入りまくりだったんですが、SS4とSS7で2度のパンクに見舞われて撃沈(トホホ)。SS13を終えてトップのコペツキから5分15.3秒差の14位と、なんとも微妙なポジションを走行中です(チームメイトのP-Gアンダーソンは9位)。

 それにしてもバルムのリザルトを見ていると、ズラリと並ぶS2000勢の多さに改めてビックリ。ファビア、フィエスタ、207がワンサと出てきて、17位になってようやく三菱ランサーエボリューションX R4が出てきますからね(厳密にはコレもS2000の仲間か)。グループNとなると最上位は21位ですよ。やっぱりターマックでプロダクションカーは厳しいですねぇ。

 どうでもいい話なんですが、バッソ先生のコドライバーを務めるミティア・ドッタはなかなかのイケメソです。この写真だと肝心な顔半分が見えないけど、気になる方は、是非検索へGo!


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昭和49年組。

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 毎日毎日シトロエンのすったもんだネタばかりもアレなので、今日は久々にペター・ソルベルグの話題でも。

 ドイツの速報をチェックしていたらご存知のように、ステージ後のペターのコメントは、「プライベーターとしてはこれが精一杯」といった感じ。あまりにも連発していたので、「ホントに大変なのね」と寂しい気持ちになったものですが、それで思い出したのがフィンランドでのこと。

 PSWRTのトナが日記にも書いていましたが、フィンランドではソルベルグ一家が、サービスのモーターホーム(キャンピングカー)に、ラリーウィーク中ずっと泊まっていました。息子のオリバー的には、「キャンプみたい〜♪」と大喜びだったようですが、脳裏によぎったのはサービスで寝泊まりしていたヒュンダイのメカニック達......。

 まぁ、PSWRTの他のスタッフはちゃんとホテルに泊まっていたので、「宿代も払えず......」なんて訳ではないと思いますが......。オジエやミッコが動こうが、動くまいが、フォルクスワーゲン分として2シートが加わる来シーズン。何とぞ2009年から頑張ってきたペターが報われて欲しいものです。

 ペターのネックは、来シーズンいっぱいテストに集中すると、2013年の本格参戦時は39歳になってしまうことでしょうかね(僕と同じ昭和49年生まれ)。いや、やれる、やれるさっ(自分に言い聞かせてみた)。ちなみに昨今話題のチャンピオン様も、昭和49年組です(学年は違う)。


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一言もの申したい皆さん。

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 去年のラリージャパンにて行なったジュリアン・イングラシアのインタビュー。その時、彼が言っていたオジエの短所とは......。

『好き嫌いが多いのは困った点だね』

 今となっては食べ物の事なのか、人に対してなのか、考えてしまう回答です(食べ物だろ)。昨年アップされたこのインタビュー、今読むと改めて非常に味わい深いです(オジエ日記と合わせて読むべし)。たった1年前なのに状況変り過ぎ。今やあのセバスチャン・ローブにガチでバトル(色々な意味で)を仕掛けるとはねぇ......。

 本日のニュースでもアップされましたが、『オジエ対ローブ』について、元祖フランス人チャンピオンのディディエ・オリオールが、フランスの新聞で面白い意見を言っています。ディディエ先生的には、オジエに同情している感じですかね。ローブの事を、シトロエンの"製品"とまで言い切っちゃっているのはサスガ。

 そろそろジル・パニッツィ&フランソワ・デルクールの暴言コンビの登場が待たれます。はたまたローブを贔屓で引き倒すギ・フレクランがドスコ〜イと乗り込んで来るか。出走順がビキビキに関係してきそうなオーストラリアを前に、シトロエンのドロドロは収まりそうにありませんな。

 この時は仲良く腕立て伏せしてるのにね(撮影用ではありますが)。


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オジエ君は職員室に来なさい。

 と、言われたかは分かりませんが、セバスチャン・オジエがシトロエンのトップマネージメントから、呼び出しをくらった模様です。

 昨日のBlogで「日記の危なっかしい内容も日本向けだから書けたのだろう」なんて書いたんですが、どうやらフランスメディア相手にもガッツリ語っていたみたいです。本人も「思った事を何でも言ってしまう」なんてこぼしているので、まぁ、仕方のないことなんでしょうが。

 とはいえ、呼び出されたオジエは、日記でも触れていたように、「セバスチャン・ローブの契約条件」を確認する気満々。「セブがナンバー1待遇で、自分がセカンドに落とされるなら、出るとこ出るで(怒)」と、フガーと鼻息も荒い様子。

 ローブが残留を決めたことで、「今年のストーブリーグはあまり動きがないのかね〜」なんてノンビリ構えていたら、フォードのふたりも含めて、かなり荒れそうな予感がヒシヒシしてきましたね。

 個人的には、ヒルボネン→VWのベテラン枠、オジエ→フォードと1年契約ののち2013年からVWへ、空いたシトロエンにはペター、なんて予想してみましたが、いかがでしょう? この場合、ミッコが来シーズン丸々テストで、WRCを休む事になるんだよな〜。

 さて、「キャロたんの顔を見てみたい!」とのリクエストを頂きました。こちらがキャロたんこと、キャロリーヌ・エスクデロ嬢です。

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 ベンゲがシュコダ・ワークスに抜擢された当時、"美し過ぎるコドライバー"として、現場で大評判になったものです。調子に乗った編集者が、2005年に出したラリーXスペシャル:ラリージャパン直前号にてインタビューまでカマしましたからね(良い時代だったのぅ)。


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少々疑心暗鬼気味?

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 本日、セバスチャン・オジエのラリー日記『天下取ったる!』のラリー・ドイッチュランド編が公開されました。常日頃から言いたい放題系の日記ではありますが、いつもにも増して今回の日記はヒートアップしております(長いし)。

 何をそんなに語り倒しているかと言えば、Day1終了後のチームオーダーと、セバスチャン・ローブの残留条件について。少々危なっかしい内容もガンガンに攻めているんですが、これは日本向けだからだろうなぁ。この内容をフランスメディア相手に話したら、壮絶に煽られまくられそうだもの。

 と、内容が分からないのに日記の事をツラツラ書いてもアレなので、是非ともじっくり読んで欲しいんですが、もちろん9月1日から正式オープンするスマートフォン版にも、オジエ日記はしっかり掲載されています。少々タイムラグはありますが、是非ご一読のほどを......。

 そうそう、『オジエの何でも聞いちゃって!』への質問も絶賛募集中です。ちなみに、現在は携帯サイトからのみの受け付けになっておりますが、正式オープン後はスマートフォン版からも受け付ける予定です。

 ドイツのポディウムって去年と面子は全く一緒なのに、隔世の感がありますなぁ。そういえば、K子様が教えてくれたんだけど、アレックス・ベンゲとキャロリーヌ・エスクデロが結婚したんだって。キャロたん〜(泣)。


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2日連続でダニの話。

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 やっぱり大変だったのねんと、シミジミ思った、ダニエル・ソルドの以下のコメント。

「ようやくセバスチャン・ローブの影から抜け出せた」

 2006年のシーズン途中から4シーズン半、常にセカンドドライバーとして王者ローブをサポートし続けたソルド。不平不満を言う出なく、例え地元ラリーだとしても、オーダーが出されれば大人しくスローダウン。ローブ自身が、「ダニの時代は良かった......」なんて遠い目をするのも、よくよく理解できる献身っぷりでありました。

 ま、ソルドだって世界中のラリードライバーから選ばれたトップ中のトップドライバーな訳で、「勝ちたい!」と思わない訳がありません。それでも、シトロエン時代の彼は、限界までアタックする事を許されていませんでした。たとえローブがリタイアしたとしても、ソルドにほとんど優勝のチャンスがないグラベルラリーばかり。挙げ句の果ては、おフランス出身の若手の台頭でアッサリとチーム放出。

 MINIにはクリス・ミークが先に加入したものの、待遇差は一切ナシ。現時点で彼に足かせはありません。いつでも自分の全開のパフォーマンスを見せることができる。そりゃ、「すごく楽しかったし、最高の表彰台になった」とも言うよな。いや、本当に報われて欲しいドライバーです。

 それにしても、MINIジョンクーパーワースWRCが、だんだんカッコ良く見ててきたのは、これいかに。


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良かったな、ダニ。

 22日13時、無事スマートフォン版ラリーXモバイルの無料テスト公開が終了しました。メンテナンス後、9月1日から正式オープン(課金スタート)します。オープンと同時に色々な企画がアップされますので、お楽しみに! 

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 さて、印象的な活躍した人に与えられる『アブダビ・スピリット・オブ・ザ・ラリー』。今回のラリー・ドイッチュランドは、MINIジョンクーパーワークスWRCを初表彰台に導いたダニエル・ソルドが授賞しました。

 今回のポディウム、面子は去年と全く一緒なのになんとも味わい深い光景でしたね。去年のドイツでは、優勝したセバスチャン・ローブの隣には、チームメイトとしてソルドがいた訳で。当時のシトロエンは、「チームオーダーなんて言うまでもなく当たり前」な雰囲気だったし、そもそもソルドがローブに対抗するなんて、地元カタルニアですらあり得なかったもの。

 ソルド自身は、「ようやくローブの影から脱出できた」なんて言ってまして、MINIで伸び伸びやっている様子。一方のシトロエンはセブが残留を決めた時点で、これから2年間は毎回ふたりの扱いでヤイヤイ揉めることになるのかな。

 セブ的には「出走順の問題がなければ大丈夫」と思っている節があるけれど、今回のドイツは一切スタート順が関係ないターマックですら、この有様。まぁ、そもそもオーダーが問題になるのは、3位以下があまりにも差をつけられている現状がある訳ですが......。

 ってことで、結論はフォード頑張れ(そこかよっ)。


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限定公開は明日の13時まで!

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 いや〜、セバスチャン・ローブがターマックで敗れる日が来るんですねぇ(この感想の人少なくないはず)。純ターマックイベントだと、セブ以外が勝ったのって2004年のカタルニア(マルコ・マルティン)まで遡らなければならないですからね。ちなみにスノーとのミックスだと2006年モンテカルロのマーカス・グロンホルムです。

 パンクがあったとは言え、今までのセブだったらパンクで1分失っていても、莫大なマージンがあったから勝てていたんですよ。今回だって、セバスチャン・オジエが僅差でピタリとつけていたから逆転劇があった訳で、あの時点でミッコやソルドは1分以上の差をつけられていましたからね。

 とにもかくにも、カタルニアやフランスも、「どうせ、セブでしょ」ってな展開にはならなくなりました。そうそう、オジエってば「スポーツが勝った」発言に関しては公式に謝罪しております。

 そして、ダニ・ソルドとMINIも表彰台獲得! MINIにとってはオメデタイ結果ではありますが、フォードにとっては不運が重なったとはいえ、相当キッツイ状況かも。しかも、このタイミングでミッコとヤリマテのフォルクスワーゲン移籍の話まで......(詳しくはニュースを読んでくださいませ)。

 個人的には、フォードはドライバーに支払っているリソースを開発に向けて、オット・タナクとエフゲニー・ノビコフの若手コンビでも良いような。それこそ、カルロス・サインツとコリン・マクレーが揃って移籍して、マルコ・マルティンとフランソワ・デュバルのふたりで戦った2003年のようにね。あの体制が発表された段階では、現場の誰もマルコで勝負できるとは思っていなかったもの。

 さて、ラリー・ドッチュランドの期間中無料限定公開されていたスマートフォン版ラリーXモバイル(ブラウザに以下のアドレスを打ち込んでください『http://rallyx.net』)ですが、明日22日月曜日の13時を持って、一旦メンテナンスに入ります。

 正式オープンは9月1日です。このタイミングに合わせて、『ヤリ-マティ・ラトバラの何でも聞いちゃって!』が公開決定! さらには、直後のラリー・オーストラリアにはK子様の突撃が決まっております(『こぼれ話』が楽しみ!)。この間も携帯サイト版は通常営業ですので、ご心配なきよう!


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ケネルを心配してみる。

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 絶賛Day2速報中のラリー・ドイッチュランド。昨日無料限定公開がスタートしたスマートフォン版(ブラウザに以下のアドレスを打ち込んでください『http://rallyx.net』)。皆さんからのリクエスト&お問い合わせを参考にしつつ、少しずつ使いやすさ&見やすさを向上させていきます。

 そのドイツ、Day1を終えてセバスチャン・ローブとセバスチャン・オジエが秒差でバトルしているはずなんですが、どうやら状況は違うようです。両者ともに「チームオーダー」を一応は否定しているんですが、明らかにセブ2号の方が不満ありまくりのご様子。

 風の噂では、シトロエンのトップマネージメントから、『今回は絶対1-2フィニッシュしろ』との厳命が下ったとか下らないとか。今回、ローブは契約更新に当たって、チーム監督のオリヴィエ・ケネルではなく、シトロエン本体のトップマネージメントと直接話し合ったのは公然の事実となっています。

 今シーズン序盤から明らかにオジエをプッシュしていたケネルの頭越しに、「ローブを大切にすべし」との命令がトップから下ったんでしょうかね......。いやぁ、シトロエンってば、本当にこの体制でこの先2年間続けていくつもりなのか。

 写真は、これまたシトロエン公式にアップされていた意味深長な写真です。変な加工は一切していませんよ! 最初からこの状態でアップされていたんですって。


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スマートフォン版オープン!

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 スマートフォン版ラリーXモバイルが、本日からスタートしました! スタッフ一同、ホッと胸をなで下ろしております。まだスタートしたばかり、皆さんの意見を聞きつつ、使いやすいサイトにしていければと思っていますので、よろしくお願いします。

 現在、ラリー・ドイッチュランド速報中の試験的無料公開中。是非ブラウザにアドレス(http://rallyx.net)を打ち込んで、会員登録を済ませて、どんな事をやっているのか見に来てくださいませ。

 ご覧になった方は気づいたかもしれませんが、スマートフォン版のラウンチに合わせて、携帯サイト共々『RALLY-X Mobile』のロゴが変更されました。シャキーンとシャープになった感じですかね。クールな印象で僕も気に入っております。

 そうそう、大切なお知らせがありました。大好評企画『なんでも聞いちゃって!』シリーズ第3弾として、セバスチャン・オジエ編が進行中です。通常の日記用に頂いている質問に加えて、新たな質問を募集中ですので、携帯サイトの応募フォームからジャンスカ送ってくださいませ。スマートフォン版からの質問送付に関しては、しばらくお待ち頂けると助かります。

 日記でも壮絶にぶっちゃけているオジエだし、かなり面白いモノになりそうな予感がヒシヒシ。ちなみに第2弾のヤリマテに関しては、9月1日にアップを予定しています。同時にあの作品の壁紙もダウンロードが可能になりますぜ。


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いよいよ明日!

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 セバスチャン・ローブ、結局2年契約と来ましたか。「残留するんだろうなぁ」と思っていたら、まさかの2年契約で、2013年のフォルクスワーゲン行きにしっかりクギを刺されています。

「勝ち」に拘っているセブが、あえてテスト三昧のフォルクスワーゲンや、明らかに総合力で劣っているフォードに移る理由もなかったのでしょうな(そういえばMINIもあった)。しかも、スタート順ルールの変更でチームメイトとやり合う理由もなくなった訳だし。あ、これでシェイクダウンの予選化が流れたらアレだな。

 と、今回シトロエンから送られてきたリリースには不思議な点があります。なぜかシトロエン・レーシングのボス、オリヴィエ・ケネルのコメントが一切ないのです。どうも何かありそうな予感が......。シトロエン、まだまだ目が離せそうありませんよ。

 さて、いよいよ明日に迫ったスマートフォン版ラリーXモバイルの限定オープン! ラリー・ドイッチュランドのスタートに合わせて、会員登録をよろしくお願いします(http://rallyx.net)。こちらのアドレスは、スマートフォンからのみアクセスできるようになっています。

 携帯サイト→スマートフォンに移行した人は、「ラリーXは、こんな感じ」という雰囲気を覚えているかと思いますが、今回スマートフォン版からラリーXを知った人は、どんな事をやっているのか皆目検討がつかないかもしれません。

 とりあえず無料限定公開中に、ニュース、ドライバーに日記(セバスチャン・オジエ、PSWRTのトナ)、ラリー期間中の速報コンテンツを、手当たり次第チェックしてみてください。特に速報内の『こぼれ話』は、過去のラリーを遡って読破する価値アリまくりです(先日のフィンランドは僕が大量投下しているのでゼヒ)。

 スマートフォンの話ばかりしていますが、携帯サイト版のリザルト&レポート表示も今回のドイツからマイナーチェンジされます。「なんだスマートフォンばかり」と思っている方もご安心を。携帯版もこれまで以上に力をガツンと込めて頑張りますよ〜。


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あと2日!

 19日のスタートに向けて、着々とスマートフォン版の準備が進んでいます。本日は、編集部にて速報のアップ方法について打ち合わせをしてきました。スマートフォンの速報画面、かなりカッコイイです。

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こんな感じ。

 こちらはIRCラリー・アソーレスでのテスト画面です。これまでまとめて表示されていたリザルトですが、1台がフィニッシュごとに追加される形になります。国旗とマシン名までしっかり表示、しかも見やすい!

 速報のコメントもよりインタラクティブに更新されるし、そもそも『こぼれ話』や『ニュース』の写真も大きくなります(インタビューもね)。これまでは想像力を駆使して見なければならなかった写真も、細部までクックリハッキリとチェックできますよ(写真のようにGALAXY Tabだと感動ものでした)。

 ラリー・ドイッチュランドの無料公開まで、あと2日。19日金曜日はスマートフォン専用アドレス『http://rallyx.net』へのアクセスをお忘れなく!


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スマートフォン版、19日から限定無料公開!

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 夏が終らないうちに、この発表が出来ました(^^)! ラリーXモバイル、スマートフォンサイト(iPhone/Android)が、いよいよオープンします!

 ラリー・ドイッチュランドの速報に合わせて、8月19日(金)〜8月22日(月)まで、無料公開されます。つまり、スマフォ版はドイツ速報が無料でチェックできてしまうという訳。しかも、フィンランド以前の『こぼれ話』やニュースもチェックできますよ〜。

 スマートフォン版ラリーXモバイルは、専用アドレス「http://rallyx.net」にアクセスしてください。PC版サイトと同じアドレスですが、PCからはアクセスできません!

 そして、22日の13時に無料限定公開が終了して、メンテナンス後、9月1日から正式オープンします。今回の無料公開期間中に会員登録して、『ラリーXはどんな事をやっているのか』を実際に体験してもらいつつ、もし気に入ったら、9月1日以降にクレジットカードでの課金登録をお願いします。

 ちなみに正式オープン時には、あのスペシャルな企画がド〜ンと掲載されますぜ(^^)。画伯の作品の壁紙も......? もちろん携帯サイト版はこれまで通りに運営しますし、コンテンツの内容は基本的に同一となりますのでご安心を(^^)。

 ドイツ速報期間中に無料公開されるのは、あくまでもベータ版ですので、色々と細かい問題点がありましたら、コッソリとご指摘をお願いします! あ〜、画面を見てるだけでワクワクしてきました(^^)。


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明日、重大発表があるぜっ!

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 大事な大事なMacBookに、オレンジジュースを盛大にひっくり返して、なんだか不安でたまらないイヌスケです。一生懸命オレンジの液体を取り除いたけれど、なんだかキーがどんどん重くなっているような......(^^;)。このまま動かなくなったら、どうしよう......(ひ〜!)。

 さて、パトリック・サンデルが猛烈な自転車レースに参加したり、セバスチャン・ローブはWTCCをテストしつつジェットスキーで爆走したりと、ドライバーの皆さんもそれぞれ夏休みを満喫しております。

 ラリー界は今週末のラリー・ドイッチュランドを前に、すっかりノンビリムードではありますが、ラリーXモバイルが遂に、遂に重大発表を明日ぶちかまします!

 待ちに待った、いや待ちに待たせたか(^^;)? 詳しい内容は、久々復活のメールマガジン、そして当ブログにてガツンと発表します。色々問い合わせも頂きましたが、ようやくだぜっ。ってな訳で、明日の発表をお楽しみに〜(^^)。


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たまにはミニカーの話。

 特にコレクターという訳ではないものの、見つけると思わず購入してしまうのが、ミニチュアカー。ホイホイ買っていると、いつの間にやら部屋がミニカーだらけになってしまうので、注意はしているんですけれどね(^^;)。最近買ったのはこの3台。

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 エストニアのパルヌで発見した、CARS2のラウール・サルール。日本で発売されているトミカとはちょっとディテールが異なるマテル製です。アニメで見ている時はさほど感じなかったものの、実際にディテールをチェックすると、ほぼほぼシトロエンC4WRCですね(^^;)。しかも、ボディサイドに描かれる『GRC』の書体が、一時期のWRCと一緒です。

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 もう一台は、四国から出てきた友人親子と行った秋葉原で購入したNOREV製のシトロエンC4WRC。こちらは2010年のセバスチャン・ローブ仕様かな。350円とお手頃価格ながらも、レッドブルやトタルのロゴがしっかりとタンポ印刷されていて、中々のクオリティ (^^)。

 ベルリンではこんなものも購入しましたよ。

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トラビー!

 東ドイツのシンボルとも言えるトラバント。その昔、サファリ・ラリーにも出ていましたね。流石に統一から20年を経ていることもあって、宣伝用以外に街で見かけることはありませんでした。トラバント、まったく新しくなって復活するプランがあるようです。

 ちなみに3台のミニカーはすべて中国製。それぞれエストニア、日本、ドイツで購入したんだから、世界は広いのか、狭いのか(^^;)。


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ミッコも色々あるようで。

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 ミッコ・ヒルボネンが、奥さんのカロリーナと別れたそうです(詳しくはニュースを読んでねん)。思えば、去年のフィンランドで『何でも聞いちゃって!』を取材した時は、「一度プロポーズを断られているんだよ」なんて言っていたのに、あれから色々あったのねん(^^;)。

 そういえば、ラリー・フィンランドには、多くのフィンランド人ドライバー達が、家族を呼んでいたのに、ミッコの息子たちの姿がなく、「なぜだろう?」なんてLコネンさんと話していたんですよね。

 ちなみに、Lコネンさんによると、日本とフィンランドでは結婚のシステムが違うそうな。以下がLコネンさんの説明です。

①「結婚」、日本での結婚と同じ。

②「開かれた結婚」、日本にはないシステム。①のような結婚ではないが、役所に届けが必要。相手が死亡した場合、①の時は自動的に財産を相続できるが、②の場合はあらかじめ書類の作成が必要。相手の名字を名乗る、相手の名字をハイフンでつなぐ名字を名乗れないのが①との違い。現在の30代以下は、ほぼ全員これを選択。

③単なる同棲、届け出不要。日本での「事実婚」に相当。

 ミッコとカロリーナの婚姻関係は、②の『開かれた結婚』だったそうな。何にせよ、ミッコは新しいガールフレンドと仲良くやっているようなので、色々とこちらは心配する必要はなさそうですな(正に余計なお世話(^^;))。

 本日からラリー・ドイッチュランドの事前情報がアップされました (^^)。フィンランドから帰国以来、まだ旅行気分が抜けていないのに、もう次のイベントです。既にウィナーズダービーの募集もスタートしています。フィンランド土産が賞品として放出されるので、トップ3を予想してドシドシ応募して下さいませ。

 そうそう、そろそろアレも......(^^)。


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止めるなら、スパッとね。

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 近々、来季に向けた進退を発表すると言われているセバスチャン・ローブ。シトロエン残留、フォルクスワーゲン移籍(フォードなんて線もあったりなかったり)、サーキットレースへ転向、あっさり引退、この辺りが可能性として挙げられています。

 どうやらフォルクスワーゲンから正式オファーがあったようですが、開発に集中するため、まるまる1シーズン選手権から離脱するのがネックな様子。ローブ的には「マーカス・グロンホルムやミハエル・シューマッハのように、止めた後で後悔したくない」そうな。今だって普通に勝てている訳で、そりゃ悩むよな(^^;)。

 でも、わざわざドイツ後にシトロエン残留なんて発表されたら、盛大に盛り下がりそう (^^;)。さて、史上最高のドライバーは、どんな結論を下すのか......。

 ちなみに、こちらの写真はシトロエンから入手したセバスチャンズのトレーニング風景。昔、ホテルで会ったカルロス・サインツもそうだったんですが、ラリードライバーの皆さんがトレーニングする時って、なぜに短パン(ホットパンツ?)なんだ(^^;)。

 ところで、フィンランド諜報部員のLコネンさんからビックリなニュースが届いております(^^;)。ミッコ周辺にあれやこれや......? 明日アップ予定のニュースをお楽しみに〜。


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スイフトとジンクス。

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 新型スズキ・スイフトスポーツが発表されましたね。イメージカラーがブリットイエローではなく、ホワイトであることに一抹の寂しさを感じますが(^^;)、素直にカッコイイと言えるエクステリアですな。

 実は最近、実家がいつの間にかSX4からスイフトにクルマを買い換えていました(またもやスズキ!)。実はイヌスケの家族周りでは、購入したクルマが全てラリーベースになるというジンクスがあります(そこ、『気持ち悪い〜』とか言わない)。

 僕自身も、フォードKA→フォード・フォーカス→シトロエンC4と、全てラリーベース車。まぁ、僕自身はラリーベース車と分かって買っている訳ですが、実家の場合は何のインフォメーションもないのに、SX4ですからね(^^;)。

 ってことで、ウチのジンクスを信じるならば、スイフトのラリーカーが作られるはず(えっ(^^;)?)。スズキ様、是非S2000かWRカーでお願いします。


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フツーのS2000でいいです。

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 本日、なかなか興味深いニュースがアップされました。ポーランド選手権第4戦ジェシュフ・ラリーにフォード・フィエスタRRCを持ち込んだミヒャール・ソロボブが、「フィエスタRRCは駄目じゃこりゃ」と、盛大にダメ出ししているのです。

 どうやら30mm径リストリクターで絞られた1.6Lターボエンジンで、2.0L NAエンジンを搭載するS2000に対抗するのは厳しい様子。ソロボブ自身も、次戦からはこれまで使っていたフィエスタS2000に戻す予定だそうな。

 と、ここで思い出したのは、先日のラリー・フィンランドでWRCデビューを果たしたスバル・インプレッサWRX STI R4。ドライブを担当していたP-Gアンダーソンは、『グループNよりは速くなれるけれど、S2000と同じレベルまでは、ちょっと厳しいかな』なんて言ってました。ご存知の通り、R4は、S2000と同じ選手権を戦うためにグループNの規制を緩めたマシンです。

 つまり、違う規格のマシンをイコールコンディション化するのは、どんなに頑張っても無理なんですよね(^^;)。これで1.6Lターボエンジンの規制を緩めたら、既存のS2000ユーザーは激怒するだろうし、R4も絡んできて問題はさらに複雑化(^^;)。

 この辺りキチンと整理しないと、チームもファンも混乱するばかり。FIAには是非ともシンプルかつ、分かりやすいレギュレーションを導入して欲しいものですな。ちなみに、パフォーマンス云々はさておき、フィエスタRRCのテストカーのカラーリングはカッコイイのでは(^^;)。


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なぜか、エマ。

 なんだかんだと2週間も旅に出ていれば、37歳のポンコツボディーに疲れが蓄積されていたようで、昨晩は12時間ぶっ続けで爆睡しました。そこで見た夢の主人公が彼女(^^;)。

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エマ・ギルモア。

 なぜかラリー・フィンランドのサービスパークで、彼女にインタビューしているんですよね(^^;)。何を聞いて、どんな答えが返ってきたかまでも、克明に覚えてるし(文字に起せと言われれば出来そう)。朝起きた時のドッと疲れた感じが、もう......(^^;)。

 それにしても、なんでエマだったんでしょうね。フィンランドに出てなかったし、そもそも特に興味があった訳でも(^^;)。深層心理で彼女に関心ありまくりだったってこと?


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東京は遠い。

 よ〜やっと日本に帰ってきましたよ......関西国際空港に(^^;)。

 今回の出張はフィンエアを利用したんですが、帰国の成田便が取れなかったのです。関空〜羽田のフィンエア提携JAL便は数が極端に少ないため、午前便の後に到着する国際線乗り継ぎは、全て夕方便に回されてしまいます。

 9時に関空に着いて、羽田に向かうのは17時半(^^;)。分かっていたとはいえ、長かった......。スゴロクでゴール目前にたどり着いているのに、『1』の目が出るまで上がれない気分を久々に味わいました。

 とはいえ、昨今の空港はシャワーも浴びられれば、ソファーで眠むれるスペースもあるし、日本の空港だけに食事もバッチリ。でも、『帰ったら、アレを食べようかな〜♪』なんて色々考えていたのに、結局選んだのはコレ。

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カツカレー(^^;)。

 迷わずカッコんで来ました。昨今、日本食レストランがそこら中にあるヨーロッパでありますが、いわゆる『カレーライス』には、なかなかお目にかかれないんですよね。カリーではなくカレー。日本の味を美味しく頂きました(^^)。


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この空が僕を誘う。

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 ペター・ソルベルグの怪我の一報におののきつつ(大事ではない様子)、2週間に及んだヨーロッパ取材&放浪の旅も、そろそろ終わりが見えてきました。

 今回もフィンランド&エストニアではLコネン夫妻にお世話になりまくり。彼らがいたからこそ、僕のぽんこつアンテナではキャッチできない、興味深いネタをたくさん拾うことができました(『こぼれ話』のいくつかは彼らが持って来てくれたネタです(^^))。

 これだけフィランドばかりに来ていると、『そんなに好きなのか』と各方面から疑問をぶつけられます。『いや、行けるラリーがココしかないんです』なんて、斜に構えて答えていますが、やっぱりなんだかんだ言って大好きなラリーです。

 なんでもラリー委員会長のマホネンが、ラリー・フィンランドの開催時期を変えようと目論んでいるとか。願わくば、エアチケットが爆上げされる8月中旬ではなく、7月下旬〜8月初頭開催のままでいて欲しいところです。遠く極東のラリー者の意見なんぞ、FIAまでは届かないとは思いますが(^^;)。

 写真は日曜日に撤収作業中のサービスパークです。毎回、この風景を見るたびに、『またここに来られるといいなぁ......』なんて思いながら、サービスを後にします。今年のフィンランドは天気の大崩れもなく、そして写真のようにどこまでも青い空が広がりました。

 次のBlogは日本から。通常営業に戻ります (^^)。そして、気がつけば、WRC第9戦ラリー・ドイッチュランドも目の前です。


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至福の欧州甘い物探訪。

 なんだか、先週の今頃はラリー・フィンランドが佳境を迎えていたなんて、夢のようだ(^^;)。ってな訳で、エストニア、ベルリンを巡って、またもやヘルシンキに戻ってきましたよ。ヨーロッパ滞在もあと一日、さて何をしたものでしょう。極上ディナーを食べようにも、土曜日のヘルシンキでナイスなレストランを探すのはなかなか難儀だしなぁ(^^;)。

 ならば、食事は軽く済ませて、大好きなエスプラナディ通りのソフトクリームでもかぶりついてきますかね。そういえばこぼれ話やBlogでもアップできなかった、甘い物ネタがいくつかあるので、紹介しちゃおうかな。

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 ハープサルの市場で売っていたビスケット。自動車柄に惹かれて思わず購入しました。値段は10枚ほど入って40セント(約45円)。味はいわゆるフツーのビスケット、牛乳が欲しくなります。

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 パルヌのカフェで食べたチョコレートケーキ。なんと50セント(約56円)です(^^;)。まぁ、スペシャルに美味い訳じゃないんですが、ガリ●リ君よりも安いケーキですぜっ(^^;)。エストニアはタリンからちょっと外れると、食べ物がリーズナブルです(そして普通に美味)。

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 こちらはベルリンのカフェで注文したパフェ。7.2ユーロ(約800円)ナリ。砕いたべっこう飴にリキュールがかけてあって、激しく美味。日本だとレストラン等でパフェを頼む時、一瞬躊躇してしまうんですが(結局頼むけどね)、ヨーロッパではそんな遠慮は無用。リブステーキが似合いそうなゴツいオッサンでも、巨大パフェにかぶりついています。

 今日のBlogは、スイーツ男子(そもそもオッサンです)全開になってしまいました(^^;)。ラリー・フィンランド開催中は、ハードスケジュールに挫けそうな時にプレスルームのアイスを貪り食って凌いできた訳だし、たまにはこんなユルネタもアリってことで......。


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ベルリンにてドイツを味わう。

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 え〜、流れ流れて、ドイツに辿り着きました。え? もうラリー・ドイッチュランド? いえいえ流石に違いますよ(そこまで気が早くありません(^^;))。何度も訪れているトリアーではなく、今回は首都ベルリンにやって来ました。

 実はフランスもイギリスも死ぬほど行っているのに、パリやロンドンを観光したことがなかったりします(^^;)。ドイツに関しても『きっとトリアーだけに行き続けるのだろうなぁ......』なんて思っていたんですが、友人が引っ越したこともあって、今回初上陸となりました。

 この街、とにかく緑が多いです。ヘルシンキも緑が美しい街なんですが、ここは僕が訪れたヨーロッパの街でも一番緑地面積が大きい印象。そして、近年観光に力を入れていることもあって、街中はTシャツ&短パンの観光客で溢れかえっています(自分もガッツリ観光客なんですが)。

 当然、レストランの数もかなりあります。その中から、せっかく遥々ドイツに来たのだから、久々に食べたのはコレ。

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シュニッツェル!

 ラリー・ドイッチュランドに行くたびに死ぬほど食べていたんですが(^^;)、2006年以来ドイツに来ていなかったので、久々に食べたくなっちゃったんですよねぇ。友人が各方面に声をかけて調べてくれただけあって、『Bratle』のシュニッツェルは衣にコーンフレークを使っていて、サクサクジューシーで非常に美味。ここはまた行きたいな。

 今回はブランデンブルク門に行ったり、ベルリンの壁を見たりと、友人のお陰でかなりガッツリ観光したんですが、せっかくなのでドイツでラリーフレーバーを探してみました。ま、ラリーベース車はそこそこ走ってるんですが(ポロとか(^^;))、2週間後に控えたラリー・ドイッチュランドに向けた煽りは、首都ベルリンにおいて一切ナシ。

 どうやらシトロエンがキャンペーンのために、ベルリンにDS3WRCを持ち込んで撮影はしたみたいなんですが......(^^;)。そんな中、WRCとは言わずにモータースポーツに枠を広げて、ようやく見つけたのがコレ。

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 セバスチャン・ベッテルのイチゴジュース(^^;)。一瞬、買って帰ろうかと思ったけど、重たいし、誰のためだか分からないので止めました。

 明日はヘルシンキに戻ります。そして、僕の短い夏休みもそろそろ終わりです。


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キャビアなのに赤い。

 エストニア・タリンからフェリーでフィンランド・ヘルシンキに戻ってきましたよ。帰りのフェリーは、酒&チョコを大量購入するフィンランド人でカオス(^^;)。フィンランド〜エストニア間の公海上は免税となるので、皆さんガッツリ買いまくりです。

 ビールなんてケース6ケースセットなんて売ってますからね(カート付き(^^;))。当然レジも大混雑な訳で、キャッシャーのオバちゃんも凄まじいスピードでこなしてます。ここでグズグズ20セント玉なんて探していると、『ギロリ(怒)』と鋭く睨まれちゃいます( 睨まれた(^^;))。

 さて、タリンでのこと。ツーリストインフォメーションで教えてもらったお薦めレストランは、なかなかの雰囲気。メニューを見ると『キャビア&パンケーキ 8ユーロ』とあります。これは安い!

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 鼻息荒くオーダーしてみると、黒い宝石ではなく見慣れた赤いイクラでした(^^;)。どうやらこちらでは魚卵全体を指して『キャビア』と言うようです。これ自体は、モチモチのパンケーキに塩味の効いたイクラとサワークリームがマッチして、とても美味かったんだけどね。

 そして、ここでラリー・フィンランド取材&エストニア旅行でお世話になりまくりだった、Lコネン夫妻とお別れ。彼らがいなければ、エストニアのベネチア(ハープサル)にも、カリフォルニア(パルヌ)にも行けませんでした(^^;)。本当に感謝感謝です。また、来年もフィンランドで会えますように......。


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想いはバルト海を臨む。

 せっかくエストニアに来たのだからと、タリンにあるというマイケル・パークの追悼碑に行ってきました。

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 この立方体のモニュメントが置かれているのは、タリンの中心地から海岸線に沿って東に2kmほど行った、海辺に建てられています。

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 表には『MICHAEL PARK 1968-2005』の文字、そして裏側にはユニオンジャックのレリーフと、以下のメッセージがエストニア語と英語で刻まれていました。

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TO A BOLD AND DEDICATED ENGLISH RALLY DRIVER ON BEHALF OF ESTONIAN FANS 20.06.2006

(エストニアのファンを代表して、大胆でひた向きな英国人ラリードライバーへ)

 2005年のラリーGBから6年。太陽が反射してキラキラと輝く中、6年前のあの日のことを思い出しつつ、僕も静かに祈りました。

 さて、しつこく続けてきた『こぼれ話』フィンランド編ですが、ようやくフィナーレを迎えました(そこまで大袈裟なものでもありませんが(^^;))。これでも、まだアップしていないコマネタが少々あるんですが、それは次の機会にとっておきましょう。ヒマつぶしのネタになりましたら、幸いであります。


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20年前のこの場所。

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 本日もエストニアからです。

 せっかくここまで来たのだからと、少し足を伸ばしたのはエストニアのカリフォルニアと呼ばれる(誰からだ(^^;))パルヌ。タリンからは南に200kmくらい行った所にあります。バルト海に面した湾一帯のビーチは果てしなく遠浅で、波もほとんどありません。フィンランドからほど近いとあって、フィンランド人達がゴロゴロとビーチで寝そべっています。

 写真だと水の色が江ノ島のようですが(^^;)、砂浜が粘土質なためで(美白効果ありだそうな)、水は透明でなかなか素敵なビーチです。まぁ、カリフォルニアというよりは、九十九里浜と言った方がしっくりくるけどね(^^;)。

 ビーチでぼんやり過ごした後、立ち寄った街の骨董品店で、ソ連時代の勲章を発見! しかもたった5ユーロです。店の主人によると、共産党勤続15周年で誰かに与えられたブツだそうな。実はソ連ネタには激しく萌えてしまうたちなので、迷わずふたつ購入(どこに付けて行く気なんだ(^^;))。

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 ちなみに、こちらは街の市場に停められていたラーダ2101。ソ連時代にフィアット124をベースに造られたクルマですね。市場で蜂蜜を売っていたおばあさんの愛車らしきものなんですが、蜂蜜を購入した折りに、『アイタ(エストニア語のありがとう)』と声をかけると、彼女から返ってきたのは『スパシーバ(ロシア語のありがとう)』だったりして。

 エストニアがソ連から独立したのは、今から20年前の1991年。今年からはユーロ圏に加入したり、さすがにソ連時代の面影は失われつつあるようですが、探せばそこかしこにうっすらと残っています。

 さて、本日はセバスチャン・オジエの『天下取ったる!』フィンランド編が公開されました。あの人ってば、今回も読者からの質問に応えることを忘れていますが、おそらくガッカリな結果で、頭に血が上っていたのでしょう(^^;)。3位表彰台とは思えない内容になっておりますので(^^;)、是非ご一読を!


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マルティンの国より。

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 ユバスキラでの怒濤の日々に続いて、やって来たのは、マルコ・マルティン、ウルモ・アーバ、最近だとオット・タナクの出身地、エストニアです。実は2004年にもエストニアを訪れているんですが、あの時は高速船で往復して、タリンの旧市街をふらついただけ。今回は、3日間ほど骨休めに来ています。

 滞在しているのはタリンから南西に90kmほど行ったハープサル。バルト海に面する保養地なんですが、8月のヨーロッパはすでに秋。ビーチで寝転がるには少し寒いです(^^;)。ハープサルは、かのハンザ同盟の時代から栄えていた事もあって、街には写真のような城壁もあります。のんびりしていて、なかなか良い所です。

 実は以前、アーバから『僕の顔がプリントされた洗剤が売られていたんだぜ〜』と自慢されたので、早速スーパーマーケットを探してみたんですが、売ってません(^^;)。タナクあたりがもう少し有名になったら、ラベルに登場してくるんでしょうかね。ちょっと来るのが早かったか(^^;)。

 さて、早速ですがセバスチャン・オジエから日記が到着しております。今回も彼の本音が炸裂しているそうですよ(^^;)。こちらは、明日にもアップされる予定ですので、お楽しみに!


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『ラリー村から日本の友人へ』